ビッグバン宇宙論(上) の商品レビュー
古代の天動説から始まり、地動説、ケプラーの法則、ニュートン、アインシュタイン、そしてビッグバンへと、天文学の歴史が文系の人間にも分かりやすく綴られている。天文学というより、科学という人間の限りない営みの歴史と言った方がいいかもしれない。 中学生や高校生に読んでもらいたいと思う本。...
古代の天動説から始まり、地動説、ケプラーの法則、ニュートン、アインシュタイン、そしてビッグバンへと、天文学の歴史が文系の人間にも分かりやすく綴られている。天文学というより、科学という人間の限りない営みの歴史と言った方がいいかもしれない。 中学生や高校生に読んでもらいたいと思う本。
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どこまで本当かわからないけど、とにかく科学者が人間くさく描かれていて面白いです。宇宙論を初めからきちんと押さえたい方にもお薦め。
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★SIST読書マラソン2017推薦図書★ ★図書館だよりNo.58「読書への羅針盤」 南齋 勉 先生(物質生命科学科)紹介図書 インタビューを読む https://www.sist.ac.jp/media/20170602-174228-7612.pdf 【所在・貸出状況...
★SIST読書マラソン2017推薦図書★ ★図書館だよりNo.58「読書への羅針盤」 南齋 勉 先生(物質生命科学科)紹介図書 インタビューを読む https://www.sist.ac.jp/media/20170602-174228-7612.pdf 【所在・貸出状況を見る】 http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=10702267
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SFもの以来のサイエンス本、過去の科学者の考え方・天文宇宙物理学の基本的な考え方を改めて習った。宇宙の起源はダークマターでそこから膨張して現在に至っているという概念である。コペルニクス・ティコブラーエ・ケプラー・ドップラー・ガリレオ等が何に悩みどう切り抜けてきたか参考になった。周...
SFもの以来のサイエンス本、過去の科学者の考え方・天文宇宙物理学の基本的な考え方を改めて習った。宇宙の起源はダークマターでそこから膨張して現在に至っているという概念である。コペルニクス・ティコブラーエ・ケプラー・ドップラー・ガリレオ等が何に悩みどう切り抜けてきたか参考になった。周転円・黒点・空間と時間・光エーテル・一般相対性理論・重力方程式・天の川銀河・超新星・分光学・ドップラー効果等とても懐かしい。これを人に説明できるくらい理解したい。
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天文学史がてんこ盛り。しかしやはり理系なだけあって数字や数式、公式ばかりなので何回か読むことをオススメする。上下巻が発刊されている
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フェルマーの最終定理・暗号解読など化学ものをまとめさせたら右に出る者はいないサイモン・シンの本 「時間の伸びは実際に起こる。GPSは特殊相対性理論の効果を考慮して計算している。」 へぇー!
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すばらしい。 「フェルマーの最終定理」「暗号解読」を、 超えた作品なのではないだろうか。 人間の知には限界がなく、 先達の巨人の肩に別の巨人が乗り、 さらなる高みを目指す。 他の書物で読めば、 おそらくうまく理解できなかったであろう、 天文学的、物理学的理論とその流れも、 ていね...
すばらしい。 「フェルマーの最終定理」「暗号解読」を、 超えた作品なのではないだろうか。 人間の知には限界がなく、 先達の巨人の肩に別の巨人が乗り、 さらなる高みを目指す。 他の書物で読めば、 おそらくうまく理解できなかったであろう、 天文学的、物理学的理論とその流れも、 ていねいに読めばサイモン・シンは理解させてくれる。 人の好奇心と知識欲の到達点である科学のすばらしさ。 読まずに死ぬ事がなくてよかった、 と思わせる 1 冊。 下巻もすぐに読もう。
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フェルマーの最終定理→暗号解読→とたどり着いた。サイモン・シンに外れなし。前2作に比べて本を読みつつ頭をつかう分量は減ったようだが、題材が題材だからしょうがないし、その分ほいほいと気楽に読めた部分もある。わかっちゃう筆力と、何より科学の冒険にどきどきうきうきする。
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普段、上下巻ものはまとめて下巻でレビューするのですが、本書は本当に素晴らしいので各巻に分けて書きます。下巻は現在拝読中。 さて、ワシもレビューを書いている「フェルマーの最終定理」「暗号解読」で一躍名を挙げたサイエンスジャーナリストによる最新刊は、宇宙創生に関わる人類の想像と証明...
普段、上下巻ものはまとめて下巻でレビューするのですが、本書は本当に素晴らしいので各巻に分けて書きます。下巻は現在拝読中。 さて、ワシもレビューを書いている「フェルマーの最終定理」「暗号解読」で一躍名を挙げたサイエンスジャーナリストによる最新刊は、宇宙創生に関わる人類の想像と証明の記録でした。 相変わらず分かりやすい文章構成と素晴らしい和訳(原著が読めないので比較はできませんがとにかく読みやすい)です。 上巻では、古代から近代まで、人は宇宙をどのように規定してきたかが書かれているのですが、これが単純な科学史としても非常に読み応えのある内容です。想像、発見、検証、証明。その線上に今の我々の宇宙観があるんだな、ってことが見て取れます。 所々挿入される、いろんな人たちの台詞(いわゆる名言)も効果的に使われていて、よくこんなの調べて持ってこられるよなぁ……と感心しきりです。 (2007年読了)
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分かりやすい。 丁寧に面白く書かれているので相対性理論やビッグバンが分かったような気になる。 科学者にも個性や思いや葛藤があったんだよなー
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