ハリー・ポッターと謎のプリンス 上下巻2冊セット の商品レビュー
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前半の鬱屈した展開から後半の哀しい怒涛の展開とどうにも愉快な点の少ない印象を受ける6巻。クライマックスが近づいている点があったとしてももう少しかつての楽しさが残っていても良かったような気もした。 ただ、この巻の重要なところは今まで雲の上のような存在であったダンブルドアと行動する機会を増やすことだろう。後半の結末と合わせてダンブルドアが非常に印象に残るため、最終巻につながる決断に共感できるのだと思える。また、味方側の最後の切り札的な存在がいなくなることで、最終巻の展開が期待できるのもいい所か。何にせよ最終巻に期待したいところである。
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いまやハリー・ポッターは世界的に有名な、誰もが知っている物語となった。だから、みんなが当たり前のように小説の核心部分をネットで語り合ってしまう ええ、ええ、読む前から望まぬネタバレをいろいろと見せてくれやがりましたとも。ツイッターでポイポイ実況しやがってホンマにもー。スポーツとかバラエティならいいんだけどさあ、そのツイートひとつ見ただけで大事な部分をばらしてしまうようなやつはホントやめてよ、と思うわけです。休みの日に集中して観たい録画派の身にもなってくれえぇぇ。 あっ、話が脱線している。すいません。ハリーポッターの話じゃなくなってました。出版されてから今までずっと読んでいない方が悪いのですか、そうですか。 でも、いくら古い作品でも、たとえばシャーロック・ホームズのシリーズだったら、トリックを大っぴらに明かさないだろうと思う。それと同じように、一番の読みどころをワンクッションおかずにネットに書くのはやっぱりいただけない。 というのは、ハリー・ポッターシリーズはもちろん良質ファンタジーであるけれど、それと同時に、良質なミステリーでもあると思うからだ。だから本来ネタバレは控えるべきなんだと思う。 しかし、いろんなネタバレ情報を吹き込まれてもなお、綿密に張り巡らされていた伏線がはまっていく面白さが存分に感じられた。間をおかず読んだらもっと面白いんだろうなあ! まあそんなこんなで、以下にネタバレがあります。今更な感はありますが、気をつけてください。 今作はヴォルデモートの過去に迫ったり、「謎のプリンス」の正体に迫ったり、ハリーとジニー、ロンとハーマイオニーのラブストーリーも入ってて、そこも面白かった。大きくなったなあ。いつの間にか16歳とか17歳なんだもんなあ。 で、なんといっても終盤にダンブルドアがスネイプ先生の手にかかってお亡くなりになるのですけれども、それも既にネタバレで知ってたんですけども、やっぱりちょっとショック~。早く「死の秘宝」も読みたいな。 ダンブルドアを殺せなかったマルフォイがなかなかかわいいやつだった。ネットに毒されてフォイフォーイwwwwwな印象しかなかった。ゴメン。
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私事ですが、ハリー・ポッターシリーズで一番好きなのはスネイプ先生です。そんなスネイプ先生と関係の深い「ハリーポッターと謎のプリンス」。映画も面白かったです。 九州ルーテル学院大学:日和
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リアルタイムで読んだ時、あの人の行動が裏切りだとか、実はこういう意図があったんだとか、いろいろ物議を醸したなーと懐かしく思う。 面白いけど、暗い。
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本自体は発売した時に購入したけど、長い間積読してて、ようやく今日読み終わった。 巻を追うごとにますますシリアスになっていく。 人の死を受け入れて乗り越えることはとてもとても難しいことなんだけど、この巻からハリーは大切な人の死を受け入れて自分のやるべきことを見据えて前に進もうとして...
本自体は発売した時に購入したけど、長い間積読してて、ようやく今日読み終わった。 巻を追うごとにますますシリアスになっていく。 人の死を受け入れて乗り越えることはとてもとても難しいことなんだけど、この巻からハリーは大切な人の死を受け入れて自分のやるべきことを見据えて前に進もうとしている。 ハリーは全然特別じゃない普通の男の子なんだけど、自分の運命をしっかり受け止めてヴォルデモートとの決戦を迎えるんだと思う。 最終巻、近いうちに読もう。
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2013.8.22読了。破れぬ誓い。拷問。死。徐々にひたひたと闇が迫る。絶対安全な場所などない。いつ襲われるのかもわからない。友達が明日には死んでいるかもしれない。不安や不信感といった負の感情が多くを占める日々。今までの巻の中で一番暗く、重い。だが、最後に少なくとも幸せなことがあ...
2013.8.22読了。破れぬ誓い。拷問。死。徐々にひたひたと闇が迫る。絶対安全な場所などない。いつ襲われるのかもわからない。友達が明日には死んでいるかもしれない。不安や不信感といった負の感情が多くを占める日々。今までの巻の中で一番暗く、重い。だが、最後に少なくとも幸せなことがあったので、少しは救われた。マルフォイが根っからの悪ではなかった点も同様。グロウプの特訓が上手くいっていることがわかったので良かった。人間らしくなってる。それがいいか悪いかは別として。少なくともハグリッドには家族がいる。こころの支え。ハリーへの庇護はもはや消え失せた。自分で命を守るしかない。誰ももう守ってくれない。直接対決が迫る。次巻で完結。早かったなぁ。さあ次の世界へ!
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ダンブルドアと一緒にヴォルデモートの秘密に迫る巻。 個人授業に関してはハリー同様何か凄い技を学んだり冒険を沢山したりっていうのを想像してたので少し期待はずれだった。 初めて読んだ時はハリーと同じく彼を憎んだけど、再読してみると彼の苦悩が見え隠れして可哀想になってしまう。 ハリーの大切な人は読者にとっても大切な人であるわけで、そういった人たちが亡くなってしまうのは読んでて苦しい。 ヴォルデモートを完全に倒すためにはまだまだ道程は長いというのに、一番対抗しうる人がいなくなってしまい、今後どうなるのか次巻が楽しみ
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なんで唐突にジニー?きっかけは?って感じでハリーの恋愛事情はどうでもいいけどロンとハーマイオニーはヤバイ 進展が少しずつ見えてきてニヤニヤニヤニヤしちゃいます 他に大事な出来事はいっぱいあるし、悲しいことの方が大きかったけど、 私には最後の2人のシーンが一番大事で印象的なシーンで...
なんで唐突にジニー?きっかけは?って感じでハリーの恋愛事情はどうでもいいけどロンとハーマイオニーはヤバイ 進展が少しずつ見えてきてニヤニヤニヤニヤしちゃいます 他に大事な出来事はいっぱいあるし、悲しいことの方が大きかったけど、 私には最後の2人のシーンが一番大事で印象的なシーンでした 話全体の感想としては、わりと最後の方まで穏やかでホグワーツの日常を描いていたから最後が悲しかった
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当初のタイトル、混血のプリンスだったよね。謎のプリンスになってなんだかなと思ったけど。まあそういうことだったよね。盛り上げ方がシリーズでいちばんかなあと思った。はあ…思い出すなあ。
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ヴォルデモードの生い立ちの 秘密が明らかになる。 それに伴い、倒し方も。 しかし、その代償にダンブルドアが…。 やるっきゃない! って感じの終わり方だった。 今回は、冒険というより状況説明的な流れだった。 次巻で最後だ、ハリー。 大団円に向けて頑張ってくれ!!
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