孤独と不安のレッスン の商品レビュー

鴻上尚史【著】

2009/10/04

＞「どうか君の人生で、『孤独と不安』をごまかすために、“怪しげな宗教”や“体だけを求める男”や“金だけを求める女”や“断定する占い”や“勇ましい国家論”や“密着する家族”や“詐欺のような金儲け”や“社畜が好きな会社”にすがりつくことだけはないように」

2009/10/04

自分的には読んで良かったかどうかは分からない本でした。

彼氏さまに「最近こういう本読んでなかったよね」と言われるまで，意識してなかったのですが，またまた，落ち込みバージョンに入っているのかなぁ・・・？
とりあえず，一人でも平気さっていうことに慣れている自分は大事だなって気もしますが，人に頼るのもそれはそれで大事だなって思うし。
う〜ん。難しい・・・。

2009/10/04

2007.4.26読了。
貸し出し期限を大幅延長にての読了。
私の孤独と不安は偽物なのか、本物なのかどっちなのか、結局わかりません。
てか、自分でわかるものなの？

2009/10/04

苦しいときに読んだら楽になった。

考えることと悩むことは別物。
寂しくなったら、あるいは何かを
してほしいと思ったら、まず自分から
人にお土産をあげる(何かをしてあげる)こと。
これが大事。

2009/10/04

なんかね、宗教っぽい。それは人間の根元に働きかけようとしているからでしょう。ゆっくりと、一つ一つ丁寧に、孤独に負けない方法、不安に負けない方法が書いてあります。勝つ方法はないので書いてありません。孤独や不安になったとき、ついやってしまいがちなことと、それをやらないほうがいいのだという理由。死なないで済むように自分を納得させる方法。他人と他者との違いなど、シチュエーション別のコミュニケーションの距離の取り方。答えなどないけれど、わりとそうしたほうが可能性が高いという書き方で、悲しい思いこみを解きほぐすように書いてあります。いつか、子どもが大きくなったときに、少しずつ伝えなければいけない考え方だと思います。この本の全体に流れる、相手に伝わるように少しずつ様子を見ながら伝えようと思います。孤独と不安という人生につきものの感情は、自分の心の中に生まれるものだから切り離せず、どうにかしてうまくやっていかないといけないわけですから。

2009/10/04

どんな宗教を信じても、どんなに人を愛しても、人は一生、孤独と不安から自由になれない。愛するプラスが多いほど失うマイナスが多いというパラドックス、