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高慢と偏見(下) の商品レビュー

4.4

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

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2013/06/30

こんなにドキドキワクワクしながら読んだ小説は何年ぶりでしょう! 結末は知っているし大した事件が起きるわけではないのに、ページをめくる手が止まりません。 200年前に出された小説ですが、読み続けられ、何度も映像化される理由がわかりました。 私の好きな本・ベスト3に入りました!

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2013/02/28

あらすじを書くと平凡な話なんだけど、当時の身分社会や、結婚観や貞操感を想像すると、みんな必死でおもしろい。 登場人物がなかなかにみんな自分勝手で独りよがりで、プライドが高く見栄っ張りだし、 ベネット夫人、リディア、コリンズ氏などやたらイライラする人がイライラする発言ばかりするし ...

あらすじを書くと平凡な話なんだけど、当時の身分社会や、結婚観や貞操感を想像すると、みんな必死でおもしろい。 登場人物がなかなかにみんな自分勝手で独りよがりで、プライドが高く見栄っ張りだし、 ベネット夫人、リディア、コリンズ氏などやたらイライラする人がイライラする発言ばかりするし よくよく考えると、ろくでもない人が多すぎる気もするけど(笑) ジェインとエリザベスが聡明で、ちゃんとハッピーエンドに終わったのでよかったです。 エリザベスの正直な物言いは共感できて好きだなぁ。

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2013/07/01

【ひとことポイント】 これが恋愛小説の原型です 18世紀イギリスの恋愛小説。 身分や収入、しきたりに悩まされる時代であることは想像に難くありません。 お互いがそれらにぶつかりながらも、各々の気持ちに気づき成長していくさまが自然に書かれています。 ジェーン・オースティンを読み始め...

【ひとことポイント】 これが恋愛小説の原型です 18世紀イギリスの恋愛小説。 身分や収入、しきたりに悩まされる時代であることは想像に難くありません。 お互いがそれらにぶつかりながらも、各々の気持ちに気づき成長していくさまが自然に書かれています。 ジェーン・オースティンを読み始めるならこの本が最適。 <情報学部 N> 企画コーナー「わたしの本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/1/9-3/18まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1626327

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2013/01/09

上巻で一番面白い所で終わったまま、下巻へ! 下巻はひと時も退屈する間もなく、色んな事件が起こり、小説の中では何ヶ月も経ってるけど1・2日で読みすすめているこちらとしては気持ちがついて行かない…笑 それくらい感情移入もしやすくて楽しい一冊でした★ さすが200年読み継がれている...

上巻で一番面白い所で終わったまま、下巻へ! 下巻はひと時も退屈する間もなく、色んな事件が起こり、小説の中では何ヶ月も経ってるけど1・2日で読みすすめているこちらとしては気持ちがついて行かない…笑 それくらい感情移入もしやすくて楽しい一冊でした★ さすが200年読み継がれている恋愛小説!(個人的にはジェイン夫婦に一番幸せになって欲しい!) 続けて同じ作者の「ノーサンガー・アビー」を読もうと思います。楽しみ〜♪

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2012/11/03

結末はわかっているのに、とにかく最初から最後までそわそわ、やきもき、わくわくしっぱなし! すこぶる「面白い」小説だった。決して特別なことが起こるわけでない。あらすじを言ったってつまらないだろう。しかし、とにかくその展開の押し引きの上手いこと! そして、その説得力のあること! ...

結末はわかっているのに、とにかく最初から最後までそわそわ、やきもき、わくわくしっぱなし! すこぶる「面白い」小説だった。決して特別なことが起こるわけでない。あらすじを言ったってつまらないだろう。しかし、とにかくその展開の押し引きの上手いこと! そして、その説得力のあること! 主人公・エリザベスの美しさと可愛さと言ったらない。知性が内側から輝いている。 この聡明で、しかも明るいヒロインは、自分の知性でもって現実を見る。そしてそれらを「笑い」でもって批判し、また愛するのである。 「私は笑うことが大好きなんです。……人間の愚かさやばかばかしさや、気まぐれや矛盾がおかしいんです。そういうものを見たらいつでも笑ってやります」 彼女とダーシー氏が交わす会話の面白いこと。彼らはともにリアリストであり、どちらも非常に立派な良心を持った頭のいい人間である。 そんな彼らであるのに、いやそんな彼らだからこそ、お互いにお互いとの関係を素直に進めることができない。その様が実にリアルだ。 平易な言葉で、身近な題材で、そして単純なストーリーで、こんなに「面白い」小説があるのだなぁ。読みやすい訳のおかげもあるだろうが、これが200年近く前に書かれたものだとは驚きである。 今回は中野康司・訳で読んだけれど、他の訳で読んで読み比べるのも楽しそう。私は滅多に同じ本を読み返さないのだが、この小説なら、もう一度読んでもきっと楽しめるだろう。

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2012/10/10

後半は山あり谷ありの展開に目が離せなかった。 末娘のバカっぷりや、母親のアホさ加減にイライラしながらも、最終的には五人姉妹で最も優しい長女のジェインと最も賢いエリザベスは様々な障害を乗り越えてゴールイン。 200年前のラブコメ今でも普通に楽しく読めました。 谷崎潤一郎の細雪をちょ...

後半は山あり谷ありの展開に目が離せなかった。 末娘のバカっぷりや、母親のアホさ加減にイライラしながらも、最終的には五人姉妹で最も優しい長女のジェインと最も賢いエリザベスは様々な障害を乗り越えてゴールイン。 200年前のラブコメ今でも普通に楽しく読めました。 谷崎潤一郎の細雪をちょっと思い出した。

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2011/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ダーシーさん=コリン・ファースをインプットしてから読み始める。 世の中のリージャンシーロマンス小説のリアル度は0.2%ぐらいだと思っていたけど、リアルタイムで書かれたこの本とたいして変わらないということは、、、リアル度7%ぐらいに上方修正。 ロマンス小説として良作。 回りくどい感じはあるけど、当時の雰囲気がリアルに伝わってきてとても興味深かった。 意外にも先の読めない展開で、ヒロインがダーシーさんのプロポーズをけちょんけちょんに断ったのにはお口あんぐり。 その辺りからさらに面白くなった。

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2011/09/04

この本はどんな本か。 「『高慢と偏見』はちょっと軽すぎて、明るすぎて、きらきらしすぎています。陰影に欠けています」 著者は手紙でそう書いているがなかなか的確な意見だと思う。なぜ読者はこの作品が大好きなのかを見逃してる一点を除いては。 そう。だからこそみんなはこの作品が大好きなので...

この本はどんな本か。 「『高慢と偏見』はちょっと軽すぎて、明るすぎて、きらきらしすぎています。陰影に欠けています」 著者は手紙でそう書いているがなかなか的確な意見だと思う。なぜ読者はこの作品が大好きなのかを見逃してる一点を除いては。 そう。だからこそみんなはこの作品が大好きなのである。 陰影なんかよりも、軽くて、明るくて、きらきらした作品が、大好きなんだから。 流麗な文章、丁寧な展開に、エンタメ的な要素も加えて、本当にきらきらしたすてきな作品でした。まる。

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2011/04/03

当時の現実的な結婚観に基づいて展開するストーリーがシュールでおもしろい。主人公のある意味理性的な恋模様や、娘たちを嫁がせようと必死の母親のエピソードには、ユーモア満載。

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2010/12/15

いつの時代においても女性にとっては何かしら胸につきささったり思い出したりすることがあると思う。追記予定。

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