企画書は1行 の商品レビュー
通る企画書とはどんな…
通る企画書とはどんなものか?インパクトのある企画書=通る企画書という観点から、さまざまな業種の人が書いた企画書とそのノウハウを紹介しています。
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企画書は1行 著:野地 秩嘉 光文社新書 257 企画書にはさまざま形がある 長文の企画書もあれば、メモ用紙1枚もある 現実に結びつく企画書をみると、どれもひとつの共通点をもっている それは、企画の意図が相手に一行で伝わる言葉があることだ どうその一行を書くかを言う点からは、...
企画書は1行 著:野地 秩嘉 光文社新書 257 企画書にはさまざま形がある 長文の企画書もあれば、メモ用紙1枚もある 現実に結びつく企画書をみると、どれもひとつの共通点をもっている それは、企画の意図が相手に一行で伝わる言葉があることだ どうその一行を書くかを言う点からは、どうもちょっとピントがあまいようにおもえましたが、 いくつか興味深い点がありました。 気になったのは、以下です ・いくらいい企画であっても、相手に伝わらなければ、ゴミとおなじ ・一行で表現できない映画はヒットしない ・新商品を考えるときには、常に理想形、最上級を負わないと、商品を宣伝するときに困ってしまう ・自信のある商品でなければ、お客様を幸せにできない ・つねにメモを持ち歩き、素材を集めることこそ、表現したい一行を生む源泉になっている ・いい企画とは、特殊さ、複雑さとは、無縁である ・プロのすごいところは、相手がだれであろうと手を抜かないところだ、常に全力投入する ・大切なことは、未来に向かっての目標をもつこと そして、それを手帳に書いて常に携帯すること、それだけです ・一般の企画書のポイントは1つだけ、それは、「結論が先」です ・生物は絶滅に瀕すると、種のなかから内在していた能力や形質が現れてくる 絶滅に瀕することが進化の源なんです 人間も同じです。窮すればこそ、いろいろなアイデアを生むことができる ・すぐれた広告とはなにか それは、ひとこと説明しただけで、相手が、ああ、それはおもしろいなと分かってくれるもの ・大切なのは、枝葉ではなく、本質だ。本質が分かりやすくなければ大勢の人々に伝播していくはずはない 目次 はじめに 第1章 現場から生まれた一行 第2章 ヒット商品の一行 第3章 組織を動かす一行 第4章 人生を書いた一行 第5章 ブランドを創る一行 終章 映像が浮かぶ一行 おわりに ISBN:9784334033576 出版社:光文社 判型:新書 ページ数:232ページ 定価:700円(本体) 2006年06月20日初版1刷発行 2006年08月15日5刷
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この本のここがオススメ 「決め手となる一行を考えついたら、その後がすらすらと書ける。企画書のなかの一行は相手の気を引くだけでなく、自分の気を奮い立たせるためでもあるんです」 「企画書はまず相手の気を引かなきゃいけない。ぱっと見て、つまらないと思われたら終わりですから」
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※事例が多い本 企画書の目的は、こちらが望んだプロジェクトを実現させること テレビ番組『お厚いのが好き?』 難しい本を読み解く番組 →企画書「君はキルケゴールも読んだことがないのか?」 企画書を書く前にまず確認するのは、その企画は何をおいても自分が実現したいことかどうかを自身に問うことではないか。 和田徹さん キリン 企画書を何枚も書き日付もつける。 それを時系列に並べて、自分の頭の中を整理する ★素敵な商品・技術を持っていても、それが周りに伝わっていない人が多い。それを企業単位で創っていく。 企画書を書く際には、未来のお客様が満足そうに使用している姿を思い浮かべる 企画を書く時には、物語・ストーリーが大事 インパクトのある言葉は、拡大コピーして取っておく ★カフェの雑誌・新聞がいらなくなったらもらえないか?
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”・「結局、企画書ってのは、自分がどうしてもやりたいことを書くこと。それがいちばんです。」(p.18)小山薫堂氏。近所の弁当屋さんへの提案。 ・トヨタウェイ2001のキーワード5つ「チャレンジ」「カイゼン」「現地現物」「チームワーク」「リスペクト」(p.31) ・「2050年、も...
”・「結局、企画書ってのは、自分がどうしてもやりたいことを書くこと。それがいちばんです。」(p.18)小山薫堂氏。近所の弁当屋さんへの提案。 ・トヨタウェイ2001のキーワード5つ「チャレンジ」「カイゼン」「現地現物」「チームワーク」「リスペクト」(p.31) ・「2050年、もう一度日本でワールドカップを開催し、そこで優勝する」(p.107)JFAキャプテン 川渕三郎氏”
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イヤそうなんですよ。 企画書は無駄を削ぎ落とし、鋭く研ぎ澄ますのが基本です、相手の心にグサリと突き刺さるように…。 (実際は、短いから刺さるわけではないと思いますが) でもさ、この本、元ネタ的(雑誌連載時)には「企画書の1ページ」といったらしい。前後に加筆して「1行」に「研...
イヤそうなんですよ。 企画書は無駄を削ぎ落とし、鋭く研ぎ澄ますのが基本です、相手の心にグサリと突き刺さるように…。 (実際は、短いから刺さるわけではないと思いますが) でもさ、この本、元ネタ的(雑誌連載時)には「企画書の1ページ」といったらしい。前後に加筆して「1行」に「研ぎ澄ました」らしいけど、テーマがちょっとはばけている。 新書が売れているというけど(とくに「サオダケ屋」「バカのカベ」以来)、タイトルありきの本ってなんかなー。
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切り口としては非常に面白かったのだが、どのように企画が通ったと言うところが描ききれていなかった印象。新書だから仕方ないと言えばそれまでだが、題材が面白かっただけに実に残念。
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アイデアは1行で表現すべきというもの。ただコピーライティングとは違うらしい。 いろいろな成功事例を生み出した人について述べられている。 ナムコのフードパークは物語を入れている点で違う。 救急ヘリ病院は新しかった。
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たった1行に言いたいこと集約する。 それは本質を理解しているからこそできること。 この企画書(とは限らないのだけど)で伝えたいことを1行で表すとしたら、 何と書くべきか? それを考えることは、企画を考え抜き本質を見つけることと同義と感じた
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1行。 興味を引く言葉。 イメージを膨らませる言葉。(アイデア) 原石とも言えるし、研磨した言葉とも言える。 夢。目標。誓い。宣言。それらも1行でその人の思いが詰められている。 ま、企画書が長いと要点がわからなくなる可能性が高くなるから簡潔にってことかな。A4一枚でもいいよなー...
1行。 興味を引く言葉。 イメージを膨らませる言葉。(アイデア) 原石とも言えるし、研磨した言葉とも言える。 夢。目標。誓い。宣言。それらも1行でその人の思いが詰められている。 ま、企画書が長いと要点がわからなくなる可能性が高くなるから簡潔にってことかな。A4一枚でもいいよなー。 あと、そのメッセージを第3者が伝えるには苦しい内容じゃないかなあって。その時の背景やそのメッセージを考えた人の思いって言葉にすると浅くなると思う。タイトルからしてキャッチコピー集を想像していたからかなあ。
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