配達あかずきん の商品レビュー

大崎梢【著】

2010/04/24

本友達のきよちゃんからのお薦め本。
短編になっていたけれど、ひねりのあるサスペンス面白かった。。。
続編２冊も図書館から借りてきて読みたい。

2010/04/19

確かに、本好き本屋さん好きにはたまらない一冊。
謎解きとしてはインパクトに欠けるけど。
主人公にもうちょっと個性が欲しいなあ。

2010/04/08

これおもしろかったです。
本屋が主な舞台で、そこから身近なようで身近でない事件が起こり、それを解決していく。。。のですが
どの話も面白くって、一気に読んでしまいました
漫画化にもなっているようで。
のんびりとした、ミステリーです　笑
オススメです

2010/03/25

こういう、実際の本が出てくる話はなんとなく親しみが持てます。
とくにこの本は、読んだことあるものが多かった気がしてよかった。
話も面白く一気に読んでしまいました

2010/03/16

これもうっ本好きサンにおすすめ。
と言うより本屋好きサンにおすすめと言うべき？（笑）

出てくる本がそれほそマニアックなものではないものが多いので『読んだことある～♪』、『知ってる～v』って思いながら読める。
存在しない作品もあるのだけれど。

「パンダは囁く」
これは何となく本の記号だと分かったかなぁ。
シリーズ物でも通し番号（巻数）がついてないものをその番号で揃えることとかあるから。
パンダと本と聞いてあの文庫を思い出すのは私だけではないはず（笑）

「標野にて。君が袖振る」　
源氏物語は読んだことあるんだけど、あさきゆめみしは読んだことないんだよね。
でもぜひ読んでみたくなったかな。本の世界とは違うマンガの世界があるんだろうね。
話の内容とかじゃなく自分の想像だけでは補えない細かな部分とか。
それにしても一般のお客さんが嫌がってるのに無理に手伝わせてはいけません（笑）
まぁその教授のおかげで真相が見えたんだけど（苦笑）

「配達あかずきん」　
あかずきんちゃんってもっとしっかりしてると思いま～す（笑）
ただ相手を思って一生懸命なのは赤ずきんちゃんかもしれないけど。
それにしても堂々と嫌がらせできないからって自分より弱い女の子を平気で利用したり痛めつけたりと嫌な男は何度読んでも腹立つなぁ。
自分のママンの着替えシーンを撮ってせこせことイタズラ書きして本に挟んで…と情けない男。
オオカミ以下でしょ。
関係ないけどこんなハーレム理容室。もし美容室なら絶対行かない。いい男は苦手だ…（苦笑）

「六冊目のメッセージ」　
一番ナツ好みだったな♪
自分が選んだ本を気に入ってくれて、そこにちょっと自分の好みをプラスしていく。
それさえも気に入ってくれたらこんな嬉しいことはないかもｖ
本好きサンなら分かるんじゃないかな。
二人が選んだ本が同じ本だといいな～ｖ

「ディスプレイ・リプレイ」　
これはね～なんだろう。すっきりしたようなしないような。
すっきりはしたんだけど、やっぱりその世界を汚してしまったことが許せないというか。
『トロピカル』という本に助けられてきた子にとっては『トロピカル』が盗作かと揶揄されたと思ってそのディスプレイをぐちゃぐちゃにしたい気持ちは分かる。
けれどみんなで作った物をそんなふうに扱う権利はないと思う。
その作品を想ってなんてやった人の自己満足。
他にやり方はあったんじゃないかな。
自分にとって大切な作品なら堂々と胸張って自慢していればいいのにな。

けどこれは『トロピカル』の作者が悪い（笑）
盗作元と疑われている『ツンドラ』も自分の作品ならばもっと早くに言いなさい！
おかげで“オタクくん”を疑ってしまったじゃない！まぁ、犯人だとは本気で思ってないけど（笑）

どれも読破後はじんわりとした嬉しさや感動があると思うのでオススメ。

2010/03/08

内容（「BOOK」データベースより）
「いいよんさんわん」―近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。初の本格書店ミステリ、第一弾。
内容（「MARC」データベースより）
配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組む。元書店員が描く本格書店ミステリ

2010/03/08

珍しく流行りに乗っかって読んでみた本。
いやいや、おもしろかったー。
本屋に纏わる謎を解いたりする短編集です。
「本屋」っていうのが、本好きには堪らないよね。
実際に本屋さんでお仕事をされていたということで
リアルにお仕事の情景が浮かぶお話でした。

2010/02/17

成風堂という書店を舞台に書店員の杏子と多恵が日々起こるちょっとした事件の謎を解くお話。日常の謎で何となくほっこり系かな～と思ったら、意外にも悪意ある犯人が出てきたりしてハラハラした。『パンダは囁く』は書店ならではの暗号が楽しかったし、『配達赤ずきん』は危機一髪でドキドキ。一番好きだったのは『六冊目のメッセージ』。話の続きを想像して何だか幸せな気持ちになった。読書家さんなら一度は憧れる書店員の日々の仕事もよくわかって興味深かった。シリーズの続きも楽しみ。

2010/02/14

書店の中で起こるいろんな事件を書店員さんが解決していく話。
書店員さんってこんなこともやってるんだーってのもわかっておもしろかったです。

2010/02/07

書店を舞台したミステリ、本好きにはたまらない一冊かも知れません。私は好きでした。

読み始める前は、てっきり杏子がホームズ役で多絵がワトソン役だと思っていたので、それが見事に逆だったのは意外でした。でも、良いコンビだと思います。個人的に良かったのは「標野にて　君が袖振る」と「配達あかずきん」。「標野にて～」は素直に素敵な物語だと思いました。ラスト辺りでは涙腺が緩々でした。「配達～」は、とにかくヒロちゃんのキャラが好き！すごく可愛いヒロちゃんに是非、また登場してもらいたいです。