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殺人の門 の商品レビュー

3.4

407件のお客様レビュー

  1. 5つ

    52

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    138

  4. 2つ

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憎しみ、怒り、殺意。…

憎しみ、怒り、殺意。読後の後味は決して良くないが、そう感じるのが人間として当然だろう。

文庫OFF

ぶっちゃけあんまりよ…

ぶっちゃけあんまりよくわからなかった。あんまり主人公に共感できなかったです。主人公が辛い幼少期を過ごして気持ち的に辛かったからだからかなと思います。

文庫OFF

主人公がよく言えばお…

主人公がよく言えばお人よし、悪くいえばどうしようもないバカなので読んでいて共感がわかない。そういう意味でものすごくイヤな気分で読み進められる。それを作者が狙ったのなら大成功。

文庫OFF

幼い頃からずっと、関…

幼い頃からずっと、関わり合いを持つと何がしかの災いに巻き込まれて人生の進路を狂わされてきた存在。果たしてこういうのも腐れ縁というのかどうかは知らないが、とにかくそういう人物をいつかは殺してやると延々思い続けた男の半生記録。「悪意」「白夜行」でいい加減慣れてはいるのだが、こういった...

幼い頃からずっと、関わり合いを持つと何がしかの災いに巻き込まれて人生の進路を狂わされてきた存在。果たしてこういうのも腐れ縁というのかどうかは知らないが、とにかくそういう人物をいつかは殺してやると延々思い続けた男の半生記録。「悪意」「白夜行」でいい加減慣れてはいるのだが、こういった「不快」をエンタテイメントに昇華させようとするのは(させようとしてないのかもしれないけど)無理がある。少なくとも自分は、悪意と憎悪をスケッチして投げっぱなしにする小説に魅力は感じない。それをリアリティとも思わない。

文庫OFF

力作

たったひとりの存在ゆえに人生を狂わされ続ける主人公。抱き続ける「殺したい」という想い。「あいつさえ死ねば」と暗い情念に駆られながらも手を下せない、その理由は何なのか。重いテーマに真っ向から挑む力作。

yui

2024/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「あなたの場合、何らかの引き金が必要なのかもしれませんね。それがない限り、殺人者となる門をくぐる事はできないというわけです。」 他力本願なくせに全て人のせい。何度も同じ失敗を繰り返す不甲斐ない主人公にはイライラしどおしで、何度も読むのをやめかけたけれど、なんとか頑張った。 けれども。 積年の望みさえもか。 最後まで他人の手のひらの上で転がされる人生。

Posted byブクログ

2024/09/03

最後の最後に倉持の首を絞める和幸。小学生の頃からずっと殺そうと思ってきたのになぜか踏ん切りがつかずにきた彼が殺人の門をくぐったのはなぜか。高校生、働き始めてから、結婚生活、何度も何度も和幸と交差する、交差させる倉持の心の闇、東野圭吾の筆力、すごい…

Posted byブクログ

2024/08/30

YouTubeで紹介されてて気になって読んだ作品。終始暗い展開が淡々と進むのですが先が気になってついつい読んでしまいました。読み終わってもスッキリする内容ではありませんでしたが、いろいろ考えさせられる作品でした

Posted byブクログ

2024/08/29

最初から最後まで嫌〜な気持ちになる1冊です。 面白くないわけではなく、上手くいかない1人の人生とそれを騙す人間の交わりあいをずっと見ていて あれもこれも、そういう事だったのかと面白く収束する部分はあります。 ただ 懲りないなあ、とイライラする気持ちも分かります 笑

Posted byブクログ

2024/08/24

ずーっと胸糞悪い。辞書みたいに分厚くて長いほんやのにずーっと胸糞悪い。 最後も何となく意味はわかったけど、今までの胸糞悪さが解消されるほどスッキリしない でも東野圭吾の情景描写能力が長けているので胸糞悪くてもスイスイ読めちゃう あーコイツもコイツもなんでこんなことするんって思いな...

ずーっと胸糞悪い。辞書みたいに分厚くて長いほんやのにずーっと胸糞悪い。 最後も何となく意味はわかったけど、今までの胸糞悪さが解消されるほどスッキリしない でも東野圭吾の情景描写能力が長けているので胸糞悪くてもスイスイ読めちゃう あーコイツもコイツもなんでこんなことするんって思いながらも続きが読みたくなってしまうそんな本

Posted byブクログ