V字回復の経営 2年で会社を変えられます の商品レビュー
経営パワーの危機に続く企業再生三部作の第三部。 今回は一部上場企業のある事業部とその関連会社が舞台。これも実話ベース。 典型的な大企業病といえる今回の会社で起きていたことはどこかで見たような話が多くてゾッとした。2章のタイトルを抜粋してみる。 出席者の多い会議、管理者たちのすく...
経営パワーの危機に続く企業再生三部作の第三部。 今回は一部上場企業のある事業部とその関連会社が舞台。これも実話ベース。 典型的な大企業病といえる今回の会社で起きていたことはどこかで見たような話が多くてゾッとした。2章のタイトルを抜粋してみる。 出席者の多い会議、管理者たちのすくみあい、競合他社の話はどこへ、真の赤字要因を追わず、多すぎるプロジェクト、戦略不在が招く不信感、被害者意識の営業マン、はこびる組織官僚、葬り去られた変革型人材、 組織全体を貫くストーリーの欠如。 これらは各ドメインのリテラシーの欠如や慢心、組織構造の問題等々…から来ているのだが、これをトップダウンで切り崩していく様は相変わらず爽快。 改革をするためには大きな反省が必要で、過去の自分たちがどれだけダメだったのかを証明していくんだけど、こういうのは外から見ないとわからない。内向きではだめですね、というのをひしひしと感じました。 最終的に重要なのは情熱、やる気といったマインドだと。理論や戦略も大事だけど、最終的に人を動かすのは心。これは最近になって重要さを痛感しています。人を変えるにはまず自分から。 それにしても、今回の主人公はほんとに出来すぎ。
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日本企業の状態や経営の状況を把握するためには最高の本であったと思う。日本式経営というものは形骸化していて腐った組織がたくさんあることがわかった。その中でもダメな組織の特徴として「自分は悪くない」といった責任放棄が蔓延しているというところがあった。組織を束ねるリーダーもいなければリ...
日本企業の状態や経営の状況を把握するためには最高の本であったと思う。日本式経営というものは形骸化していて腐った組織がたくさんあることがわかった。その中でもダメな組織の特徴として「自分は悪くない」といった責任放棄が蔓延しているというところがあった。組織を束ねるリーダーもいなければリーダシップを発揮して活躍する場面もない。自分が入った会社がそんな会社だとしたら恐ろしい。見極めが大切だと感じた
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日曜9時のドラマ(半沢直樹とか)が好きな人ならノンストップで読めるはず。ビジネス書を超えた存在だと思います。
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タイトルと表紙に違和感を感じてずっと敬遠してきた一冊。。。これでかなり存しているような気がする。。。笑 内容的には「日本版ザ・ゴール」みたいな感じでとても示唆に富んだ一冊!う〜ん。でも、今くらいの経験値で読んだからなおさらよかったのかも!
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実社会をベースに書かれており、ドキュメントタッチな表現(色々な登場人物起点で話が展開され)でそのリアリティーさに入り込んだ。黒岩のブレない強靭な精神力、達成力、ビジネスマンの全てを持った男。任された星はじめ、39才と同世代の転身も、そんなことになっても不思議ではないと感じ、任され...
実社会をベースに書かれており、ドキュメントタッチな表現(色々な登場人物起点で話が展開され)でそのリアリティーさに入り込んだ。黒岩のブレない強靭な精神力、達成力、ビジネスマンの全てを持った男。任された星はじめ、39才と同世代の転身も、そんなことになっても不思議ではないと感じ、任された男の顔付きの違い、カッコ良さ、眩しく感じる。社員を色々なクラスターに分けて進めるのも興味深かった。それも、前向きに変化するのも。ビジネスの世界にいる限り、周りの雰囲気に流され過ぎず、高いものを目指して、仕事をしていきたい。
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実話を元にした話。 窮地に現れたヒーローが仲間を集めて成功をつかむという王道サクセスストーリー。 分厚い本で読み応えがあるが、内容に引き込まれてあっという間に読めてしまう。
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何回目かに読んでるけど毎度発見がある。 状況に関係なく、ビジネスをすすめる上で必要なことがまとまっている。 自社がこれから遭遇するケースを予習しているような気持ちで読め、定期的に読み直したい。
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アスクルの経営者として有名な三枝匡さんの書籍です。 大変面白かったです。 この内容も実話にもとづいているとのこと。 他の情報ソースから、コマツの話だそうで。 アスクルもコマツも経営学の書籍や日経新聞でよく登場している企業ですので、よく知っております。 思ったのは、最も重要な資源は...
アスクルの経営者として有名な三枝匡さんの書籍です。 大変面白かったです。 この内容も実話にもとづいているとのこと。 他の情報ソースから、コマツの話だそうで。 アスクルもコマツも経営学の書籍や日経新聞でよく登場している企業ですので、よく知っております。 思ったのは、最も重要な資源は”ヒト”だということなのですね。 改革する側のリーダーシップも、フォロアーシップも。 そして、組織や仕事のやり方を構造化して仕組みに落とすこと。 ”言うは易し”ですが、”ヒト”には感情という合理性に対する制約があるので、実際の行動の場面で、様々な障害が立ちはだかるのですね。 そこらへんの泥臭い部分も含めて、見事に描写されており、リアルに伝わりました。 今の自分にとっては最高の書でした!
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戦略の細部は前二作に任せて、より全体的な流れ、人間ドラマに特化。 その中にも重要な要素がある。 ◯改革者が有効な手を打つための第一歩は「事実の把握」 ◯調子の悪い会社は「上層部で大局的に語られている戦略」と「現場の実態」がつながっていない →現場のブラックボックスをこじ開け、...
戦略の細部は前二作に任せて、より全体的な流れ、人間ドラマに特化。 その中にも重要な要素がある。 ◯改革者が有効な手を打つための第一歩は「事実の把握」 ◯調子の悪い会社は「上層部で大局的に語られている戦略」と「現場の実態」がつながっていない →現場のブラックボックスをこじ開け、そこから出発して、全体と部分が矛盾なくつながった一枚の絵を描かなければいけない ◯組織の政治性につながる「好きか、嫌いか」という感情的反応を、「正しいか、正しくないか」という論理的反応に置き換える ※組織の「目標」や行動の「意味」が共有されているかどうかで決まる ◯問題点を洗い出し、改革の糸口を見出す →ただし、同じコンセプトを共有しなければ、問題点を整理できない ◯改革のコンセプト1 事業の原点 製造業であれば、 開発→生産→販売→顧客(開発へのサイクル) 顧客←競合 =商品の基本サイクル(価値連鎖)+時間連鎖→組織の短絡化による高速回し ◯まずは単なる仮説として議論を始めてみる ◯改革のコンセプト2 戦略の連鎖 勝ち戦の好循環 ◯「組織の再構築」と「戦略の見直し」はワンセットで行う ◯改革のコンセプト3 マインド連鎖 ◯強烈な反省論を迫るときは、徹底的な事実・データに基づく追い込みが不可欠 ◯気骨の人事、一気呵成
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やっさんおすすめの本。 大企業のなかにある諦めの構図と会社を変えていくすべがリアリティを持って表現されている本。 ポイントは、、、不明。
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