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先生はえらい の商品レビュー

4.1

157件のお客様レビュー

  1. 5つ

    55

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2020/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全体としてはなんだかよく分からないような気がするけど、それさえも術中のようで誤解できたんじゃないかと思います。 内容は面白いの一言でこれ以上言うことはないのですが、個人的にはこんなに話しかけるような書き方(悪く言うとものすごく内容に関係ない文が多い)さえも狙っているのではないかと思わずにいられませんでした。(本の中でトイレ休憩とかコーヒー休憩入れる人見たことないです!) それも含めてこの本で言いたい事が表れているのは素直にすごいと思います。(少なくとも自分はそう誤読させてもらいました。) 感想は書けるけど、自分で読んだ方が早い気がします。

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2020/08/01

初内田樹だけど面白かった 大学生もっと早くに読めば良かったなあ 学びは学びたいと思うものにしか現れない。 よくわかる気がする よく分からん難しい教科書に、あれこれ考えて無理やり解釈つけてわかった気になって、先生にボコボコにされてあーそういうことかってなることよくある。 謎...

初内田樹だけど面白かった 大学生もっと早くに読めば良かったなあ 学びは学びたいと思うものにしか現れない。 よくわかる気がする よく分からん難しい教科書に、あれこれ考えて無理やり解釈つけてわかった気になって、先生にボコボコにされてあーそういうことかってなることよくある。 謎があって、誤解の余地があるから人は想像するようになってるって、あーいいなって思う 突っ込み所のないパッケージトークつまんないしね。 逆に誤解するようにできてるから、人には想像力があるんだろう。 突っ込み所が適度にあるよう会話って、考える前に自然にそこに突っ込んでて、突っ込まれた方もあーそれはこうだからって自然に展開して、 考えてないから確かに第三者が操ってるような、会話がうまくドライブしていく感覚になる そういう会話ができたときはすげー気持ちいい 会話のゾーンなんじゃね?? 好きな人と喋ってるとうまくんできんのはなんでなんですかね。知って欲しい欲とか知りたい欲とかが勝って変なただの思い出とかをポーンと言っちゃうからなのかね わかりたいんだよなあ。わかりきったらつまらんくなるのよなあ。人間めんどくせえなあ

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2020/05/26

「だれもが幸福になれる、常識やぶりの教育論」という作品紹介に惹かれた。 タイトルの意図を知りたいと思った。

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2020/05/06

コミュニケーションは、学ぶ側・聞く側が、師や話す側の取る言動から私に何を伝えたいのか「問」を立てることが大切であり、その「問」に対する解釈という誤解によって成立するということがわかった。

Posted byブクログ

2020/05/04

売れっ子作家が中高生向けに書いた学習論。最近学生に聞いたら「内田樹は入試頻出作家なんですよ」とのこと。オススメ!

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2022/01/22

(Mixiより, 2009年) 作者について気になって、中高生向けの読みやすいこれから読んでみた。対象年齢の関係もあるのか、文章に所々カチンと来る所がある。中途半端な読者への問いかけや、嫌味な補足。テレビで良く見る「野暮なインテリ」といった印象を受けた。物事を根源から説明する、と...

(Mixiより, 2009年) 作者について気になって、中高生向けの読みやすいこれから読んでみた。対象年齢の関係もあるのか、文章に所々カチンと来る所がある。中途半端な読者への問いかけや、嫌味な補足。テレビで良く見る「野暮なインテリ」といった印象を受けた。物事を根源から説明する、という趣旨の割には、重要な所を突然結論づけて意味が取り辛かったり、まとめ方も上手いとは思えない。結局前半20ページ、後半20ページくらい読めばすむような結論にも消化不良。

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2020/01/27

内田さんらしい一冊です。タイトルの意味が読み終わるまでわかりません。いやきっと私は誤解していると思いますが...。コミュニケーションと言うもの、学ぶと言うこと、それらについて考えることができます。「誤解の幅」「訂正の扉」、これらは自動車のハンドルの遊びとかで例える場合もありますが...

内田さんらしい一冊です。タイトルの意味が読み終わるまでわかりません。いやきっと私は誤解していると思いますが...。コミュニケーションと言うもの、学ぶと言うこと、それらについて考えることができます。「誤解の幅」「訂正の扉」、これらは自動車のハンドルの遊びとかで例える場合もありますが、確かに必要です。なぜ必要かと言うと、コミュニケーション継続のため、そしてなぜコミュニケーションが必要かと言うと?この辺は書くと長くなるので、ぜひお読みください。

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2019/12/27

「先生はえらい」? タイトルが意図するものがわからなかった。はじめにを読んで、要約すると・・・ 『先生はえらい』と題したこの本では、「どういう条件を満たす先生がえらいか」ではなく、「人間が誰かを『えらい』と思うのはどういう場合か?」ということについて論じているらしい。ちょっとこ...

「先生はえらい」? タイトルが意図するものがわからなかった。はじめにを読んで、要約すると・・・ 『先生はえらい』と題したこの本では、「どういう条件を満たす先生がえらいか」ではなく、「人間が誰かを『えらい』と思うのはどういう場合か?」ということについて論じているらしい。ちょっとこの意図はタイトルでは伝わりにくいは、まあ本のタイトルとしては”つかみ”はOKなのだろう。 要は学びの主体性ということが重要だと言っている。 人間は自分が学ぶことのできることしか学ぶことができない、学ぶことを欲望するものしか学べないという自明の事実なのだ。

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2019/12/22

自分が先入観にとらわれている事に気付かせられた。一冊かけて筆者は「先生」「コミュニケーション」についての凝り固まった考え方を解いてくれた気がする。 謎に対する考え方は十人十色で皆違っていいと思えた。

Posted byブクログ

2020/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よかった。多くの人に向けて文章を書きたいと思っていたので、見事にささった。 おもしろい、読みたいと思われる文や物語には、解釈がないのだと思った。今さらなのかもしれないけども。そこを混同していた。解釈は読む人がくわえるもの、書く人は描写をするか、誤解を生むような解釈の文章を書かなければいけない。 文章だけでなく、ビジネスやマーケティングへの示唆にも富んでると感じた。買いたいと思ってもらえるものは、きっぱりと分かるものではなく「なんかよくわからないもの」である。 そのわからなさに人は惹かれる。さらに話は広がって「経済」や「貨幣」についても言及。貨幣の価値や役割を学びたかったので勉強になった。物事のそのいちばん最初はどういう気持ちで始まったのか?を考えるという方法も面白い。 先生や教育論という切り口だが、「わくわくする」ことについて書かれた本のように感じた。 人によってまさに読みとることや胸にささるところのが違う本だと思う。 なるべく多くの人がいろいろ学べるように、方向や角度を変えて語っている。それぞれの「引っかかりポイント」が具体的で学術的で面白い。 子ども向けの語り口だけど、内容は大人向け。というか、内容が難しいのに無理に子ども向けに口当たりだけ直してるのがもったいない。そこだけ気持ち悪かった。最初は苦しかったが、我慢して読んでよかったと感じた。満点。

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