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若者はなぜ3年で辞めるのか? の商品レビュー

3.8

358件のお客様レビュー

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若者が3年で会社を辞…

若者が3年で会社を辞めてしまうのは、見えない時代の閉塞感のせいだ。その閉塞感はどこから起こっているのか、若者には何ができるのかを考える。さまざまな問題を先送りにしてきた歴史を読むと反吐が出る思いを抱くが、それでも、われわれには『選ぶ自由がある』と、前向きにさせてくれる1冊でもある...

若者が3年で会社を辞めてしまうのは、見えない時代の閉塞感のせいだ。その閉塞感はどこから起こっているのか、若者には何ができるのかを考える。さまざまな問題を先送りにしてきた歴史を読むと反吐が出る思いを抱くが、それでも、われわれには『選ぶ自由がある』と、前向きにさせてくれる1冊でもある。

文庫OFF

年功序列型の失敗を書…

年功序列型の失敗を書いてある。これを読んだあと「虚妄の成果主義」も読むと視野がもっと広がると思う。

文庫OFF

年功序列社会にメス

成果主義が浸透し、やる気と能力次第で道は開けるという。それなら何故、若者の離職と不安はなくならないのか?目には見えないところで今も息づいている、日本的な「年功序列」社会に対してメスを入れた一冊。

みやした

2024/03/04

働くことへの動機づけが変化してきている。年功序列が機能し高度成長を持たされてきたが、年功序列が終わり成果主義の時代となって来ている。現実は成果の出せない成果主義の中、働く意味を問われているとおもう。

Posted byブクログ

2023/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

年功序列の制度が今でも根強く続いていることがわかりました。仕事に対する価値観の違いから、勤続年数の低下が生まれていると改めて感じました。

Posted byブクログ

2022/12/24

最近の若者は、、、という言葉で片付けるのではなく、そのバックグラウンドにある背景を客観的に分析できていると感じます。私自身が若者ですので、名著と呼べる本でした。

Posted byブクログ

2022/12/05

大卒3年以内に37パーセントが辞めている。 非正規雇用の平均勤続年数はもっと短い。 成果主義は、あくまで年功序列制度の上に成り立っている。 給与は、序列が上がらないとあがらない。 要は成果主義は年功序列制度と何ら変わらない。 いいように見せているだけ。 会社に立ち向かうはずの労...

大卒3年以内に37パーセントが辞めている。 非正規雇用の平均勤続年数はもっと短い。 成果主義は、あくまで年功序列制度の上に成り立っている。 給与は、序列が上がらないとあがらない。 要は成果主義は年功序列制度と何ら変わらない。 いいように見せているだけ。 会社に立ち向かうはずの労働組合も年功序列。 発言力の高い年配世代の声しか反映されない。

Posted byブクログ

2022/01/23

東大という基盤があってこその意見という気はするけど、欲しいものはやっぱり自分で手に入れるしかない。年功序列うんぬんは言い訳でしかない

Posted byブクログ

2021/08/01

私の職場にはなかなか新入職員が入ってこない。そして、入ってきてもすぐにやめてしまう。こちらの求める物が高すぎするのか、それとも若者の忍耐力が不足しているのか。私は今の若い20台の世代は、休みや給与、むしろ休みや退社時間にばかり目が向いていると考えていた。しかし、実際にはそればかり...

私の職場にはなかなか新入職員が入ってこない。そして、入ってきてもすぐにやめてしまう。こちらの求める物が高すぎするのか、それとも若者の忍耐力が不足しているのか。私は今の若い20台の世代は、休みや給与、むしろ休みや退社時間にばかり目が向いていると考えていた。しかし、実際にはそればかりではないようだ。むしろ、引退後の生活、無駄に物をほしがらないというように堅実で、かつ現実社会をよく見ているのかもしれない。 若者は下積みは望んでいない、意味のある、やりがいのある、責任ある仕事をしたいと思っているのかもしれない。40台手前の私の頭も、昭和な価値観、年功序列の価値観が支配している。私の仕事の顧客は個人個人を対象にする仕事だ。一人一人の対応は違えど料金体制は国の制度に縛られている。すなわち、経験があろうがなかろうが資格さえあれば誰でも同じ料金を請求することができると言うことだ。だから、私たちが行う仕事は、働く場所が違うが概ね同じような内容のことを行う。そのような環境の中で、職場、領域などで違いを有無要因はなんであろうか。賃金なのか、やりがいなのか。 勤務時間、有給休暇を含む休日体制はもはや当たり前のことだ。サービス残業、意味があるのかないのか分からない書類仕事を遅くまでやるような働き方はまさに、本書でなんども主張される昭和な、年功序列の価値観である。人か定住の生活を始めた遠い昔から、資本家と搾取される労働者の関係は、形を少しずつ変えてきてはいるが、働くものがそのような価値観の中で仕事をしていると環境は変わらず、かつ新しく入ってくる職員にもこの価値観のフィルターを通しての話をしてしまっているのではなかろうか。 今まで就職説明では、今の職場のいいところを主張してきたつもりだ。しかし、振り返ってみると、リハビリとしての職場として、やりがいとキャリアプラン、その意義を感じられることを説明してこなかったと思う。もう一度自分自信が、働く意味、やりがいを何に感じているのかを明確にして、新たに職場に入ってくる若者、同じ職業につく若者に話していきたい。私の職域は少なくとも年功序列には遠い職域だと思っているが、忍耐、下積みなどと考えるこの姿勢は、まさに昭和な、年功序列の価値観の塊であろう。

Posted byブクログ

2021/02/23

年功序列ってのが絶対的に存在した方がまだ安心できたかも… 今は問題視されて年功序列なくなりつつある風潮だからこそ、ぬくぬくと過ごしてたら将来痛い目見るなと気付かされました。

Posted byブクログ