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それからはスープのことばかり考えて暮らした の商品レビュー

4.1

220件のお客様レビュー

  1. 5つ

    77

  2. 4つ

    83

  3. 3つ

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  4. 2つ

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  5. 1つ

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2020/03/12

静かに時間が流れていくかんじ。最初は湿っぽいかなと思ったけどそうではなく、ことこと日常が進んでいく感じだった。

Posted byブクログ

2020/02/18

何か劇的な変化のある話ではなく、どこにでもいそうな人の変わらないけど確実に変わっている―当たり前な話が静かに穏やかに描かれている。 無職で古い映画(特定の無名女優さん)が好きなオーリィさん、3回目の起業でサンドイッチ屋さんを開店した安藤さんと息子のリツくん、映画館でいつも会う緑の...

何か劇的な変化のある話ではなく、どこにでもいそうな人の変わらないけど確実に変わっている―当たり前な話が静かに穏やかに描かれている。 無職で古い映画(特定の無名女優さん)が好きなオーリィさん、3回目の起業でサンドイッチ屋さんを開店した安藤さんと息子のリツくん、映画館でいつも会う緑の帽子のご婦人、 何の縁もなさそうな人たちがゆるく確実に繋がっていく、私たちの毎日もそんなものかもねと思いました。

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2020/01/25

ああ~~~~~私の好きな吉田篤弘世界観だ・・・と思ったら、 ちまたで『つむじ風食堂の夜』に次ぐ、月舟町三部作と呼ばれるシリーズの一冊だったようで そりゃ好みな訳だ ゆっくり、のんびり、けれど真面目に真剣に どこかのんきで穏やかで、だけど信頼に足りる そんな愛すべき、愛さざるを得...

ああ~~~~~私の好きな吉田篤弘世界観だ・・・と思ったら、 ちまたで『つむじ風食堂の夜』に次ぐ、月舟町三部作と呼ばれるシリーズの一冊だったようで そりゃ好みな訳だ ゆっくり、のんびり、けれど真面目に真剣に どこかのんきで穏やかで、だけど信頼に足りる そんな愛すべき、愛さざるを得ない、隣人のおはなし

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2021/02/20

パンと映画館のふんわり話 残念ながら自分が飽き性なので、短期間に同じもの繰り返しに共感が弱いんだなぁ

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2019/07/05

するする読める本。 やっぱり別世界に入り込めて、ほんわかする小説に救われることがあるなと日々思います。とにかく美味しいスープを作りたくなってしまった。

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2019/02/17

よかった…!美味しい1冊だった!! スープのいいにおいが本から漂ってくるようだった~~ 淡々としてるけど温かな良い1冊だったな。。 こういう本が面白いと思える歳に読めて良かった…

Posted byブクログ

2020/07/19

月舟町シリーズ2作目。やっぱりこのレトロな町の雰囲気が好きだ。全体的には優しい雰囲気なんだけど、笑えるところあり、ちょっと切ないところもある。主人公オーリィくんが見るマイナー映画、名前のないスープ、町の人たち。派手さはないけど、優しさと切なさ、懐かしさ、可笑しさが絶妙にミックスさ...

月舟町シリーズ2作目。やっぱりこのレトロな町の雰囲気が好きだ。全体的には優しい雰囲気なんだけど、笑えるところあり、ちょっと切ないところもある。主人公オーリィくんが見るマイナー映画、名前のないスープ、町の人たち。派手さはないけど、優しさと切なさ、懐かしさ、可笑しさが絶妙にミックスされている感じ。

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2018/03/16

失業し、路面電車の走る月舟町で暮らし始めたオーリィ君。 その街には、とっても美味しいサンドイッチの店があると、大家のマダムが教えてくれた。 とても暖かで優しい話。 どの登場人物も、上品で好感が持てます。 安藤さんのサンドイッチもオーリィ君のスープもとても美味しそう。 サンドイッ...

失業し、路面電車の走る月舟町で暮らし始めたオーリィ君。 その街には、とっても美味しいサンドイッチの店があると、大家のマダムが教えてくれた。 とても暖かで優しい話。 どの登場人物も、上品で好感が持てます。 安藤さんのサンドイッチもオーリィ君のスープもとても美味しそう。 サンドイッチが食べたくなります。 失業し引越、というスタートから再生のイメージでしたが、そうではないですね。 月舟町で、そこに流れる時間に馴染んでいった人の話という感じ。 はじめましての作家さん。 他の作品も是非読んでみたいと思います。

Posted byブクログ

2019/08/17

何というか、平和な話です。大人の童話と思ってほのぼの読めます。 主人公は越してきた町でみつけた美味しいサンドイッチ店で働きながら、大好きな往年の女優さんの映画を見に映画館に通う日々。悪い人は1人も出てこず、みんな周囲を思いやって生きている。多少ミステリーな要素はあるけれど、ただ平...

何というか、平和な話です。大人の童話と思ってほのぼの読めます。 主人公は越してきた町でみつけた美味しいサンドイッチ店で働きながら、大好きな往年の女優さんの映画を見に映画館に通う日々。悪い人は1人も出てこず、みんな周囲を思いやって生きている。多少ミステリーな要素はあるけれど、ただ平和で、出てくる食べ物(スープもサンドイッチもラーメンも)ひたすらに美味しそう。 たまにはこういう疲れない読書もいいなあと思いました。

Posted byブクログ

2017/01/12

書店員さんからのすすめ。 スープのことばかり考えるというなんともほっこりしたタイトル。 サンドイッチやさんだとか、月船シネマとかてできて思いやりのある人々。こういう世界で暮らしたい。 大人のなかの子供。

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