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生かされて。 の商品レビュー

4.4

51件のお客様レビュー

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2009/10/04

わりと最近にこんな虐殺が行われているなんて知りませんでした。どんな境遇に置かれても希望を忘れず祈り続け、殺人者をも許せる強い心を持つ著者は素晴らしい。

Posted byブクログ

2009/10/04

民族の中に「すっと」おろされた線によって、人々が殺しあう。フツ族のツチ族の大量虐殺、ルワンダの内戦の中を生き抜いた女性の話。彼女が生きていることは奇跡としか言えない。とにかく彼女の持つ内面の強さに圧倒されました。どんな状況になっても希望を持つというのは本当に大変なことだと思います...

民族の中に「すっと」おろされた線によって、人々が殺しあう。フツ族のツチ族の大量虐殺、ルワンダの内戦の中を生き抜いた女性の話。彼女が生きていることは奇跡としか言えない。とにかく彼女の持つ内面の強さに圧倒されました。どんな状況になっても希望を持つというのは本当に大変なことだと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

4/18 ルワンダ大虐殺からの生還を生々しく、時に神々しく綴る壮絶な体験記。 憎しみではなく許しに、という部分は平和への道しるべの本質が隠されているように思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

イマキュレーさんの話。たまたま毎日新聞を読んだ時に「自分自身を救うためには許すしかなかった」というコメントが書かれていた。その時は多分キリスト教徒の人なんだろうなって思ったくらい。けど、彼女の言葉の重さは本を読んだだけでも自分に圧し掛かる。

Posted byブクログ

2009/10/07

 CBSドキュメンタリー(TBSとCBSの協力番組60minutes show、TBSで深夜に放送)で取り上げられたルワンダ内戦を生き延びた女性の本です。これは一読の価値ありだと思い、買いました。内容的には、他のルワンダ虐殺が「虐殺の現場」の直接的な表現が多いのに対し、これは間接...

 CBSドキュメンタリー(TBSとCBSの協力番組60minutes show、TBSで深夜に放送)で取り上げられたルワンダ内戦を生き延びた女性の本です。これは一読の価値ありだと思い、買いました。内容的には、他のルワンダ虐殺が「虐殺の現場」の直接的な表現が多いのに対し、これは間接的な表現が多いと言えます。それは作者自身が狭いトイレに隠れ、生き残ったからでしょう。従って、現実に失望し、虐殺の現場を見せつけられた様な連続的な衝撃はありません。むしろ、どう生き抜いていったのか、という建設的な内容です。ただ一つの注意点は、彼女はカソリックであり、神に対する尊敬や言及が非常に多い事。彼女自身がそうして生き抜いた事は事実でしょうし、人間の能力を超える奇跡が起こったとすることも彼女の経験からは理解可能かもしれませんが、1)日本人読者にはフィットしない神への尊敬と愛情が本書で多く語られる、2)本書自体がスピリチュアルな信仰サクセスストーリー的なものにアメリカの出版社によりなされている印象がある、3)何よりも神や悪という議論で虐殺を解釈する事は、個人として問題を解決する事ができても、社会として国家としては問題を解決する事にはなり得ない。という点で違和感を感じた

Posted byブクログ

2009/10/04

ルワンダの100日で100万人虐殺された時に生き残った人の話。 許すって凄く大変だと思うけど、それを実践してる人。 読んだら、取り敢えず凄い!!って言葉がでてくる。

Posted byブクログ

2009/10/04

CBSドキュメントでもこの著者の女性が取り上げられていたが、著書の方が匿ってくれた神父を恨んだりやはり思い直したりといった気持ちのぶれがよく描かれていると思う。神にすがる記述が多いのは無理もないが、ちょっととっつきにくい。

Posted byブクログ

2009/10/07

「アンネの日記」を漂わせるような 手記・・・だが彼女は生きた証として経験した虐殺という悲惨な現実と向き合い奇跡的に生き抜きその後の人生をマイナスからプラスへ自らの使命に変えていく。

Posted byブクログ

2009/10/04

読んで、間違いない本。 翻訳も読みやすいけれど、少し残念。「forgive」には、「許す(=許可する、allow、permit)」ではなく「ゆるす」か「赦す」の方が正しいのでは。

Posted byブクログ

2009/10/04

ツチ族とフツ族の争いの中を行きぬいた女性の書いた 現代のアウシュビッツ、と思って買ったら 『生かされて。』 はポジティブシンキングの本でした。 親しくしていた隣人が殺戮者に変わり、自らの家族を殺された女性の 「あなたを許します」という言葉は圧巻。 厳しいノンフィ...

ツチ族とフツ族の争いの中を行きぬいた女性の書いた 現代のアウシュビッツ、と思って買ったら 『生かされて。』 はポジティブシンキングの本でした。 親しくしていた隣人が殺戮者に変わり、自らの家族を殺された女性の 「あなたを許します」という言葉は圧巻。 厳しいノンフィクションではなく、ヒーリングブックです。 清涼な読後感。 神秘体験は、乖離かなとも思いますが、信仰者には良くあること。 最後まで未来から振り返って現在を捉えるのはフランケルもやっていた対処法ですね。 そして無理に苦痛な土地に留まることなく、そこから離れて心を癒やす、非常に賢い生き方です。 魂の洗われるような女性です。

Posted byブクログ