夏空に、きみと見た夢 の商品レビュー

飯田雪子【著】

2010/03/22

そもそも幽霊になった男の子が生前に主人公を盗撮したり、つぶさに観察日記をつけてたという時点でドン引き。
彼女をストーカーから救ったとは言え、お前もストーカーだろと、つっこみたい。
ノイズまじりで彼女を呼ぶ声も、ホラーとしか正直思えなかった。

2010/02/04

アヒルと鴨のコインロッカーという長編を読破した直後に読み始めたからか、ものすごく短い物語だったように感じた。それなのに、読了後はものすごい満足感を与えてくれる。

主人公・悠里の視点で展開する物語はわざとらしさがあって、最初は読みにくかった、のは確か。
死んだ男の子を引き合いに出すラブストーリーの、切なさも覚悟していた、のも確か。

だけれど、これを読んで、何も思わない女子高生はいない。
そう断言できる、それがコレ。

切なさは、幸せな思い出と、辛い現在でできている。
辛くても今日を笑って乗り越えられるのは、「幸せ」を知っているから。「幸せ」にもう一度出会いたいと、願えるから。

あまりに優しくて、切なすぎる恋に、悠里と私は泣いた。
そして、それを乗り越える悠里の後ろ姿に、私はもう一度泣いた。

＊＊
悠里は容姿端麗の女子高生。
彼氏と愛を交わしたり、友人と遊んだり、楽しいけどくだらない日々を送っていた。
そんな彼女の元に現れた高校生・岸川は、突然の交通事故で亡くなった親友・天也の葬儀に出てほしいと告げる。悠里は取引として葬儀に出向くが、それを機に彼女の周りで奇怪な出来事が起こるようになり・・

2010/01/30

ないたーーー
がっつり泣くわけじゃなく、自然とぼろぼろなみだでてきて

だからすごくノドをしめつけられて
のどがいたかった。

なんだろなあ、
内容としてはすっごくよかったわけでなく
ありきたりすぎー！とおもえるくらいで

でも永遠の愛をおばけにちかわれたら
それはなくだろ。
しかもきえちゃうんだから。

それがなける原因なのかもね。

きゅんとした。
きゅんきゅんきゅん。
ほんきで人を愛するすばらしさ。
ただの、いつわりの愛ではなく。

ありがとう、すてきなあいを。

2010/01/19

すっごくすっごく切ない物語です!
涙を浮かべながら読みました。。。最後は心が温まりました!
もっと前に２人が出会っていたらどうなっていたんだろうって
どうしても考えてしまします。

2009/10/04

ほんとだいすきな話！
はじめから、恋をしても一緒になれない。でも死んだというこんな状況でなきゃ恋をしなかった、っていうのが切なくなる。
純粋にゆうりを想っている天也が素敵。なんていうか、きれい？透明な話。

2009/10/04

「突然で悪いけど、明日、葬式に来てくれないかな。きみは知らないと思うけど、広瀬天也ってやつがいて。そいつ、きみのこと、すごく好きだったから」　いわゆる今どきの高校生の主人公がいきなり言われるセリフ。爽やかなテンポで物語は展開していく。けど、相手が幽霊だと決してハッピーエンドにはならないから切ない。帯に書かれているほど泣けはしなかったけど。。

2009/10/04

きみが好きだよ。

自分が持つ全ての愛を詰め込んで紡がれるこんな告白をされてみたいと思った。

なにがどう転んでも成就しきることはない、それでも絶対に不幸じゃない恋愛。

程度の重さは違うけれど、あたしもひとつだけしたよ。

その恋が終わったあとに微笑えたら。
また誰かと恋をする気持ちになれたら。

約束は、未来に持ち越し。

2009/10/04

お話の中に出てくる幽霊の男の子がすごくかっこいいんです。ヒロインとの会話やお話もとても好き。最後のシーン泣けたなあ・・。

2009/10/04

本屋さんの店員さん、オススメNO?みたい☆

気の強い女子高生の前に、ある日
自分に好意を持っていた親友が死んだので、
お葬式に出席して欲しいと、男子校生が訪ねてくる。
仕方なく、見ず知らずの少年の葬式に出席したのだが
その日を境に霊体験をすることになってしまう。

霊と共に過ごす、ひと夏の物語なのだが優しくセツナイ[´・ω・`]
気付いた時には、生身で会った事のない姿に恋心を抱き
でもその時には永遠のお別れで…

2009/10/04

書店員さん涙する！！
って書いてあったわりに、私は全然泣けなかった１冊。
期待しすぎたんかな・・・