ニーチェ入門 の商品レビュー
タイトルの通り、非常…
タイトルの通り、非常にわかりやすいニーチェ入門です。 日本語が平易かつ論理的で、いつも哲学書を読むと頭痛がするんですが今回は大丈夫でした(笑) 虚無主義的というより前向きな感じのニーチェ解釈なことも、私には合いました。 永遠回帰の解釈が、実社会に思想として適応するのはむずかしいだ...
タイトルの通り、非常にわかりやすいニーチェ入門です。 日本語が平易かつ論理的で、いつも哲学書を読むと頭痛がするんですが今回は大丈夫でした(笑) 虚無主義的というより前向きな感じのニーチェ解釈なことも、私には合いました。 永遠回帰の解釈が、実社会に思想として適応するのはむずかしいだろうなーと思えてしまうほど理想を追いかけていてポジティブです。励まされました。 ルサンチマン的なキリスト教解釈もとても面白かったです。 キリスト教者の方やキリスト教を研究していらっしゃる方は
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字も大きめで、とても…
字も大きめで、とても哲学書を読んでいるふうには感じないと思います。だからこそはじめての人におすすめです。
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一先ず読了。哲学と言えばニーチェかな?という安易な気持ちで購入し、YouTube等で簡単に背景をおさらいしつつ読んだ。 ルサンチマン的思考に陥り「神」「真理」を追求するのか、ニヒリズムを徹底し新しい価値、目標である「超人」へ至るのか? 理解が追いつかなくなる事もしばしばあっ...
一先ず読了。哲学と言えばニーチェかな?という安易な気持ちで購入し、YouTube等で簡単に背景をおさらいしつつ読んだ。 ルサンチマン的思考に陥り「神」「真理」を追求するのか、ニヒリズムを徹底し新しい価値、目標である「超人」へ至るのか? 理解が追いつかなくなる事もしばしばあったが、ゆっくりでも良いので是非読んでほしい本だった
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・ニーチェが何を「禁じ手」にしたか。どんな道を通るべきだと説いたか。わたしたちは現在、このニーチェの根本的な考察を見て見ぬふりをして通りすぎるべきではない。現代社会の思想の動向はまさしく反ニーチェ的状況だと言える。その意味でわたしたちは、"反時代的"たる理由を...
・ニーチェが何を「禁じ手」にしたか。どんな道を通るべきだと説いたか。わたしたちは現在、このニーチェの根本的な考察を見て見ぬふりをして通りすぎるべきではない。現代社会の思想の動向はまさしく反ニーチェ的状況だと言える。その意味でわたしたちは、"反時代的"たる理由を持っている。現代の思想はもう一度ニーチェを発見しなおす必要があるのだ。
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理解力が乏しいせいか、複雑でわかりにくい箇所が多かった。とはいえ、入門と題名にあることから、「なるほど、そういうことか」となる部分もあった。 ニーチェの著書はより難解だと思われるので、それと比較すればわかりやすいのかもしれないが、全体的に読みづらさが拭えない。
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ここまで切れ味鋭い問い(ルサンチマン、永劫回帰)を立てた人だとは知らなかった。一方、問いに対する答え(超人思想、力への意志)の質は決して高くないように思う。それでも哲学史上でこれだけの地位を占めているのだから、問いの質というものがいかに大事かを分からせてくれる好例。
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武器になる哲学の推薦本である。最初の部分、あるいはあとがきは非常にわかりやすく書かれているが、読み進めるうちにわかりづらくなる。ニーチェがなぜ現在復活したのかということだけでも重点的にい書いてあると助かる。神という概念がない人にとってはわかりづらい。
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今までの読書ではないくらい精読をして挑んだ。 ニーチェは聞き覚えのあるキラーワードがたくさんあり、且つその言葉それぞれが力強く既成の概念をぶち壊してくれるような期待感は常々ありました。 徹頭徹尾人間自身の「生」にフルベットしている思想だ、そこには胡散臭いものに一切与しないかっこ...
今までの読書ではないくらい精読をして挑んだ。 ニーチェは聞き覚えのあるキラーワードがたくさんあり、且つその言葉それぞれが力強く既成の概念をぶち壊してくれるような期待感は常々ありました。 徹頭徹尾人間自身の「生」にフルベットしている思想だ、そこには胡散臭いものに一切与しないかっこよさがある。よもすればルサンチマン的境地に陥りやすい世の中だけど、心の片隅にニーチェを潜めながら生きていきたいと思う。
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第4章から急に難しくなったが、基本的に分かりやすく、ニーチェへの理解が深まった気がした。 要約すると、周りに嫉妬せず向上心を持て!みたいな感じかな? 遺伝子や環境が平均以上で、そこそこ恵まれた人には刺さりそうな哲学だとも思った。メディアやsnsで到底追いつく事の出来ない成功を見...
第4章から急に難しくなったが、基本的に分かりやすく、ニーチェへの理解が深まった気がした。 要約すると、周りに嫉妬せず向上心を持て!みたいな感じかな? 遺伝子や環境が平均以上で、そこそこ恵まれた人には刺さりそうな哲学だとも思った。メディアやsnsで到底追いつく事の出来ない成功を見て、生まれつきの弱者は力への意志を求める事が出来るのだろうか。 向上したくても、この世のシステム的にどうにもならないことはどう対応すればいいのか。 例えばニーチェがiq80で身長150cmのブサイクに産まれてきたら、超人思想なんて考えてたのかな。とは思う。
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「力への意志」などについての説明は分かりやすかったが、所々筆者の意見や解釈が多めに入り込んでいる気もした(ニーチェの文章の性質上ある程度は仕方の無いことかもしれない)
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