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僕たちの戦争 の商品レビュー

4

158件のお客様レビュー

  1. 5つ

    45

  2. 4つ

    65

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

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2014/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

めちゃくちゃおもしろかったー。 最初はタイムスリップとか入れ替わりとか、ありがちな設定だなーって思ったけど、意外に奥が深かった。 ラストに明かされたミナミの状況についても、時期的にも吾一のほうだし、結局どっちが戻ってきたのか分からないけど、、やっぱ普通に考えたら健太なんだろうなぁっと思いつつ、ミナミの告白をどう受け止めたんだろうとか、文子おばあちゃんの形見のことや、古屋の実家の月島の団子屋には行ってみたのかなとか、もう、いろいろ考えちゃって。。 続編があったらおもしろいのにー!

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2014/08/22

すっげえ面白かった。なのにこの終わり方嫌い。どう収集つけるかと思ってたらこれかよー。こういう思わせぶりなラストは嫌だ。

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2013/11/17

特別ドラマから。 ドラマを見た当時は中学生で、「なんか、すっきりしない終わりかた!」と思ってたけど、成長して、改めて小説読むと、この終わり方も、これはこれでいいなーと思えました。 若い人ほど読みやすいんじゃないかな? 私も何シーンか涙を流しつつ読み進めました。 いつかまたドラマも...

特別ドラマから。 ドラマを見た当時は中学生で、「なんか、すっきりしない終わりかた!」と思ってたけど、成長して、改めて小説読むと、この終わり方も、これはこれでいいなーと思えました。 若い人ほど読みやすいんじゃないかな? 私も何シーンか涙を流しつつ読み進めました。 いつかまたドラマもみたい。

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2013/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

運命だからタイムスリップしたのか タイムスリップしたから運命が変わったのか タイムスリップした話を読むといつもこの疑問が沸く。 鶏が先か卵が先かと同じ理屈だけれども。 健太と吾一、そしてミナミ 健太はミナミが生まれる前にかかわっていて 吾一は最後に生を残した さー、帰ってきたのはどっちなんだろう? ストーリー的には健太かと思うけど 吾一でもいいな。うん。 もし帰ってきたのが健太だったら、ミナミに告げられた事実に「マジで!?」っていうんだろうな。きっと。

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2013/12/01
  • ネタバレ

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多分こちらは発売された当時、少し立ち読みして直ぐ棚に戻した作品。 その時はミステリー以外は小説じゃない!!くらいの時期だったので(笑) 後悔してます(笑) 主人公がタイムスリップで戦時中から現代に入れ替わりでやってくる、と云うよくある設定ですがかなり好き。 そして「日本を守る!」と決心して、そう云う教育を受け育った少年が「今の」日本に失望していくシーンについ心の中で「・・・ごめん」と謝ってしまいました。 「自分が命をかけて守りたかった国がこれか・・・」 確かに当時は「負ける」→「日本人は殺される」と云うことしか頭になかっただろう。 いや、そう云う風に洗脳されるのが戦争なんだと思う。 泣けた。

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2013/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イマドキの若者 尾島健太と 特攻隊員 石庭吾一が入れ替わってしまう物語。 戦争はよくない。今では当たり前に言われているけれども、思っていても言えなかった時代はあった。 戦争に関する小説は好きではないけれど、忘れてはいけない話として読み続けなければいけないと思う。 永遠の0とは また違った 中学生高校生が読みやすい戦争小説としておすすめします。

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2013/09/18

タイムスリップして現代に現れた軍国青年・吾一の言葉が重い。 「五十年後の日本は、多すぎる物質と欲と音と光と色の世界だった。誰もが自分の姿を見ろ、自分の声を聞けとわめき散らしている。謙虚も羞恥も謙譲も規範も安息もない。」 「これが、自分たちが命を捨てて守ろうとしている国の五十年後の...

タイムスリップして現代に現れた軍国青年・吾一の言葉が重い。 「五十年後の日本は、多すぎる物質と欲と音と光と色の世界だった。誰もが自分の姿を見ろ、自分の声を聞けとわめき散らしている。謙虚も羞恥も謙譲も規範も安息もない。」 「これが、自分たちが命を捨てて守ろうとしている国の五十年後の姿なのか?」 多くの犠牲の下で、今を暮らしている私たち。そのことは絶対に忘れてはいけない。

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2013/09/09

もっと固いお話だと思ってました。 でも、荻原浩さんらしいユーモアのある作品。 そして、ユーモアだけでなく、過去と現代、未来について考えさせられる気がします。 「平和ボケ」と言われる現世だけど、いろんなモノに感謝しながら生きていきたい。

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2013/09/06

現代のチャラ男と特攻隊員が入れ代わり、それぞれの時代で生きていく物語。戦争ものと言えば、永遠の0やシェラザードの方が格上なものはたくさんあるでしょう。戦中の生活やものの考え方などと現代のそれらを、なるほどな、と読めたり、戦争ものに馴染みが無い人にも読みやすいかと思います。二十歳位...

現代のチャラ男と特攻隊員が入れ代わり、それぞれの時代で生きていく物語。戦争ものと言えば、永遠の0やシェラザードの方が格上なものはたくさんあるでしょう。戦中の生活やものの考え方などと現代のそれらを、なるほどな、と読めたり、戦争ものに馴染みが無い人にも読みやすいかと思います。二十歳位のフリーターが主人公なので恋愛、青春小説風でもありますね。私より先に中学生の息子が読みまして、面白かったと言っておりました。

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2013/08/24

戦時中真っ只中の兵隊として生きていた吾一と現代でフリーターとして自由気ままに生きていた健太が時空を超越して入れ替わるという話しの中で、元の時代に戻ろうと戸惑いを抱きながらもそれぞれが違う時代の環境に適合していく様には二人の少年に生きる逞しさを感じた。 二人のような国や家族の為に...

戦時中真っ只中の兵隊として生きていた吾一と現代でフリーターとして自由気ままに生きていた健太が時空を超越して入れ替わるという話しの中で、元の時代に戻ろうと戸惑いを抱きながらもそれぞれが違う時代の環境に適合していく様には二人の少年に生きる逞しさを感じた。 二人のような国や家族の為に命を掛け戦った人達がいるから今日の日本がある訳で、負けた事で戦犯国にはなったが犯罪者扱いされるのはやっぱりおかしいと思うしそうさせている現状に申し訳ないと思う。 ラストには賛否があると思うけど自分はこれはこれでありなのかなと余韻を楽しもうと思う。 終戦記念日のこの時期にこの本に出会い読めて良かった。

Posted byブクログ