包帯クラブ の商品レビュー
このお話は誰かの心が傷ついたとき、その傷ついた場所に合わせて公園のブランコや様々な場所に薬局からたくさん買ってきた包帯を巻きつけた。しかし、巻きつけたからといって何が起こるわけでもなく、ただその人の心の中だけが軽くなるというだけだった。私はそれなら最初から包帯を使って、わざわざ巻...
このお話は誰かの心が傷ついたとき、その傷ついた場所に合わせて公園のブランコや様々な場所に薬局からたくさん買ってきた包帯を巻きつけた。しかし、巻きつけたからといって何が起こるわけでもなく、ただその人の心の中だけが軽くなるというだけだった。私はそれなら最初から包帯を使って、わざわざ巻きつけに行かずにその人の話を真剣に聞いてあげたいな。本当の友達なら…。
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包帯クラブのメンバーがすごく個性的でかなりびっくりしました。 そんな彼ら(彼女ら)が人の傷ついた心をうめる?ためにその人の傷ついたキッカケになった場所に 包帯を巻きにいく話なのですが、最初は全く話の内容が掴めず・・・アタフタ・・・でした。
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表紙がこれではありませんが、ブックオフで購入。 読みたいな観たいなと思いつつ(←柳楽くん好き)、石原さとみが嫌いなので敬遠してた。 内容は、扱うテーマは『悼む人』と似通うところもあったかも?文体が軽い分読みやすくありましたが。。 彼らが人の傷を慈しむ姿が、とても胸に迫った。自分が...
表紙がこれではありませんが、ブックオフで購入。 読みたいな観たいなと思いつつ(←柳楽くん好き)、石原さとみが嫌いなので敬遠してた。 内容は、扱うテーマは『悼む人』と似通うところもあったかも?文体が軽い分読みやすくありましたが。。 彼らが人の傷を慈しむ姿が、とても胸に迫った。自分が確かに傷ついたことを、認識してもらうための包帯。認識してもらってもいいじゃないという考え方。今それを受け取っても、少し胸がじんわりしてしまうような考え方。 私が包帯を巻きたい場所はどこだろう。
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想像していたよりも重くなく、若い人向けの作品かなと思います。包帯を巻くことが実際に人を癒すことにつながるのかはわからないけれど、「傷を傷と認めること」の大事さと難しさっていうのは意外と気づいていなかったかも。
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映画を見た後に読んでみた。この本に共感できるかどうかは「包帯を巻くという行為(で心の傷が癒されるという流れ)」を無理なく受け入れられるかにかかっている。人それぞれだろうが、自分としては8割くらいという感じ。包帯云々より、《傷を自覚する・認めてもらうことによって(幾分)癒される》と...
映画を見た後に読んでみた。この本に共感できるかどうかは「包帯を巻くという行為(で心の傷が癒されるという流れ)」を無理なく受け入れられるかにかかっている。人それぞれだろうが、自分としては8割くらいという感じ。包帯云々より、《傷を自覚する・認めてもらうことによって(幾分)癒される》という下りが心に残った。青春物としては、コミカルな演出もある映画版の方が好きかな。
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映画より小説の方が好きだな。 包帯クラブの素晴らしさは、傷つけた加害者を糺すのではなく、傷を受けた被害者の心を癒すところ。 ある人にとってはなんてことないことでも、ある人にとっては癒しになる。 人はみんな同じじゃない、違いを理解してあげるのが大事なんだよと。 深い。
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心に傷を受けた場所に包帯を巻くことで、心を守ろうとする子供たちの話。 些細なことでも、人にとっては言えない心の傷になることはある。 「そのくらい大丈夫」という言葉は、時に残酷。 包帯を巻くという行為は、その傷を受けた人の心を思いやりいたわる気持ちで、 傷を受けた人の本当の苦しさを...
心に傷を受けた場所に包帯を巻くことで、心を守ろうとする子供たちの話。 些細なことでも、人にとっては言えない心の傷になることはある。 「そのくらい大丈夫」という言葉は、時に残酷。 包帯を巻くという行為は、その傷を受けた人の心を思いやりいたわる気持ちで、 傷を受けた人の本当の苦しさを見えないフリして向き合わないような「もう忘れなさい」的な のとは相反する、本当の思いやりだと思った。 心の傷、というところで、作者のほかの作品に繋がるが、それほど重くはない。
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久々にスマッシュヒット。 青春小説というのはあんまり読まないんですが、これは買わざるを得ないだろ。 どっかでDVD見た気がするので借りないとね。 そのうち日記のほうに感想書きます。
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1年前くらいに買って、途中まで読んで辞めていたけど、 最近読書再開。 なんというか、自分が高校時代に感じていた、社会に対する不満とか 友人関係の悩みを、思い起こさせてくれた本。 自分に傷を負わせた何かに、包帯を巻いて写真を撮ったら 何か、癒されるんじゃないだろうか、といった内容。...
1年前くらいに買って、途中まで読んで辞めていたけど、 最近読書再開。 なんというか、自分が高校時代に感じていた、社会に対する不満とか 友人関係の悩みを、思い起こさせてくれた本。 自分に傷を負わせた何かに、包帯を巻いて写真を撮ったら 何か、癒されるんじゃないだろうか、といった内容。 高校生らしいアイデアに、楽しませてもらった。
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内容(「BOOK」データベースより) 傷ついた少年少女たちは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける長編小説。 2009.1
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