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それからはスープのことばかり考えて暮らした
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それからはスープのことばかり考えて暮らした

吉田篤弘【著】

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それからはスープのことばかり考えて暮らした

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 暮しの手帖社/暮しの手帖社
発売年月日 2006/08/16
JAN 9784766001303

それからはスープのことばかり考えて暮らした

¥770

商品レビュー

4.1

236件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 日常生活
  • 幸せ探し
  • レトロな町並み
  • サンドイッチ作り
  • 心温まる交流
  • 食への愛情
  • 穏やかな時間感覚
  • 幃浄化される心
  • 温かい人間関係
  • 昭和の風情

心地よい時間の流れと優しい空気感が漂う物語は、日常の中に潜む幸せを描いています。主人公がサンドイッチを買いに行き、そこで働き始める様子や、魅力的な登場人物たちとの交流が、読者に温かい感情をもたらします。昭和を感じさせるレトロな描写が、まるでその町にいるかのような感覚を与え、何気ない日常に対する愛おしさを感じさせます。特に、美味しそうなサンドイッチやスープの描写が、食への興味を掻き立て、想像をかき立てる要素となっています。そんな穏やかな世界観に浸ることで、心が浄化される感覚を味わえる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/13

大きすぎる事件とかは無く、穏やかに、淡々と毎日が過ぎていく。 物語の空気感が凄く好き。 サンドイッチ屋「トロワ」で働くことになった主人公オーリィ。 そこで出すスープ作りを任された。…のだが、この物語は多分、スープ自体はそれほど重要ではない気がする。 映画館で出会った推しの俳優...

大きすぎる事件とかは無く、穏やかに、淡々と毎日が過ぎていく。 物語の空気感が凄く好き。 サンドイッチ屋「トロワ」で働くことになった主人公オーリィ。 そこで出すスープ作りを任された。…のだが、この物語は多分、スープ自体はそれほど重要ではない気がする。 映画館で出会った推しの俳優あおいさんとの繋がり、大家さんや安藤親子とのやり取り。姉との会話で家族を思ったり。 主人公含め、周りの人たちも家族を亡くしている。 母親の事を想うリツくん、手巻き時計を毎日回しているマダム…。 平穏な毎日の中に、故人を想う時間・気持ちが垣間見え、それをお互い話せる関係を築いている。 主人公がスープ作りを通して最終的に周りの人と「スープの冷めない距離」を作っていく話なんだと思った。

Posted by ブクログ

2026/10/05

⭐︎「学運」というのは気づかぬうちに皆に等しく配給されていて、普通はそれを「幸運」と気づかぬまま、ちびちび使ってしまう。それが正しい「幸運」の使い方で、それをうっかり使いすぎると、バランスが崩れて日々の「幸運」に強弱のムラができてしまう。 たとえば、誰かと待ち合わせをして急いでい...

⭐︎「学運」というのは気づかぬうちに皆に等しく配給されていて、普通はそれを「幸運」と気づかぬまま、ちびちび使ってしまう。それが正しい「幸運」の使い方で、それをうっかり使いすぎると、バランスが崩れて日々の「幸運」に強弱のムラができてしまう。 たとえば、誰かと待ち合わせをして急いでいるとき、待ち合わせ場所に向かう電車が駅で待つまでもなくすぐにやって来た。これはちょっとした「幸運」ではあるけれど、自分がそこで「ちょっとした幸運」を自覚した分、必ずあとになって「ちょっとした不運」に見舞われることになる。たとえば、待ち合わせ場所に早く到着し過ぎて、そのうえ相手が二十分も遅刻するとか。しかし、それはあくまで「ちょっとした」ことで、気にならない人はバランスの乱れに気づくこともない。ところが、こんなふうにしつまりこんなに大きくてすごいテレビが部屋にどしりとやって来たりすると、「幸運」がこれ見よがしに毎日そこにあって、当然のごとくバラソスが崩れて、あとは「不運」のローンを背負うばかりになる。 「自然の法則だよ」 ⭐︎名なしのスープのつくり方 〇期待をしないこと 〇どんなスープが出来上がるかは鍋しか知らない。 ○鍋は偉い。尊敬の念をこめて洗い磨く。が、期待はほどほどに。 〇磨いた鍋は空のまましばらく置く。すぐにつくり始めない。我慢をする。 〇どんなスープが出来上がるかは鍋しか知らない。 〇鍋は偉い。尊敬の念をこめて洗い磨く。が、期待はほどほどに。 〇磨いた鍋は空のまましばらく置く。すぐにつくり始めない。我慢をする。 ○しかし、すべては鍋に任せる。すると、鍋がつくってくれる。 ○冷蔵庫を覗き、たまたまそのときあったものを鍋に放り込む。 ○何でもいいが、好物のじゃがいもは入れておきたい。 〇もちろん、じゃがいもでなくてもいい。これは外せないというものを何かひとつ。 ○鍋に水を入れ、火をつけると、そのうち湯気がたつ。湯気もまた尊い。 〇晴れていようが、曇っていようが、雨だろうが、スープはどんな空にも合う。 〇それも偉い。 〇やがて、じゃがいもがくずれてとける。 〇じゃがいも以外の諸君も、そのうちにとけ始める。 〇とけて、我彼の区別がつかなくなったら、それで完成。 ○本当は完成などないが、まぁ、いいや。 熱いうちに食す。 ○そして、冷めないうちに近所の誰それに。 ○あるいは、思い出される人たちに。面倒なら、思い出すだけでもいい。 ○これを、スープの冷めない距離という。 〇この距離を保つのが、なかなか難しい。 〇その訓練のためにスープをつくるーーというのはタテマエ。 ○ここに書いたことはすべて忘れ、ただひとこと念じればいい ○とにかく、おいしい!

Posted by ブクログ

2026/09/11

現実の忙しなさやトゲトゲしたものを濾過して綺麗にしたような世界観。これと言った事件や波風も無いけど、この世界観が心地良いからずっと読んでいたくなった。

Posted by ブクログ

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