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生かされて。 の商品レビュー

4.4

51件のお客様レビュー

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2009/10/04

「keep your hope, don't let it go」 この一言を私はずっと忘れないに違いない。本書の出版に合わせて開かれたイマキュレー・イリバギザ氏の講演会はこう短く締められた。個人的な体験としての本書を読んで、胃が絞り取られるようだった。私が口にすると薄...

「keep your hope, don't let it go」 この一言を私はずっと忘れないに違いない。本書の出版に合わせて開かれたイマキュレー・イリバギザ氏の講演会はこう短く締められた。個人的な体験としての本書を読んで、胃が絞り取られるようだった。私が口にすると薄っぺらいものにしか聞こえないこの言葉が、なんてなんて重いのだろう。

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2009/10/04

著者:イマキュレー・イリバキザさんの強さに感動しました。通勤時に読むには辛すぎました。親族が皆殺しなんて、おばあちゃんの娘時代の60年以上昔の遠い話だと思っていたのに。自分の中にも差別意識があるかもしれない・・・・考えさせられる一冊です。

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2009/10/04

内容の割には読みやすい文章。 ルワンダ・フツ族のツチ族大虐殺の中、極限の体験をした女性の話。幼少期から、大虐殺体験後の再生期までのノンフィクション。んで、信仰の話です。これは1度は、読んでみても良いかもしれない。

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2009/10/07

10数年ほど前にルワンダで実際に起こった事件。前に夜中のドキュメンタリーで紹介していて、それがきっかけで読み始めたけど、本当に起こった話だとは思えない壮絶さ。人って集団になったり、洗脳されると怖い。私には信仰心がないので、いまいち入り込めなかった部分もあるが、まさしく「生かされた...

10数年ほど前にルワンダで実際に起こった事件。前に夜中のドキュメンタリーで紹介していて、それがきっかけで読み始めたけど、本当に起こった話だとは思えない壮絶さ。人って集団になったり、洗脳されると怖い。私には信仰心がないので、いまいち入り込めなかった部分もあるが、まさしく「生かされた」んだと思う。

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2009/10/04

ルワンダの大虐殺。ほんの10数年前にルワンダでこんなに恐ろしいことが行われていたなんて知りませんでした。壮絶な体験を経てなお、人を許すことができるというのは信仰心だけではなく彼女本来の人間性なんでしょう。あらゆる意味でショックを受けた一冊。

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2009/10/04

部族の違いを理由に家族を殺し、自分も殺そうとした人々を、どうすればゆるせるのか。憎しみの連鎖をどうすれば断ち切れるのか。 著者イマキュレー・イリバギザは、1994年にルワンダで起こった大虐殺を生き延びたツチ族の女性である。7人の女性とともに狭いトイレの中に匿われていた3ヶ月間、殺...

部族の違いを理由に家族を殺し、自分も殺そうとした人々を、どうすればゆるせるのか。憎しみの連鎖をどうすれば断ち切れるのか。 著者イマキュレー・イリバギザは、1994年にルワンダで起こった大虐殺を生き延びたツチ族の女性である。7人の女性とともに狭いトイレの中に匿われていた3ヶ月間、殺人者たちは壁一枚隔てただけのところに、彼女を探しに何度もやってきた。食べること寝ることは愚か、身動きや呼吸さえままならない恐怖の中で、何度も挫けそうになりながら、彼女は祈り、導きを求め、そして神を見出す。 今は、些細なことにも苛立ち、心の平穏を保てない私だが、いつか、彼女のたっている境地に立てるようになりたい。2007.6

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2009/10/04

同じ時代に生きていながら、知ったような「つもり」になって 実は何も知らなかった。 知るべき事実。 人を許す事、強く願う事、 色々考えた

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2009/10/04

http://ameblo.jp/norun3sisters/entry-10017855579.html

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2009/10/04

1994年のルワンダ大虐殺。ツチ族とフツ族の悲しい憎しみの連鎖から、100日間で100万人のツチ族が殺された。 その大虐殺のなか、小さなトイレに身を隠し奇跡的に生き抜いたツチ族女性の魂の手記。 命の尊さ、家族への愛、生きる勇気と知恵にあふれる感動実話。 最後まで楽観的であり続けた...

1994年のルワンダ大虐殺。ツチ族とフツ族の悲しい憎しみの連鎖から、100日間で100万人のツチ族が殺された。 その大虐殺のなか、小さなトイレに身を隠し奇跡的に生き抜いたツチ族女性の魂の手記。 命の尊さ、家族への愛、生きる勇気と知恵にあふれる感動実話。 最後まで楽観的であり続けた彼女の精神の強さに感動、そして、ルワンダ大虐殺の悲しさを語る一書です。

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2009/12/20

「ルワンダで民族同士の殺戮が起きています」と夕飯の時にニュースが流れたら…「ふーん。大変だね」と言いながら夕飯を続けることでしょう。 でもこれは知っておくべき事実だと思います。 これはたまたま(苦笑)図書館のおすすめコーナーに置いてあって手にした本。 本との出会いも「縁」を感じ...

「ルワンダで民族同士の殺戮が起きています」と夕飯の時にニュースが流れたら…「ふーん。大変だね」と言いながら夕飯を続けることでしょう。 でもこれは知っておくべき事実だと思います。 これはたまたま(苦笑)図書館のおすすめコーナーに置いてあって手にした本。 本との出会いも「縁」を感じます。 ルワンダ、ツチ族、フツ族…ちょっとは耳にしたことはあったけど、日常生活で流していた。恥ずかしいことだが。 キリスト教信者ではなくてもこんな壮絶な生き方、すごい人がいるんだ、と感動すると思う。 一気に読ませる内容だった。 勇気をもらった。

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