殺人の門 の商品レビュー
反則レベルの悪人に生涯つきまとわれ、 もうコイツそろそろ殺ってもいいんじゃないか?・・・と思うたびに 「まだまだー!」「まだまだー!」と先延ばしにされるのが 非常にストレスでした。
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内容、どうしても殺したい男がいる。その男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。あいつを殺したい。でも、私には殺すことができない。 東野圭吾作の小説
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とりあえず,後味の悪い内容でした。 何の救いもない最後。 人ってこんなにイヤラシクなれるんだー,と思った。 ---------------- 「私が彼に教えたことは単純です。成功するには捨て石が必要だ,ということだけです」 (中略) 「捨て石として役に立たないほどには幸...
とりあえず,後味の悪い内容でした。 何の救いもない最後。 人ってこんなにイヤラシクなれるんだー,と思った。 ---------------- 「私が彼に教えたことは単純です。成功するには捨て石が必要だ,ということだけです」 (中略) 「捨て石として役に立たないほどには幸せにしない,ということです」(p.599)
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幼いときは裕福な家庭に生まれた主人公が、あまり恵まれていなかった小学校の同級生に騙され、大人になってまで何度も騙されて殺意を抱いていくという作品。 うーん、かなり前に読んだけども、確かに他の人のレビューにあるように、「それはいくらなんでも騙されすぎだろう・・・そんなヤツと付き合...
幼いときは裕福な家庭に生まれた主人公が、あまり恵まれていなかった小学校の同級生に騙され、大人になってまで何度も騙されて殺意を抱いていくという作品。 うーん、かなり前に読んだけども、確かに他の人のレビューにあるように、「それはいくらなんでも騙されすぎだろう・・・そんなヤツと付き合うなよ!」と確かに突っ込みたくなる・・・ あんまりオススメできないかも・・・
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相当、面白かったです。 ボリュームのある小説ですが、文章の上手さもあって、長さを感じさせず、一気に読めました。 「殺人の門」というタイトルや、また冒頭の伏線からも、主人公が最後にこの門をくぐるであろうことは予想できますが、そこに至るまでの道のり、紆余曲折が、10年以上にもわたって...
相当、面白かったです。 ボリュームのある小説ですが、文章の上手さもあって、長さを感じさせず、一気に読めました。 「殺人の門」というタイトルや、また冒頭の伏線からも、主人公が最後にこの門をくぐるであろうことは予想できますが、そこに至るまでの道のり、紆余曲折が、10年以上にもわたってていねいに描かれています。 また主人公とは別に、もうひとりの最重要人物があり、彼が一番の曲者です。 こんな人物と人生で事故のように出会ってしまい、かかわり合うことになったら、相手の人生は大きく狂ってしまうでしょうと思うほどです。 それにしても、東野圭吾はすごい、と思わされます。 構成がしっかりしていて、文章もこなれており、すっと物語の中に入って行けて、ひきつけられます。 ほかの小説、たとえば「手紙」とか「さまよう刃」同様、やりきれなさの残るラストではありましたが。。。
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・お手伝いを雇えるほどの裕福な家庭に生まれた主人公田島 ・祖母の死と変な噂をきっかけに両親は離婚してしまう ・不幸なことを運んでくるのは、いつも友達の倉持 ・田島は殺意を覚えるようになったが、あと一歩踏み出すことが出来ない ・人がどうやって殺人へと繰り出されるかと言う話 ・現実の...
・お手伝いを雇えるほどの裕福な家庭に生まれた主人公田島 ・祖母の死と変な噂をきっかけに両親は離婚してしまう ・不幸なことを運んでくるのは、いつも友達の倉持 ・田島は殺意を覚えるようになったが、あと一歩踏み出すことが出来ない ・人がどうやって殺人へと繰り出されるかと言う話 ・現実の殺人犯たちもこのような考えを持っているのかと疑問に思った
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長編なうえに、ずっと「ううぅぅ」という暗い気持ちが変わらない状態で読み進めなければいけないので怖かったです。悪意、憎悪、殺意のストーリーなのでとにかく怖い。っていうか、気持ち悪かった。東野さんの中ではあんまりすすめたくない本でした。
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ぶあつーーくて、字もちいさーーーいw けど結構好きかも。 まだ全然読み始めやけど、 最後まで気の抜けない本でした。 進めば進むほど緊張感がはりつめます。 やっぱ題名って大切やね。 幼少期から大人まで。 段階をおっているからこそわかる様々な感情。 複雑でした。 絡み合いがおも...
ぶあつーーくて、字もちいさーーーいw けど結構好きかも。 まだ全然読み始めやけど、 最後まで気の抜けない本でした。 進めば進むほど緊張感がはりつめます。 やっぱ題名って大切やね。 幼少期から大人まで。 段階をおっているからこそわかる様々な感情。 複雑でした。 絡み合いがおもしろすぎました。 最後は怖くて眠れなくなりそうでした。w
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「とうとう殺ったか」というのが読み終えた直後の感想。 主人公が、少年時代から度々殺意を抱きながらも、その都度懐柔されて陥れられていく様子は本当に歯痒い。最後少しだけカタルシスは得られたけど、やりきれない思いも半分。
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主人公は何度も騙されてばかだなーと思うけれど それは第三者として見ているからで、 実際に自分の身に降りかかったら 100%回避できるだろうか。と後から思いました。 できれば最後にもっと大逆転が欲しかったかな。 でもおもしろかったです。
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