ブレイブ・ストーリー(下) の商品レビュー
小学生が主人公と言うのもあり読んでなかったが、名前が亘と同じ名前だったので読みだした。 全巻読んでの感想になる。 物語の最初は現世と言うなの現実世界、大人が皆んなロクでもなくてイライラする。 幻界に旅立つところから漸く盛り上がりだすんだが、どうにもハラハラドキドキ出来ずだった。...
小学生が主人公と言うのもあり読んでなかったが、名前が亘と同じ名前だったので読みだした。 全巻読んでの感想になる。 物語の最初は現世と言うなの現実世界、大人が皆んなロクでもなくてイライラする。 幻界に旅立つところから漸く盛り上がりだすんだが、どうにもハラハラドキドキ出来ずだった。 運命を変えるってあの父親と母親がより戻した所で…と言う思いもあった。 主人公の性格も掴み辛く、幻界と言う設定もどうにもしっくりこない。 旅人によって幻界は変わるとは、登場した人が現世の知人に似てたりするのもそのせいなのだろうが、では旅人がいなければその知人に似た人物は存在しないのか、存在はするが別の旅人が見たら違った人物に見えるのか。 もし存在しないとすれば、幻界の人々にとって旅人とは創造主に値するのではないか。 私の理解力がないのか腑に落ち点が多い。 アクションシーンも動きが頭に入ってこず、何度か前後を読み直しても分からず諦めた所がある。 どうにか最後まで読みましたが、私には合わなかった。
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家族の日常を取り戻すため、小学生のワタルが幻界へ旅立つ話。旅をしながら自分や周りに向き合い、成長していく姿に勇気づけられる。上中下巻と長いけど、長さが気にならんくらい読み進める度に面白くなる。
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最後の下巻でカッツとロンメル隊長か表紙というのがとてもアツかったです。笑 何においても自分と向き合うということはとても大事で、人にとって1番難しいことなんだなと思いました。
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キャラクターは魅力的。どんどん読めた。 ミツルとの決着があっさりしてて、あれ?って感じ。もう少し山場がほしかった。 最後はファンタジーの主人公らしい終わり方だった。 宮部さんのファンタジーは、私に合わないことがわかった。
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ブレイブストーリー完結! 「ハルネラ」でヒト柱が必要とわかった時の混乱の描き方が本当に起こりそうだなと思えて良かった。 ワタルの分身について。 ・前巻でヤコムとリリを殺した分身 ・デラ・ルベシ特別自治領の元旅人は旅を挫折した姿 ・ミツルは幻界で手段を選ばず利己的に振る舞った姿 全部亘のifの姿じゃないかなと思った。 最後の宝玉が常闇の鏡とセットであるということは、ミツルがいなかったら亘が封印をとかなきゃいけない訳だし。 序盤のドロドロがすごく丁寧だったから、幻界の分身でなくもっと現実の父親と向かい合って欲しかった。全編終わるまで腹立たしかった。あっさり終わってがっくりした。
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大好きな話。 運命を変えてもまた辛いことや悲しい事はおこる。変えるべきは自分だよねって気づく。 上巻からのワタルの成長には涙が出てきて、頑張れって応援していた。
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活字中毒の私がアニメ映像を見に行く程大好きな作品。映像もいいけど、映画の尺では収まりきらないこの作品の根底にあるテーマをじっくりと楽しむには、長い原作を読まないと不可能だと思う。そもそも映画ではほぼ描かれていない。 この作品の好きな所は、現実ではあり得ないファンタジー世界の中にも現代問題、人種差別が織り込まれてる反面、勇者、ヒト柱、ハルネラ等のファンタジーが混在する点。 キ・キーマの愛嬌があってお調子者プラス凄い気遣い屋、仲間思いだけど大男の戦闘タイプというのがまたギャップがあって魅力的、、ミーナもファンタジーのヒロインらしく芯がある明るいタイプの女の子という素敵なひと達がいるのもこの作品の素敵な点だと思う。 ワタル、ミツルの年代で背負うには重い内容だけど、ファンタジー小説が好きな方は楽しめる作品だと思う。
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長かった旅。 様々な人々との出会い、別れの末に 亘が出したある答えとは・・・? 中~下巻は一気に読んでしまいました。
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読み終わってしまった。。。 どうしよう…寂しい…キ・キーマにもう会えないとか認められない…涙 みなさんのレビューでも書かれている通り、えっ?小学生にここまで背負わせる?ってくらい重く、辛い描写が続きます。10年以上前の本にも関わらず凄い過酷な内容…。亘君の事情もさることながら、...
読み終わってしまった。。。 どうしよう…寂しい…キ・キーマにもう会えないとか認められない…涙 みなさんのレビューでも書かれている通り、えっ?小学生にここまで背負わせる?ってくらい重く、辛い描写が続きます。10年以上前の本にも関わらず凄い過酷な内容…。亘君の事情もさることながら、もう同級生の美鶴君に至っては本当、心配過ぎる。 冒険の中でも差別や戦争、宗教問題などが描かれており、テーマとしては中々考えさせられる内容。 とてもとても長く、実際に冒険が始まるのは『中』になってから。 人間関係や心理描写、伏線が丁寧に描かれており、それなのにだらだらと引き延ばしている感じはありませんでした。全部、物語を形成するのに必要な言葉で、もう、さすが宮部みゆきさん。 『下』は走り出した物語がさらに加速して勢いを増し、一気読みでした。 読後はしばらく冒険の余韻に浸っておりました。 最初は年相応の子どもだった亘君が、仲間との出会いや別れ、試練を経験しながらいつの間にか成長している姿に、母ポジで感動したり。 美鶴君は途中から歳上なんじゃないかって思うくらい達観していて、私の中では美鶴さん。でした。美鶴さんの冒険はどんなだったのかな。一見非道に思える言動も、そう思わないと立っていられなかったんだなぁ…とすっかり信者。 ファンタジーものは、最初っから全てがその世界で完結しているもの(上橋菜穂子さんのような)が好きで、現実から非現実世界に行く的な話は入り込めない感じがしていてあまり読んでこなかったのですが、そこが交差するからこその魅力を体感できました。 宮部みゆきさんのお話はがっつり事件物も好きですが、パラレルワールドとかの不思議世界のものもとっても魅力的だなーって思います。そして、この方の描く「子ども」がとても生々しくて好きです。
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長かった〜やっと読み終わった。上中下で1ヶ月くらいかかっのかな。 映画を見たのが小学生のころなので、20年ぶり?くらいで、懐かしい気持ちでいっぱいだった。 ファンタジー小説なので頭の中で非日常なイメージしながら読むのはちょっと大変だった。慣れてないからかな。 物語りとしてはワタ...
長かった〜やっと読み終わった。上中下で1ヶ月くらいかかっのかな。 映画を見たのが小学生のころなので、20年ぶり?くらいで、懐かしい気持ちでいっぱいだった。 ファンタジー小説なので頭の中で非日常なイメージしながら読むのはちょっと大変だった。慣れてないからかな。 物語りとしてはワタルが良い子で良かったと思う。一方でミツルはどうしてそうなった?って感じ ミーネのキャラは可愛いかった。 正直な感想はそこまで面白くないと思ってしまった。それは私自身が大人になってしまったからなのか、そう思うと少し悲しくなる。
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