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高慢と偏見(上) の商品レビュー

4.4

63件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

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2014/10/14

うちにものすごい古い文庫があるのですが(退色して醤油で煮しめたような色になってる。母の蔵書だったので)新訳で読みたくて借りてきました。結構覚えてるものだなあなんて思いながら読みましたが末っ子の駆け落ちは覚えていたのですが相手は忘れてました。あれでもリジーへの想いを曇らせないダーシ...

うちにものすごい古い文庫があるのですが(退色して醤油で煮しめたような色になってる。母の蔵書だったので)新訳で読みたくて借りてきました。結構覚えてるものだなあなんて思いながら読みましたが末っ子の駆け落ちは覚えていたのですが相手は忘れてました。あれでもリジーへの想いを曇らせないダーシーさんは男前だなあと思いましたよ。 結局高慢と偏見もちはエリザベスの方だったんでしょうか?ダーシーさんもプライドは高いんですが偏見があったとは思えないしなあ。 読み返すとやっぱり面白い。そしてシャーロットのような割り切った結婚を選ぶ女性もいれば恋は盲目で突っ走るリディアのような子もいるし(とはいえ15歳だし仕方ないと言えば仕方ないかもだけれども)ある程度の分別はあるものの結婚に夢を抱いているリズが居たり。人間描写が上手だなあとつくづく思いました。 でもやっぱりビングリーさんよりはダーシーさんの方が素敵だよなあ~と読み返してて思いました。

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2014/07/05

一番好きな映画の1つなのに、まだ本は読んでいなかった。映画と同様おもしろいのかなぁ、と思いつつ読み始めたけど、久しぶりに次のページを早く読みたい!!と読み始めたら止められなかった。上巻の後半へ進めば進むほど話の展開がますます興味深くなってきて、さらに読み進めたくなった。一番気にな...

一番好きな映画の1つなのに、まだ本は読んでいなかった。映画と同様おもしろいのかなぁ、と思いつつ読み始めたけど、久しぶりに次のページを早く読みたい!!と読み始めたら止められなかった。上巻の後半へ進めば進むほど話の展開がますます興味深くなってきて、さらに読み進めたくなった。一番気になるところで下巻!!!早く読みたい!!!!

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2013/10/22

結婚にまつわるある5人姉妹の物語です。私としては、この作品が作者の最高ケッサクだと思います。婚活が今流行していますが、この作品での結婚観は現代にも通じるものがある気がします。 九州大学 ニックネーム:稲生平八郎

Posted byブクログ

2013/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったです。 イギリス文学と聞いて、少しとっつきにくい(独特な)文章、言葉遣いなど最初はなじめなかったのですが、ヒロインのエリザベスが相手役(?)のダーシーと出合った辺りから怒涛のようにストーリーが展開していきます。 主人公含め脇役たちの性格がものすごく人間臭くて面白かった。もちろん誇張はあるのでしょうが、「うわ、実際に職場にいそうな……」という女性たち、男性たちの態度、言葉の使いまわしがものすごい。 一応主人公エリザベスは美化されている? ようですが、むしろ彼女のほうが「偏見」に満ちていると思いました。題名から判断すると対する高慢はダーシーというところでしょうか。 (とは言っても、私としては「気難しいが、実は素直な男の人」という印象でしたが。エリザベスが文中で言うほど悪い男性には思えません……エリザベスに勘違いされている彼が非常にかわいそう(苦笑) エリザベスは確かに頭が回り(とくに彼女の家族から考えると彼女の頭の回転の速さはほとんど奇跡に近い) 自分の意見をはっきり言う強い女性ですが、ダーシーに対する考え方を自分の好意を持っている相手からの受け入り、もしくは自分の第一印象で決め付けているところなど「?」な部分があったので、ちょっとそこはどうなのよ、と個人的に思います。むしろ主人公っぽいのは、彼女の姉のほうなのでは。。。 ダーシーも恐らく自分の素直になれない性格から、あのような言動を言ったり態度を取ったりするだけなのでは。むしろエリザベスに対してはとても紳士だと思うのですが……。 とにかく、登場人物もさることながら、展開も早いです。メイン二人以外にもそれぞれ色々事情を抱えたりしていた「この人は、あの人はどうなるの?!」とやきもきさせます(笑) 文学作品と苦手意識を持つ前に、一度読んでみるだけでも楽しいかと。ちょっと日本人用に題名も分かりやすいものに変えれば読む人が多くなるかもしれません。実際、中身は「高慢と偏見(ドーン)」というような硬いものでは決してありませんので。 恋愛ものが好きな女性にはオススメですよ?

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2013/06/30

こんなにドキドキワクワクしながら読んだ小説は何年ぶりでしょう! 結末は知っているし大した事件が起きるわけではないのに、ページをめくる手が止まりません。 200年前に出された小説ですが、読み続けられ、何度も映像化される理由がわかりました。 私の好きな本・ベスト3に入りました!

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2013/05/26

イギリス文学。といっても、読みやすい恋愛小説です。タイプの違う5人姉妹を主人公にそれぞれの心理描写があって、今も昔も通ずるものがあるんだなと感じました。

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2013/02/26

月イチ、文学作品です。 1月が太宰で日本作家だったので、今月は海外ものにしてみました。 それで、ジェイン・オースティンはちょっと日和った感が否定しきれないのですが。 いきなりロシア文学とか敷居高いので。 感想は、下巻を読んでから書きます。

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2013/07/01

【ひとことポイント】 これが恋愛小説の原型です 18世紀イギリスの恋愛小説。 身分や収入、しきたりに悩まされる時代であることは想像に難くありません。 お互いがそれらにぶつかりながらも、各々の気持ちに気づき成長していくさまが自然に書かれています。 ジェーン・オースティンを読み始め...

【ひとことポイント】 これが恋愛小説の原型です 18世紀イギリスの恋愛小説。 身分や収入、しきたりに悩まされる時代であることは想像に難くありません。 お互いがそれらにぶつかりながらも、各々の気持ちに気づき成長していくさまが自然に書かれています。 ジェーン・オースティンを読み始めるならこの本が最適。 <情報学部 N> 企画コーナー「わたしの本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/1/9-3/18まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1626327

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2013/01/09

ジェイン.オースティンの作品は海外の映画に出てくることが度々あったので、ずっと読みたいと思っていました。 翻訳本は「訳」が決め手となる場合が多いので、一番評価の良かった中野 康司さんの訳した文庫で読むことに…。 最初から「古典の割に読みやすいなぁ」と思っていたのですが、途中から...

ジェイン.オースティンの作品は海外の映画に出てくることが度々あったので、ずっと読みたいと思っていました。 翻訳本は「訳」が決め手となる場合が多いので、一番評価の良かった中野 康司さんの訳した文庫で読むことに…。 最初から「古典の割に読みやすいなぁ」と思っていたのですが、途中から(最初の笑えるプロポーズあたりから)ページを繰る手が止まらなくななるほど面白くなってきて、期待が膨らむ中下巻へ…

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2012/10/17

18世紀のイギリス女性作家による恋愛小説。ただし、一般的な恋愛とは異なり、主人公の女性は中流階級で外見や知性に関しては平均よりもやや上といった、決して目立つ存在ではない。この女性と相手の男性との間柄を皮肉とユーモアを交えて描いている。

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