ひとかげ の商品レビュー
2006.09読了。依存を依存と自覚し、それを別の何かに置き換えられることを祈りながら寄り添って生活=人生をやっていくことは、とても息苦しくてそれでいてほっとするものなんだろうなと思いました。
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「とかげ」と読み比べてみて。 作者も設定も話の展開も同じなのに 受け取るイメージが随分変わった。 「とかげ」の方が率直で荒削りという感じ。 「ひとかげ」はやわらかな印象。
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ひとかげ [2010年03月12日(金)] よしもとばなな著 幻冬舎 2006/9/25 いやそうだんだけれど そこを理性で抑えられる そこだよなあ 気持ちは熱いがきちんと理性的 そうじゃないと そういう方じゃないと私には無理 ついについに 気にはなってたのだけれどわ...
ひとかげ [2010年03月12日(金)] よしもとばなな著 幻冬舎 2006/9/25 いやそうだんだけれど そこを理性で抑えられる そこだよなあ 気持ちは熱いがきちんと理性的 そうじゃないと そういう方じゃないと私には無理 ついについに 気にはなってたのだけれどわざわざリクエストする気にもなれず 内容をちょこっと明かしてる段階でこりゃないわって思ってたから しかし出会い 出会っちゃったので お持ちカエルケット ばななさんはきっちんで軽く躓いてたのでご遠慮申し上げてたのだけれど おしゃれ工房のエッセイを読んでいて 確かにあちらの方ではあるのだけれど 読ませる人だと 一目おいてました そこれもポイント ま内容もともかくとして なんとなく 場面で生きておられる気がするので 今更今さらなのかもしれないけれど まイイのです 私は私 改訂版 昔のロッカーが再結成して往年のリメイク的な自嘲気味な なんだろう 改訂前のも収録されてるから読み比べてみると主要なアイコンは出そろってるのだけれど 年と共に円熟とがってる部分をあえてそぎ落としたのだろうなあって思った 後ちょっとだけ 前後させてるけれど とかげという女の子 というよりは女性だけれど こういう彼女が好み? 全然違うけれど 生きることを楽しんじゃいけなくて自分を罰しながら生きてるだから細いのだね あああ多分無理そういう生き方は出来ない今更出来ない 文章の一つ一つにハッとさせられる このぎゅって押し付けるとかげの気持ちって分るなあって思ったし これって女性特有の感じなのかなあ ぎゅっは大層だから選ぶけれどね キリンさん以外考えられない 彼彼女はトラウマをそれぞれ抱えてて結局それが二人を引き寄せたわけだけれど この私のメンクイと言うか美型も なんかしらのトラウマが原因なのでしょうか?と 誰かに問いたい気分 ま無理だ きっと無理 でもタイ焼きの君またやってるカニパンの君はまたなんか違うんだよなあでもぷよじゃないけれど スラーではないし ハンサムだけれど ハンサム?うーん私にはハンサム 死んじゃうし 結局そこに帰結する 人間はこんなに美しいのに人当たりがする そして同僚の彼女ではだめで やっぱとかげ いるのかなあ いるんだろうなあと 運命と言うよりはチョイスなんだけれど よくわかんない 食事に誘われたことも無いし 出会えたら最高 大方のご意見まどうなんだろうと思うけれど 本当知ればイイのにって思う 誠実にそう思われてるのならば 解はあるのに ま納得されるかは別にして なんかこう擁護したい気分 自分勝手 じゃない 大勢のための大きな解なんだけれどなあ 本当正直知って欲しいし知ればイイのにって思うま 無理は無理ダメはダメ 自分のフィールドで助けられる方を助けてく 整体みたいってかえるさんには言われたけれど そいう意味では似たようなお仕事でも自分でしょいこまないし 基本丸投げだし どっちかってと使ってチョだし 改訂版じゃないほうが 行間を自由に読めるなあって思った 改訂版が完璧という訳でもないけれど やはり 字数が増えると自由度が減るなあって さんはこのひとかげも買われたのでしょうか? 何度も何度も読んでるって今もなのかなあ あっち系を使ってもう少しきちんとした話を書いたって感じがしたのだけれどしかし 今の彼女は完全にあっち系だけれど 野口式整体を少しかじってみて 身体の不思議は感じるから なんせ手当と申しますし スキンシップは絶対大事だし プラシボとも言われてたし やっぱこう信じる信じないってより 近付かない近付き過ぎない でもまあ なんてのかなあ ちょっと気になるフレーズは沢山あったかもそしてそのあたりはやっぱ改訂版でもきちんと使われてるからやっぱ相当計算して書いてるんだろうなあって思った でもまハマんないけれど どっちかってと 今は猫な気分だけれど やっぱモリミーだなあモリミーがイイ 本屋さんデートの時までには是非とも 恋文の小型化をお願いしたい。
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とかげを読んだのは多分10年前くらいになると思う。 すっかりストーリーを忘れていました。 新しく書き直された ひとかげ 昔の とかげ 両方収録されてて読み比べることができました。 私は ひとかげのほうが好きだなと思います。
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生きていることそれ自体を是認することは容易い。でも生それ自体を積極的に肯定しようと思うと、とても難しい。その難しい問いにきわめて簡潔に一つの答えを導き出している。 「ニュースのその後」の子どもだった主人公ととかげ。厳しく自らを律し快楽を抑圧して生きようとするとかげを理解し魅かれて...
生きていることそれ自体を是認することは容易い。でも生それ自体を積極的に肯定しようと思うと、とても難しい。その難しい問いにきわめて簡潔に一つの答えを導き出している。 「ニュースのその後」の子どもだった主人公ととかげ。厳しく自らを律し快楽を抑圧して生きようとするとかげを理解し魅かれてゆく主人公もまた、実は同種の人間である。主人公の視線に捉えられるとかげは、抱える孤独や厳しい過去を丸ごと受け入れて尚且つ悲観に生きる姿である。生きることそれ自体を罪悪として生きる、その生きざまは純粋で美しい。 短い小説ではあるが、生きる意味のパラダイムを大きく変えざるを得ない時期を迎えている二人の仄かな希望を描かれていて、描かれた時空よりも広く感じさせる物語である。
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以前彼女が書いた『とかげ』という作品があるのですが、そのリニューアル版です。主人公の輪郭が前よりクリアです。そして、主人公は、情緒障害児短期治療施設のセラピストです。痛み、そこからの回復、、、いろんなことを感じる本でした。
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図書館で借りた本 とかげ、よりも、ひとかげの方が、より深みがあってよくなっていたような気がしました。
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吉本ばななさんが自らの作品「とかげ」を書き直した作品。 どうも僕は最近の吉本さん(海のふたとか)の方が好きみたいで 書き直された「ひとかげ」の方がすいすいと水が大地にしみこむように 入ってきた。 話の大枠は変わっていない。 けれどもその印象はよりやわらかく、深く感じ取れるよう...
吉本ばななさんが自らの作品「とかげ」を書き直した作品。 どうも僕は最近の吉本さん(海のふたとか)の方が好きみたいで 書き直された「ひとかげ」の方がすいすいと水が大地にしみこむように 入ってきた。 話の大枠は変わっていない。 けれどもその印象はよりやわらかく、深く感じ取れるようになって気がする。 もちろん、そこには自分が歳を重ねてきた結果ということもあるのだろうけれど それはいいことなんだと思う。 誰かと抱き合って、その鼓動を感じる。 何気ない一言が魔法のようにその関係を大きく変える合図になったりする。 そんな機微がすうーっと入ってくる。 大切なことは些細なことの中にたくさん隠れている。
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そのとき特によしもとばななを読む気はなかったのに、棚を見ていると本の姿形がよいのが気になって、手にとった。 とかげは、面白かった記憶がある。 それを、本人がもう一度書いたもの。 まろやかに、読みやすくなっていた。 塚本晋也がとかげで映像作品とってるらしい。りょうの朗...
そのとき特によしもとばななを読む気はなかったのに、棚を見ていると本の姿形がよいのが気になって、手にとった。 とかげは、面白かった記憶がある。 それを、本人がもう一度書いたもの。 まろやかに、読みやすくなっていた。 塚本晋也がとかげで映像作品とってるらしい。りょうの朗読で… みてみたいなとおもう。
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「とかげ」のリメイク版。 賛否両論あることは知っていた。 個人的には・・・ ふーん?・・という感じ?? どこを直したかったのかはわかったが、そんなに必要だったろうか・・。 と思う。 ショックを受けたというほどでもなく、どちらも味がある。 ちょうど「とかげ」を再読したばかりだったの...
「とかげ」のリメイク版。 賛否両論あることは知っていた。 個人的には・・・ ふーん?・・という感じ?? どこを直したかったのかはわかったが、そんなに必要だったろうか・・。 と思う。 ショックを受けたというほどでもなく、どちらも味がある。 ちょうど「とかげ」を再読したばかりだったので、読み流してしまったせいもあるか。。
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