配達あかずきん の商品レビュー

大崎梢【著】

2010/02/01

面白かったです。本屋さんで働いてみたくなりました。実在する本も登場し、それらも読んでみたくなりました。

2010/01/17

第３弾から先に読んでしまいましたが、話は分かるので大丈夫でした。
本屋さんを舞台にしたミステリーでゆったり話が流れて行く内容でした。

作品中に出て来る｢あさきゆめみし｣のコミックスも懐かしい。
高校生の時に友人から「これ面白いから読んでみて｣と貸してくれました。

2009/12/29

書店を舞台とした日常の謎短編集。これはお薦め！　本に関するネタだけでも読んでて楽しいぞ。しかもミステリファンなら、この表紙だけでもじっくりと眺める価値はあります。凝ったことしてくれるよなあ。
「パンダの囁き」の暗号の解き方は瞬時に分かりました。えーと、一般人じゃないのか私は（苦笑）。ちなみにあの作品が使われていたのは嬉しかったですねえ。うふふ。
やっぱりこの中では「配達あかずきん」が一番かなあ。伏線などもすごく綺麗。キャラの力も適度に強いし、シリーズものとしてもポイント高そうですよこれは。

2009/12/27

本屋を舞台にしたミステリの連作。
軽く読めるけど、薄くはないところが魅力的。
続編が読みたくなった。

2010/10/13

「命短し、恋せよなんとやらというあの名言について考察を述べていたんだよ。君たちも、聞きたいかい？」

面白かったぜぃ！
本好き、本屋好きの私にはたまらない1冊でした♪
本格ミステリ、とまではいかないけれど、謎がちょっぴり、本ネタたっぷり★
私好みの美味しい話。
続編気になるな～～。探しに行かなくっちゃ。

【12/10読了・初読・市立図書館】

2015/10/24

書店にまつわるミステリー。探偵役はしっかり者の書店員の女性不器用だけれど勘のいいアルバイトの少女。連作短編。あっさり読める。
2009/11/11

2009/10/26

2009.10．成風堂書店のしっかり者の店員杏子と有名大学の学生アルバイト多絵が探偵役の本屋さんを舞台にしたミステリー．パンダは囁く、標野にて君が袖振る、配達あかずきん、六冊目のメッセージ、ディスプレイ・リプレイの５つの短編集．ミステリーでかつ温かい作風でここちよい面白さ．

2009/10/26

「いいよんさんわん」―近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。初の本格書店ミステリ、第一弾。 （「ＢＯＯＫ」データベースより）

書店員さんが本屋のなぞを解く。ありそうでなかった内容です。

日常でありえそうな内容にグングン引きこめれて、あっという間に読んじゃいました。

面白かった。

短編集で５話収録されています。

「パンダは囁く」はパンダって？？？

あ～やっぱりあのパンダか～って思ったのもつかの間、どんどん違う方向へ進んでいきます。

途中、ホラーじゃないけど鳥肌がザワザワ・・・

一番すきなのは、「６冊目のメッセージ」

このお話に出てくる本は全て実在するんですね。

それを全て読んでみたいと思わせるような素敵なお話です。

こんな風に素敵に人と出会ってみたいものです。

好きな本に出会うと誰かに話したくなり、自分の大切な人と、その本の話題で盛り上がりたくなります。

でも同じ本を読んでも好き嫌いは千差万別。

でもきっとこんな風に「この本を紹介してくれた人に会ってみたい」と思えるような出会いがあると思います。

本好きの人なら、この杏子の本屋さんに対する思いに、うなづいてしまうはず。

推理だけでなく面白い１冊です。

2009/10/17

成風堂書店という本屋さんを舞台にした推理もの。短編集。
目からうろこの本屋常識にまつわる事件だったり、実は大事件だったり、恋愛ものだったり多種多様。でも全部本屋。
本屋好きとしてもめちゃくちゃ面白い！

2011/07/22

駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、書店員たちの知られざる（？）日常と謎を面白く描いた初の本格書店ミステリ。書店の謎は書店員が解かなきゃ！「成風堂書店事件メモ」シリーズ第１弾。これはいい！文句なしに面白い。まず書店員らのキャラクターがいい。主人公でしっかり者の杏子、ちょっと頼りないが勘の冴えている多絵、おっとりした博美など、皆生き生きしている。そして書店内でのちょっとした出来事、謎が思わぬ事件に繋がったり、隠れてたりして、謎解きの過程が味わえるのもよい。それから人物像も物語も、実際に本当にありそうで、自然でリアル。短編５作が収められている。【以下ネタバレ含むため未読の方はご注意】「パンダは囁く」謎の本のタイトルを前に頭を悩ませる書店員たち。本のタイトルを問う客は多いと思うが、そんな日常的なことから、思いがけない出来事が…。わかりにくいSOSも本ならでは。「標野にて　君が袖振る」コミック『あさきゆめみし』を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性が、書店にヒントを求めに来た。２０年前、若くして亡くなった息子を思った母は…。悲しさの先に明るい兆し。「配達あかずきん」配達したばかりの雑誌に盗撮写真が挟まれていて、運悪く当人が目にしてしまう。一体どこで紛れ込んだのか。のんびり屋のバイト・博美がピンチ！「６冊目のメッセージ」成風堂で丁寧に本を選んでくれた店員にお礼がいいたいというお客さんが来店。ところが、該当する店員はいないようで…。自分が好きな本に共感してもらえるのはやっぱりうれしいもの。「ディスプレイ・リプレイ」本屋の店頭を飾るディスプレイコンテストに応募することになった成風堂。中心になるのはアルバイトで絵心のある夕紀。彼女の友人も手伝い、素敵なディスプレイが完成したのだが…。こういう問題は案外多いのかもしれない。作者だけでなく、読者も噂に踊らされることなく冷静な目で判断するよう心がけなくちゃ。