包帯クラブ の商品レビュー
2008年11月15日読了 映画がすごくよかったと聞いたので、期待して手に取りました。 結構良い評価をされてる方が多いですけど、私は何かなじめず。 すべてが中途半端な印象を受けました。 それがこの時期(高校生時代)なんだといわれたら、何も言い返せませんが。
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『永遠の仔』を未だ読み終えていない私にとって 初めての天童荒太でした。 映画の方で知って、なんとなく気になっていた一冊。 まさか天童荒太が原作書いていたとは。 かなり若い世代に向けた小説。 一人でも多くの中学生や高校生に、読んでもらい 伝わるよう、シンプルに短く。...
『永遠の仔』を未だ読み終えていない私にとって 初めての天童荒太でした。 映画の方で知って、なんとなく気になっていた一冊。 まさか天童荒太が原作書いていたとは。 かなり若い世代に向けた小説。 一人でも多くの中学生や高校生に、読んでもらい 伝わるよう、シンプルに短く。 「心の内の風景と、外の景色は、つながっている」 「知ることだけでもよかった、のかもしれない」 知らないだけで、残酷な世界っていっぱいある。
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たまに。。幸せでいること。。 じゃないね。。 幸せであろうという事に。。 疲れる事がある。。 幸せに生きていなければ。。。 楽しく生きていなければ。。 いけないんじゃないか。。って 脅迫観念で。。探し求めている時がある。。。 天童さんの本は、いっつも号泣しちゃうんだけどさ。。。...
たまに。。幸せでいること。。 じゃないね。。 幸せであろうという事に。。 疲れる事がある。。 幸せに生きていなければ。。。 楽しく生きていなければ。。 いけないんじゃないか。。って 脅迫観念で。。探し求めている時がある。。。 天童さんの本は、いっつも号泣しちゃうんだけどさ。。。 でも読み終わると。。 心に不安から解放された清々しさを感じる。。。 元気をもらうっていうのかな。。 例え幸せでない時があっても、人は生きていていいんだ。。って。。 私にはそう思わせてくれた本だった。
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この表紙じゃなかったけどね。 今まで読んだ天童作品の中で、唯一「救い」を感じた。 自分の中に、封印した悲しみがあって、 それを自分で認めること、悲しむこと、 そして誰かに「認めてもらうこと」で、 救われることを知った。 誰かの悲しみを癒すことは難しい。 だけど、「悲...
この表紙じゃなかったけどね。 今まで読んだ天童作品の中で、唯一「救い」を感じた。 自分の中に、封印した悲しみがあって、 それを自分で認めること、悲しむこと、 そして誰かに「認めてもらうこと」で、 救われることを知った。 誰かの悲しみを癒すことは難しい。 だけど、「悲しかったね。」とただ寄り添うことならできる。 自分も、そうして欲しかったんだと、気づいた。 大切なことが書いてある、大事な本。
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ちょうど映画化もきまってましたし、有名な作者さんだったので。 まぁ、つまんなくないけどおもしろくもないといった感じ。 最後までさらっと読めます。さらっと読んだあと「どんな話やっけ」となります。そういう本。
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心の傷に包帯を… 傷ついてしまった場所を探し出し、包帯を巻いてあげる。 うーん…どうだろう? それを見た当事者(患者)って本当に癒される(効く)のだろうか? 文中にも「欺瞞」「自己満足」とクラブの存在を否定する意見が出てくる。 でもそう感じるのは汚れてしまったオトナたちの心で...
心の傷に包帯を… 傷ついてしまった場所を探し出し、包帯を巻いてあげる。 うーん…どうだろう? それを見た当事者(患者)って本当に癒される(効く)のだろうか? 文中にも「欺瞞」「自己満足」とクラブの存在を否定する意見が出てくる。 でもそう感じるのは汚れてしまったオトナたちの心でしょう。 子供のころの純粋な目で見れば、きっとその包帯に優しさを感じることができるはずです。 柳楽優弥・石原さとみ主演で2007年映画公開。 ストーリーの核心的な部分は原作に沿っており、若者たちの友情や苦悩をテンポよく表現した作品に仕上がっています。 天童荒太(原作者)ファンにも満足のいく作品に仕上がっていたのではないでしょうか。 (包帯クラブの前身である)方言クラブがどのように表現されるのか楽しみにしていたのですが、あまり触れられなかったのは残念なかぎりで、映画評価は★★★★
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いい。 包帯クラブ。 初・天童荒太。 包帯、巻こうかなあ。 巻いてほしいなあ。 こんなクラブあったら、 あたしも入りたいなあ。 世界はきっと、傷だらけで血だらけで、 受けた傷は本人にしか見えなくて、 だから包帯を巻いて白い景色にする。 いいなあ。 一人でこっそりしようかなあ...
いい。 包帯クラブ。 初・天童荒太。 包帯、巻こうかなあ。 巻いてほしいなあ。 こんなクラブあったら、 あたしも入りたいなあ。 世界はきっと、傷だらけで血だらけで、 受けた傷は本人にしか見えなくて、 だから包帯を巻いて白い景色にする。 いいなあ。 一人でこっそりしようかなあ。
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心の傷は隠したい? そ れともみんなに知らせたい? どんな傷だか、わかってもらいたい? それとも、傷があることだけでも知ってもらいたい?
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自分の過去の“傷”に包帯を巻いていく少年少女の話。こういうのは少年時代に読みたかったなぁ。大人から見たら些細なものに敏感に反応し傷ついていく年代に読んでいたら、もっと感化されたかもしれない。けれどそういうものに鈍感になっていく“術”を身につけられるようになってしまった今では少し遠...
自分の過去の“傷”に包帯を巻いていく少年少女の話。こういうのは少年時代に読みたかったなぁ。大人から見たら些細なものに敏感に反応し傷ついていく年代に読んでいたら、もっと感化されたかもしれない。けれどそういうものに鈍感になっていく“術”を身につけられるようになってしまった今では少し遠い話。でも誰かと間違いなく心を通い合わせた、そんな時期が一瞬でもあるから、大人は生きていけるのだと思う。
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誰でもそれぞれ自分なりの傷口を隠しながら生きている。 そんな当たり前のことが描かれているだけなのに、改めて実感させられることでなんだか安心する。 若いうちに出会った傷と仲間は絶対的な存在だ。
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