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浮世でランチ の商品レビュー

3.3

136件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    25

  5. 1つ

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2009/10/07

話題の作家だけれど、意外に地味な読み応え。でもしみじみきた。粗削りな書き方のようだけれど、巧い。人と人とのつながりを描いています。せつないようなもどかしいような、ぽつんと何かが落ちた陰のような余韻。

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2009/10/04

うん、やっぱりこの人の本好き♡♡ この人の人間の説明難しい微妙な気持ちの描写がすごく好きです。ちょっとランディさんを思い出した。宗教の話がはいってたからかな??

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2009/10/04

うわぁ、これはすごい。浮遊感が気持ちよすぎる。世間との違和というか、浮いてしまっている感じというか。引用したい文章がいっぱい。

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2009/10/04

ナオオーラ初でした。 ランディとかまで奇抜じゃないし、普通なとこと普通じゃないとこみたいなギリギリというか。 思ったより読みやすくて、今後も読んでいきたい作家さんです。

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2011/09/23

・・・他の方と違い、人のセックスを笑うなより好きでした。わたくしというのがちょっと面白くて一瞬わたしの中でブームになりました。宗教ごっこがでてきたり、男の子がちょっと変わっていたから変な方向にいったらどうしようと思って読んでいたけれど、そんなことはありませんでした。でもせっかく外...

・・・他の方と違い、人のセックスを笑うなより好きでした。わたくしというのがちょっと面白くて一瞬わたしの中でブームになりました。宗教ごっこがでてきたり、男の子がちょっと変わっていたから変な方向にいったらどうしようと思って読んでいたけれど、そんなことはありませんでした。でもせっかく外国まで行ったんだから(その為じゃないけど)再会する話にすればよかったのにと思います。

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2011/09/19

う〜ん。なんて言ったらいいんだろう。。。他人とうまくかかわれない主人公の、過去と現在が交互に語られる。物語は淡々と進むし、期待していたようなドラマチックな展開もない。主人公は頑固なくせに気弱でもあり、感情移入できない。でも、なんか惹かれるんだよね。物語の呼吸が、自分の呼吸とうまく...

う〜ん。なんて言ったらいいんだろう。。。他人とうまくかかわれない主人公の、過去と現在が交互に語られる。物語は淡々と進むし、期待していたようなドラマチックな展開もない。主人公は頑固なくせに気弱でもあり、感情移入できない。でも、なんか惹かれるんだよね。物語の呼吸が、自分の呼吸とうまく重なった感じ?言葉ではうまく表せないけれど、前作も読んでみたくなりました。

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2023/07/23

25歳の私と、中学生の私が交差する小説です。 25歳の私は一人でお昼ご飯を食べるOL。でももう会社をやめてタイやミヤンマーへ長期旅行すると決めている。 ちょくちょく一緒に仕事をするミカミさんにもうすぐ辞めるとつげたことでお昼ご飯を一緒に食べた。そして旅先から手紙やメールをする...

25歳の私と、中学生の私が交差する小説です。 25歳の私は一人でお昼ご飯を食べるOL。でももう会社をやめてタイやミヤンマーへ長期旅行すると決めている。 ちょくちょく一緒に仕事をするミカミさんにもうすぐ辞めるとつげたことでお昼ご飯を一緒に食べた。そして旅先から手紙やメールをする約束をする。 一方中学生の私は、不登校だった幼馴染の男の子や、彼が好きな女の子、私がすきな女の子、同級生たちと、『宗教ごっこ』をして遊ぶようになり、その遊びのなかで友情関係が微妙に動く・・ ・・・というお話です。 『宗教ごっこ』というとなんとなくオカルトちっくな話っぽいですが、 そうじゃなくて、思春期特有の不安定な心をそこで紛らわしている感じですね。 だから中学時代の話は甘酸っぱいです。 ミカミさんも、ナニカの神様を信じているらしいし、 私が旅行する場所も神様を大事にする国々・・・。 神様を信仰する姿を通じて、人の心のよりどころ・・っていうか、落ち着く場所っていうかを探している旅のように思えましたね。 面白かったですよ〜〜

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2009/10/04

25才の君枝の話と中学時代の君枝の話を交互に絡めて、ストーリーが進んでいきます。14歳の君枝は、人のえり好みが激しく、数人の友人しか身近に置いていない少女でした。仲良くしたくない人と仲良くするのって、無駄じゃないの。君枝は、繰り返し自分にそう問い掛けています。自己中心的なくせに寂...

25才の君枝の話と中学時代の君枝の話を交互に絡めて、ストーリーが進んでいきます。14歳の君枝は、人のえり好みが激しく、数人の友人しか身近に置いていない少女でした。仲良くしたくない人と仲良くするのって、無駄じゃないの。君枝は、繰り返し自分にそう問い掛けています。自己中心的なくせに寂しがり、そんな年頃の気持ちがよく現れていて、なかなか身に詰まされました。

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2009/10/04

この人がいいのは、 審査員が褒めた「センス」があるから というよりも その「センス」がすごく危険なところにあるから。 読むたび毎回、ハラハラしてる。 そう言う意味では、サスペンス。

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2009/10/04

「本当は、どこを歩いても、お墓の上なんじゃないかしら?きっと」現代の感受性だよなあと思った。私の性質には半分合致していて半分どっかいっちゃった。

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