高慢と偏見(下) の商品レビュー
ハッピーエンドでよかった。もっと早く若い頃に読んでれば、はまってたかも。イギリスの古き良き時代の雰囲気が好きで妄想しつつ読了。DVDも購入。
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う~ん、ハマらんかったな。恋愛小説と呼ばれるものでグッときた本ってパッとは思いつかんけど。 時代背景とかぶっこ抜いてそもそもダーシー氏が高慢だなんだとなじられる意味がハナからわからん。ダンスパーティーで女と踊らないからいけ好かないだと?黙れ小娘。 これはもう同じ男として言わせてもらえば、女なら誰にでも等しく愛想をばらまく(それこそウィッカムのような)男なんぞよかよっぽど見どころがあるではないか。 エリザベスは頭の空っぽの妹たちとは違って血のめぐりのいい娘という設定ではあるけど、そう大差ないんじゃないかって僕としては思う。 人の噂話ばかり真に受けてあっちへふらふらこっちへふらふら、それでいてダーシー氏本人の言葉は真に受けない。 そもそも高慢になるには身分制度を前提としたそれなりの根拠があるけど、偏見は単に未熟さの表れでしょ。 だけども何かなぁ~、自分を棚に上げて「高慢ちきなあんにゃろうを自分と同じステージに引きずり落としてやりたい」ってのを具現化したような、そういうご都合主義を感じるんだ。
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思っていた以上に 面白かった 初読時に勘違いしていた。最後の手紙は 傲慢と偏見がなくなったことを意味するのではなく、人は 傲慢と偏見を 持ち続けることを意味する 著者は この小説から 人間を観察して、その愚かさを笑って楽しむことを 伝えたかった
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この下巻はまた色んな事があります。リジーの妹リディアの結婚とか・・・。 現代では駆け落ちとか、そんなにたいした事ないと思いますが、この時代では家族全員の評価を著しく下げ、未婚の者は結婚など無理!ってなってしまうぐらいとか本当に現代は開けましたね~。 この時代では異性の手が触れるなんてダンスの時だけだったと映画のメイキングで言ってたような~?なのでこの駆け落ちがいかに大変な事だったかというのも、よく分かります。 リジーとダーシー様はというと、高慢で鼻持ちならない以前の彼とは比べ物にならないぐらい気さくな姿に、リジーが段々心を開いていく姿を丁寧に描いているので感情移入出来るというか、この二人が早く幸せになるのを今か今かと待つ感じで凄く楽しめます。 欲を言えばラストがあっさりしているので、ようやく結ばれた二人のその後をもう少し描いてほしかったかな?って感じかな。 でもあっさりしていますが終わり方も凄く良いんですが・・。 本当に世界中で愛されている作品というのも分かる素晴らしい作品だと思います。
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初ジェーンオースティン。姪の、原文がリズミカルで素晴らしいという推薦。日本語で読んでますが。 予想外に面白い。少女漫画的なのり、女性としての価値観が説教臭い、などを差し引いても恋愛小説として楽しめる。 イライザがエリザベスの愛称と初めて知った。
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上巻に続き、とてもおもしろかった!物語を通してダーシーの積み上がったプライドを、エリザベスが壊していったのがよかった。エリザベスのようなたくましい女の子っていいな。
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繰り返し読んでしまうほど、何度読んでも新鮮な気持ちで読めてしまう^ ^ エリザベスの心の変化とダーシー氏の変化がまるでその場にいるような気がするほど鮮やかに描かれていて、読み飽きることがない☆ダーシー氏と結婚したい(笑)!!これは手元に置いておきたい一冊に決定!
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高慢だった男と偏見を持っていた女の話でした。最高でした。ユーガットメールを観てメグライアンが演じたヒロインが高慢と偏見を好きで、メグライアン好きな私としては読んでみなくてはと思って読みました。この本に出会えてよかった。ありがとうメグライアン。 これが1813年に出版されただなんて...
高慢だった男と偏見を持っていた女の話でした。最高でした。ユーガットメールを観てメグライアンが演じたヒロインが高慢と偏見を好きで、メグライアン好きな私としては読んでみなくてはと思って読みました。この本に出会えてよかった。ありがとうメグライアン。 これが1813年に出版されただなんてすごすぎる。約200年後に似たプロットのテレビドラマが日本で大ヒットするわけだけれども。ずっと読み継がれて、200年後の異邦人(私)がこれを読んでときめいてるっていう事実が、すごい。自分の名前と自分の本が時代と国境を越えて絶賛されるって!なんてロマンチックなんだろうと思った。 私はエリザベスみたいなユーモアのセンスとか空気を読む力とかないのでこの二人の結婚に憧れるとは言えないけど(笑)ダーシーさんもエリザベスも二人とも魅力的で素敵でした。あー楽しかったな。読了後の充実感とダーシー氏へのときめきで胸がいっぱいなままにこのレビューを書きました。ジェインオースティンありがとう。
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映画「プライドと偏見」を先に見て、面白かったので小説も。 あらすじは分かっているはずなのに面白かったー!! 読みやすい訳でとても200年前に書かれたものとは思えない。 小説の世界に入ってしまいました。 そしてダーシー男前すぎる!!結婚して! 自分の欠点を真摯に受け止め、直そうとす...
映画「プライドと偏見」を先に見て、面白かったので小説も。 あらすじは分かっているはずなのに面白かったー!! 読みやすい訳でとても200年前に書かれたものとは思えない。 小説の世界に入ってしまいました。 そしてダーシー男前すぎる!!結婚して! 自分の欠点を真摯に受け止め、直そうとする、 愛する人のためにー!エリザベス幸せすぎ。 小説の方が心理描写が丁寧だから、ダーシーの気持ちもよくわかって エリザベスの気持ちもよくわかって、感情移入しやすかった。 軽やかに読める王道ラブストーリー! 読後感は爽やかで幸せ。
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誤解が解けた後の話。 紆余曲折繰り返しつつ、お互いの葛藤踏まえつつ、かつ主人公の妹がまさかのあの人と結婚するという波乱の事態に。。。。 見せ方は本当にすごいなと思います。主人公そっちのけで気になった(笑) だけどここまで引っ張ってきたら妹関連よりむしろ主人公ペアのもっとごたご...
誤解が解けた後の話。 紆余曲折繰り返しつつ、お互いの葛藤踏まえつつ、かつ主人公の妹がまさかのあの人と結婚するという波乱の事態に。。。。 見せ方は本当にすごいなと思います。主人公そっちのけで気になった(笑) だけどここまで引っ張ってきたら妹関連よりむしろ主人公ペアのもっとごたごたが見たかったです。。。たぶん恋愛もの重視じゃなくて「人ってこんなに面白い生き物なのよハハ」がメインなら仕方ないのかな。ダーシーの鬱陶しい叔母さんがもう少し鬱陶しさをかもし出してくれたり、二人の中をかき回してくれたらよかったのに……けどそうするとオースティンらしさが消えてしまうのかもしれないから、これはこれで満足するしかないのかな。 そしてやっぱり主人公エリザベスも人のこと棚にあげている場合ではなく、彼女も十分高慢と偏見に満ちていると思います。
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