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夏空に、きみと見た夢 の商品レビュー

3.8

57件のお客様レビュー

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    15

  2. 4つ

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2024/10/10

シンプルめなイラスト表紙に惹かれて。切なくて重めなわりにすらすら読める文体。登場人物に共感はできなかったけど、全部読んでやっと好きになる感じ。

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2023/12/24

素直に読むのがいい本。あとがきで恋愛の温度差を取り上げているけれど、本編こそストックホルム症候群あるいは吊り橋効果なのではないかと思ってしまったら一気に興が冷めてしまった。

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2023/06/30

著者が後書きに綴っていましたが、“直球の恋愛小説”だと。 おっちゃんも同感です。 それもまた一興。

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2022/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

繋がっているけど繋がっていない彼女の携帯電話の住人たち。 友達関係、つきあい方、恋人の条件、親と子と女性の存在。 好きと愛すること。 最初、主人公を好きになれなかったが、話が進むうちに態度の原因もわかって…。 愛情を否定すればするほど愛情を望んでいる彼女の行動、成長物語。

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2020/06/06

主人公の悠里は、美人だけれど気の強い、今時の女子高校生です。ある日の放課後、校門の前で違う高校の男の子が待ち伏せしていました。そして広瀬天矢の葬式に来て欲しいと言います。理由は天矢が悠里のことが好きだったから。知らない相手だし、付き合ってもいなくて勝手に好きになっていた相手だし、...

主人公の悠里は、美人だけれど気の強い、今時の女子高校生です。ある日の放課後、校門の前で違う高校の男の子が待ち伏せしていました。そして広瀬天矢の葬式に来て欲しいと言います。理由は天矢が悠里のことが好きだったから。知らない相手だし、付き合ってもいなくて勝手に好きになっていた相手だし、葬式に行く理由もないのですが、土下座され、バイト代として1万円もらうことになり、渋々葬式に行きます。葬式から帰ってきた後、なぜか不思議なことが起こり始めます。そして天矢の幽霊が現れます。 きっかけは解せないのですが、決して報われなくて切ない、真っ直ぐな恋の物語です。

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2017/08/20

ここまで不毛な(という表現でいいのかわからないけど)恋を見たことがないよ…。 でも、悠里と天也の運命はこのタイミングでしか交わることがなかったんだから、いかに切なく儚いものであっても、これが二人の精一杯なんだよね。 天也が悠里に恋した理由がちょっと弱い‥というか、決定打に欠ける...

ここまで不毛な(という表現でいいのかわからないけど)恋を見たことがないよ…。 でも、悠里と天也の運命はこのタイミングでしか交わることがなかったんだから、いかに切なく儚いものであっても、これが二人の精一杯なんだよね。 天也が悠里に恋した理由がちょっと弱い‥というか、決定打に欠ける気がしないでもないけど、人の善いところを見つけるのが上手な天也らしいなあ~とも思う。 というか、あえて言わなかったのかな?悠里がこれからも悠里らしく生きていけるように…。 最近、“秘密を持ったことで,これから何があっても自分らしく生きていくことができる~”って感じの小説を読んだばかりだったから、この作品の結末にもすんなり納得できた。 誰も知ることのなかった、悠里と天也の束の間の交流――秘密の恋。 それが悠里を支えて、強くしてくれたらいいなと思った。

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2015/01/01

天也の人柄のせいで読んでいると優しい気持ちになる。 優しいというか、寛容というか。 ま、読んでる間だけなのだけどね。

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2013/10/15

 やばい、個人的に好きだ。この展開。  偽り、誤魔化し。でも。本当はだれかに寄り添いたかった。  最後の十ページくらいからなんだか泣けた。  よくある話みたいなのかもしれないけれど個人的に凄くどきどきしました。  すてきね。ひとを、すきになるということ。

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2013/08/16

天也の価値観好き。こういう風に人や物のことを見れる人ってなかなかいないだろうな。そういう視点を持てる人になりたいなって思ったし、天也みたいな人に出会いたいとも思った。切なかったけど読んだ後は、どっかでときめいてる自分がいました。号泣しました。

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2013/06/20

自分のおかれている、現在の悲しい状況のせいもあるかもしれないが、お風呂の中で泣いた。 浅田次郎の恋愛のピュア版といった感じ。よくある学生なのに愛し合っていると信じて妊娠して、彼氏が死んでというネット小説なんかの類と違い、本当に純粋な話。 私もそうでありたいと願うけど、なかなか難し...

自分のおかれている、現在の悲しい状況のせいもあるかもしれないが、お風呂の中で泣いた。 浅田次郎の恋愛のピュア版といった感じ。よくある学生なのに愛し合っていると信じて妊娠して、彼氏が死んでというネット小説なんかの類と違い、本当に純粋な話。 私もそうでありたいと願うけど、なかなか難しい「無償の愛」を描いている。 主人公は、美人で、友達も多く、大衆受け(私は羨ましくない)のする彼氏もいて一見、何の不自由もない。 そんな彼女に片思いをしていた少年が亡くなり、その友人から葬式への参列をもとめられたことから彼女の生活が変わる。幽霊となっても、彼女の幸せを願う少年の心がとっても痛い。 最初の頃のあれている主人公の気持ちを除き、どのキャラクターの心情も理解できる。少年が彼女に告白しなかった理由は、派手好きで見栄張りだった彼女に外見上で選んでもらえると思わなかったから。少年の親友が、素敵な子を好きになると思っていて、外見が派手な主人公に惚れた事をしり、なんだかがっかりした気持ち。とか。霊感少女が主人公の方が人間関係が得意とちょっと嫌味を言ってしまう気持ちとか。 主人公も、心根が温かい少年の心と触れ、文字通り善人となっていく。 大分前に高校生でなくなってしまった私も、嫌みなく切なくなれたし、早めに性交をしてしまう話ではなく、こういった話こそ、現役の高校生に読んでほしいと思った。そして、私も高校生の時に、読みたかったな。

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