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数学的にありえない(下) の商品レビュー

3.5

53件のお客様レビュー

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2011/04/07

上巻に引き続き。面白かったです。 下巻はフォーサイズの手を掻い潜りトヴァスキーの陰謀を躱しの立ち回りでした。 ピンチになってもどことなく一歩上手なディヴィッド・ケインがチートすぎる。 複雑に折り重なった人間関係をひもとくように蹴散らすように展開していく物語はスピード感があって楽...

上巻に引き続き。面白かったです。 下巻はフォーサイズの手を掻い潜りトヴァスキーの陰謀を躱しの立ち回りでした。 ピンチになってもどことなく一歩上手なディヴィッド・ケインがチートすぎる。 複雑に折り重なった人間関係をひもとくように蹴散らすように展開していく物語はスピード感があって楽しめました。 全てを読み終えると、結局これがしたかったが為の活劇だったのかとちょっと感心します。 伏線だと分からずに張られていてあっと驚いたというのは少ないですが、ちゃんと伏線らしいものは回収されてます。 これは映画になっても面白そう。 アクションとケインの能力と美女ナヴァはスクリーンに映えるんじゃないかとおもうのですが映画化しないかしら。

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2011/03/25

ぼろぼろになっていく主人公。 なんとなく物語の展開がシドニーシェルダンと似ていて好きになりました。

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2010/10/07

図書館で借りてきた本。原題は"Improbable"。「ありえない、起こりそうにない」という意味。 このちょっとキャッチーな邦題に、まんまと捕まってしまいました。 マイケル・クライトンとかダン・ブラウン的な、ハイ・スピード・サスペンス。 かつて大学で「統計学...

図書館で借りてきた本。原題は"Improbable"。「ありえない、起こりそうにない」という意味。 このちょっとキャッチーな邦題に、まんまと捕まってしまいました。 マイケル・クライトンとかダン・ブラウン的な、ハイ・スピード・サスペンス。 かつて大学で「統計学」の講師をしていたギャンブラーの男が主人公。 内容はむしろ「物理学」的?量子力学とか熱力学とか相対性理論とか。 そのあたりは「わかったつもりの斜め読み」でも楽しめます。 マッドサイエンティストっぽい科学者の企みとか、 KGBとかCIAとかFBIとか、そういう、こう、いかにもな要素がちゃんとあるので。 こういう小説ってアメリカ的だなあって思います。 複雑で難しそうな演出には手間暇惜しまず、 でも、ハッピーエンドというか、誰もが納得するような着地点に持っていく方向性はいたってシンプルで。 娯楽小説として十分楽しめました。 でも、再読はないかな、という感じ。

Posted byブクログ

2010/09/15

数学というキーワードで読みたいなあと思って借りた本 下巻は、展開が早くサクサク読める。 詳細はこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/2979966.html

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2010/09/09

すごくいい具合だった、わたしにとって。 小難しい学問をかいつまんで説明してくれるので少し賢くなったようないい気分になれるし、 学問の向こうに見える宇宙の本当についてロマンを感じられるし、 それが何もかもうまくいく気持ちのいいストーリーと共にあって 無理矢理に恋愛がでてこない。 ...

すごくいい具合だった、わたしにとって。 小難しい学問をかいつまんで説明してくれるので少し賢くなったようないい気分になれるし、 学問の向こうに見える宇宙の本当についてロマンを感じられるし、 それが何もかもうまくいく気持ちのいいストーリーと共にあって 無理矢理に恋愛がでてこない。 爽快すぎて上下巻をあっという間に読み終えた。

Posted byブクログ

2010/08/25

能力が能力だけにどうとでも結末を作れたと思うのだが、他の伏線も盛り上げつつ回収できればなおよかったかと

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2010/08/06

面白く読み進む事が出来る、 理系 SF 純粋エンターテインメント作品。 著者のデビュー作。 第 1 回世界スリラー作家クラブ新人賞受賞作品。

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2010/07/10

 すべての条件を知れば確率論的に未来を予測できる、その能力を使って様々な苦難を乗り越えていく天才数学者。最大限に広がった展開が、最終局面で一気に終息する。

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2010/06/06

タイトルがおしゃれで、とっても面白かったです。 伏線の嵐がとても意外な結果だったり、とっぴな主人公たちの未来予想も、確率論や物理学?などに説得されてうそ臭くないのがすごかったりした。

Posted byブクログ

2011/08/19

 主人公が獲得した能力は、まぁ、発想としてはおもしろいのだが、今ひとつリアリティに欠けるというか入り込んでいけない感じがした。 しかし、発想としては、おもしろい。 映画化をもくろんでいるかどうかは分からないが、コインを投げて表を50回出すシーンなど、ちょっと見てみたい気がする。 ...

 主人公が獲得した能力は、まぁ、発想としてはおもしろいのだが、今ひとつリアリティに欠けるというか入り込んでいけない感じがした。 しかし、発想としては、おもしろい。 映画化をもくろんでいるかどうかは分からないが、コインを投げて表を50回出すシーンなど、ちょっと見てみたい気がする。 とはいえ、出版時すぐに買ったのだが、放っておいて、文庫を書店店頭で見て読み始めたが、結構はまったのは確か。 数学ものは、フィクション・ノンフィクションいずれにしてもおもしろい。

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