殺人の門 の商品レビュー
つらいです。
とにかく弱者と強者を見せつけるような作品です。騙され続ける主人公があまりにもどかしく最後まで読めませんでした。
ピンクちゃん
東野さんの多くの作…
東野さんの多くの作品のなかでも、これはかなり好きです。人間のじめじめしてる部分(本質?)を描かせたら、人気作家のなかでも右にでるものはないないのでは。清張っぽい抉り方に嵌ります。
文庫OFF
とにかく暗い話で気が…
とにかく暗い話で気が滅入ってくるが、抜群のストーリーテリングでぐいぐい読ませてくれる。
文庫OFF
東野さんの作品は大好…
東野さんの作品は大好きです。この作品もどんどん話に引き込まれます。主人公は幼い頃は裕福な家庭で育ったのだが、ある事がきっかけに両親の離婚、父親の借金で不幸が降りかかってくる。高校卒業後、寮付きの会社に就職して普通の生活が出来るようになるが、またもや足を引っ張られてしまう・・・。主...
東野さんの作品は大好きです。この作品もどんどん話に引き込まれます。主人公は幼い頃は裕福な家庭で育ったのだが、ある事がきっかけに両親の離婚、父親の借金で不幸が降りかかってくる。高校卒業後、寮付きの会社に就職して普通の生活が出来るようになるが、またもや足を引っ張られてしまう・・・。主人公の影で、主人公が不幸になるように誰かに導かれているかのように。すごくいらいらするが、最後まで気が抜けない作品です。
文庫OFF
東野さんの多々ある作…
東野さんの多々ある作品の中でもかなり気に入っている作品です。倉持という友人に振り回され続ける主人公と、相手を騙し利用する事でしか関係を築けない不器用な倉持の人生が描かれています。人生や、人との関わりについて深く考えさせられた作品でした。
文庫OFF
同級生の倉持修と主人…
同級生の倉持修と主人公の田島和幸の人間関係を中心に、田島の人生が描かれています。学校での、いじめや社会に出てからの悪徳商法の仕事など、読み始めたら止まらなくなる程に本の中に引き込まれました。
文庫OFF
とにかく主人公の不甲…
とにかく主人公の不甲斐なさにイライラさせられます。なんで気付かないのか!お前は嵌められてるんだ!と自分が完全に東野マジックにはめられていました。年寄りを騙すセールス、思いを寄せた子の自殺、そして仕組まれた結婚と読者は次々に心を傷つけられます。
文庫OFF
人はどれほど人を憎め…
人はどれほど人を憎めば限界点を越えることができるのか。つまり、殺人を犯すことができるのか。 私は少なからず2度は倉持に殺気を感じたけれど、私が限界点に達する瞬間があるとすれば、それは倉持にではなく美晴にだろうな、というのが正直な感想。彼女の言動には何か普通人を怒らせる、それも超...
人はどれほど人を憎めば限界点を越えることができるのか。つまり、殺人を犯すことができるのか。 私は少なからず2度は倉持に殺気を感じたけれど、私が限界点に達する瞬間があるとすれば、それは倉持にではなく美晴にだろうな、というのが正直な感想。彼女の言動には何か普通人を怒らせる、それも超ウルトラC級の怒りを呼び起させる瞬間があるように思う。 全てにおいて騙される方が悪い、という言葉が共通するよう思う。それでも離れがたい何かが倉持に備わっているのだろうか。
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衝動的ではない「殺人…
衝動的ではない「殺人」という、人間としての大罪を犯すには、どのような動機があれば…というテーマで描かれた小説。主人公は、これでもか、これでもかという状況に耐えに耐えて、遂に…。テーマは判るが、ちょっと長い。
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人が人を殺すために必…
人が人を殺すために必要な何かとは。この物語の最大のテーマです。主人公は人を殺すのに必要な何かを手に入れられず、持て余した殺意に翻弄されます。東野作品らしい一書だと思います。それにしても東野氏の構成の緻密さは圧巻です。
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