ハゴロモ の商品レビュー

よしもとばなな【著】

2009/10/04

けんじくんが絶対すきだよってかしてくれたらほんとうにすきでした。

小説って読むと必ず、作者の意図通りにまんまその世界に引き込まれて生活に支障をきたすから実は苦手で、この小説も例外ではなく。

色んな過去と今をいったりきたりする主人公の姿がシーソーを連想させて、自分も一緒になっていったりきたりしてるうちについ泣き出しそうになってしまいました。

でもなんか、血液がサラサラになって健康になるのと似ていて、何度かこの作業を繰り返すうちに、コチコチだった心の武装が解けてきた気になりました。束の間のフリーダム。水の音すきです。

また何か読みたい、かしてｗ

2013/07/27

泣いてる時に、ハンカチで涙を拭ってくれるような
背中をとんとんと叩いてくれるような
泣き止むまで頭を撫でてくれるような、
そんな
暴力的なまでの優しさなんかじゃなくて

そっと隣にいてくれるような
日だまりの中でうとうとしているような
生温いけれど
優しさや暖かさで溢れた場所を
ホッと一息つけるような場所を

そっと用意してくれてるような、そんな作品。

悲しい事があった時
寂しい気分になった時
そんな時は、ハゴロモに包まれたら、きっと安心。

2009/10/04

それでも選んでしまうよしもとばななパワー。笑 どこかできっと期待してるんだよね、初期の雰囲気をかもし出す小説が、きっとまた描いてくれるって。押し付けがましくてすんません。
むつかしい内容。
でもばななさんも落ちてたときに描いた本らしい、なるほどと思える。

2009/10/04

すっきり。爽快感。
心もからだも軽くなった感じ。

川が私の嫌なこととか悩みとか
全てを洗い流してくれたかのような
錯覚に陥ります。

落ち込んでるとき
肩に力が入りすぎてるときに読めば
流れに身を任せてみるのもいいのかなと
思えてくると思う。

2011/07/17

最後の夢の中の話が良かった。ほたるとみつるは実際に死に際にあっていた。そんな奇跡もあるのかもしれない。なかに出てくるラーメンが本当においしそう！

2009/10/04

「再生」という感じのお話。
ちゃんと時期を待ったり回復したりできるのであれば、無理はしない、って大事なことだなあ、と。『人々は質の悪い焼肉やすぐだめになってしまう服を狂ったように買い込み、いろいろなうさを晴らしているようにも見えた』本当に、つくづくそう思う。
2006/02/10読了

2015/09/06

無理はしちゃいけない。ほんとそうだなぁ。
「背中に矢がささったまま生きていたカモの感じ」てとこが、すごくよくわかった。
冷たい水に体をひたすみたいに少しずつ復活してゆく主人公。私も復活したい。。
読むのは２回目でした。やっぱり癒し本。

2011/3
ひさしぶりに読みました。
読んだの３回目。
やっぱり好き。何度読んでも癒されます。
好きな部分がたくさんあるのですが、また読んだ時にメモしようと思います。

2015/9
またまた読みました。
プチうつ？てくらい気力がなくなったときに。
またまた癒されました。
いつも内容忘れるんだよね。。
愛人に突然縁を切られた主人公が、実家に戻り、川のある風景、おばあちゃん、みつるくん、るみちゃんに癒されてゆくお話。むりをしたらいけない、心の傷はゆっくりゆっくりなおしてゆけばいい。あせらなくていいんだ、って思わせてくれるお話。好きだな。文庫本買って良かった。またいつか読むだろうと思います◎

2009/10/04

よしもとばななさんの本の中では一番好き。人の生命力とか生きる強さを感じる。人は自然の中で生かされているとき、そんなに弱い生き物ではないと感じた。

2009/10/04

ばななさんばかり読んでたときに、一気に読みました。なんでこんなに切なくて優しいのだろうか、って思いました。

2009/10/04

あたしてきにあの子がすき。あー名前なんていうんだっけ！（おいコラ）独特の雰囲気をもってるってすごいことだと思う。みつるくんとえっちしちゃえ！！そしてけっこんしちゃえ！！
よしもとばななさんのつつみこんでくれるかんじの文章が全面にでてるなー。