V字回復の経営 2年で会社を変えられます の商品レビュー
「戦略プロフェッショナル」に続く三枝さんの本。 良書。でも働き始めて組織の内部に入ってからのほうが、色々学びは多い気がする。 戦略を描くだけでなく、実際に組織の政治性なども考慮しながら実行に移し、組織のマインドを変えていくことが必要。 経営者にとって高い志が結局は大事なんだけど、...
「戦略プロフェッショナル」に続く三枝さんの本。 良書。でも働き始めて組織の内部に入ってからのほうが、色々学びは多い気がする。 戦略を描くだけでなく、実際に組織の政治性なども考慮しながら実行に移し、組織のマインドを変えていくことが必要。 経営者にとって高い志が結局は大事なんだけど、それを伝搬させる仕組み作りも大事だなーと痛感。
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田端さんのこのブログを読んで手にした本。 http://blog.livedoor.jp/tabbata/archives/50679863.html 「改革の推進・抵抗パターン」の図、解説は、まったくそのとおりだと思う。 …自分の考えを整理するのにとても役にたった。 最後ま...
田端さんのこのブログを読んで手にした本。 http://blog.livedoor.jp/tabbata/archives/50679863.html 「改革の推進・抵抗パターン」の図、解説は、まったくそのとおりだと思う。 …自分の考えを整理するのにとても役にたった。 最後まで女性が出てこない所に途中から違和感を感じてしまったが、エピローグの最後の最後に言い訳があった(笑) 繰り返し読むことをおすすめ。
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赤字続きの会社はいつの間にかその赤字状態に慣れてしまい、社員から危機感がなくなってしまう…。 ある意味、カエルを茹でる事と似ている。 こうした企業には改革者たるリーダーが必要であり、またそのリーダーの断固たる意志と実行力が必要である。
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※このレビューにはネタバレを含みます
赤字を垂れ流しているのに社員に危機感がない企業。 電車に乗って朝に出勤して定時まで勤めれば毎月給料が入ってくる。 こうした社会のなか、大企業になってビジョンや戦略、日々の行動が 見えなくなれば行動自体も減るし結果もでなくなる。 本書は、大企業病に侵された企業を再生させる実話を元にした物語です。 ほとんどの勤め人の方が「うちもそうそう!」と思うことでしょう。 当事者意識を持つことがどれだけ重要なことか、当事者意識を持たせる ことがどれだけ大変なことか。 メンタル・マインドの部分の説明も本書はしっくりくるし、実際に タスクフォースメンバー選定を行う際の人選(スポンサー、力のリーダー、 智のリーダー、動のリーダー)、改革推進時の社内メンバーの分類 (A〜E)等、成功に導くためのノウハウが満載。 自分も、仕事に対してやる気が満ち溢れている時と、少し気合が落ちている 時がありますが、本書を読むと気合が入る良書と思います。 著者が最後にかかれていたけど、当事者意識を持って改革を推進していく メンバーの妻・家族の支えがあったから改革が成し遂げられたわけで、 仕事をしていく上で周りの人への感謝の気持ちを常に忘れず、 魂をこめて仕事をしていくことはシンプルだけれど重要に思いました。
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熱い。 実話をもとに、数字や登場人物の氏名を変更して、 大赤字の事業部を、公約通り2年で黒字に持っていくストーリー。 やはり、準備が大事だな。 そして、真摯な態度。 しっかり動いて真実を見極め、 ゴールへ向かってトップから末端までの意思統一、 そこをどれだけ濃密に出来るかだな...
熱い。 実話をもとに、数字や登場人物の氏名を変更して、 大赤字の事業部を、公約通り2年で黒字に持っていくストーリー。 やはり、準備が大事だな。 そして、真摯な態度。 しっかり動いて真実を見極め、 ゴールへ向かってトップから末端までの意思統一、 そこをどれだけ濃密に出来るかだな。 企業は人。 人が腐ってる会社では回復しない。 人のやる気を復活させることが必須だ。
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硬直化したまま沈みゆく組織をどのように変えれば良いのかを説く本。 著者の前作「経営パワーの危機」は、事象戦略の立案とその実行手法に重点が置かれていた。それに比べると、こちらは組織マインドの変革に力点。 著者は人・組織が動かない理由を、明確な責任の不在に求めている。物語の中で、...
硬直化したまま沈みゆく組織をどのように変えれば良いのかを説く本。 著者の前作「経営パワーの危機」は、事象戦略の立案とその実行手法に重点が置かれていた。それに比べると、こちらは組織マインドの変革に力点。 著者は人・組織が動かない理由を、明確な責任の不在に求めている。物語の中で、責任不在の原因として、下記のような事柄が綴られる: 【戦略】 ・皆が共感する経営コンセプトがない⇒事業を貫くストーリーがない⇒成功イメージがない⇒責任のあるポジションに就きたくない。 【組織】 ・経営コンセプトも成功ストーリーもないため、オーソドックスな機能別組織が採用され、その中で、ボトムラインの責任を負う者がいない⇒責任を負うポジションがそもそも存在しない。 【業務】 ・経営コンセプトも成功ストーリーもなく、社員の尻を叩く組織構造にもなっていないため、社員がバラバラに、ダラダラと行動し、商売の基本サイクルを回すスピードが極めて遅い⇒競合に負け、経営成績が悪くなる⇒誰も責任のあるポジションに就きたがらない。 これらを改善する方法は、上記の裏返しで: 【戦略】 ・皆が共感し実践できる経営コンセプトを作り、成功へのストーリーを提示する 【組織】 ・事業部制を取り入れ、小さなBUを複数構築し、それぞれに、ボトムラインに対する責任を負わせる 【業務】 ・商売の基本サイクルが、上記戦略に沿っているか、責任者が管理し、PDCAサイクルを素早く回す 物語の中で、登場人物らは上記を実践し、改革を成功させる。 他の著作と同じく、三枝氏の生生しい経験が、物語という非常に読みやすい形で、論理的・体系的にまとめあげられており、クオリティが非常に高い。 あらゆるビジネスマンにお勧め。
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会社で必要なことを経営者の視点から教えてくれる。会社にいるときにこの視点・考えを頭の片隅にいれておきたい。
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現場視点から経営の立て直しについての描写が実体験に記述されていることを生で感じ出来ることが出来、非常にためになり、もっと一歩を踏み出して私も事業に取り組まなくてはと思わせてくれた一冊。名著だと思っている。 特に今の私にとって、「戦略を現場に落として継続して実行させるためには、シ...
現場視点から経営の立て直しについての描写が実体験に記述されていることを生で感じ出来ることが出来、非常にためになり、もっと一歩を踏み出して私も事業に取り組まなくてはと思わせてくれた一冊。名著だと思っている。 特に今の私にとって、「戦略を現場に落として継続して実行させるためには、シンプルであること、そして、武器であるツールを用意し続けること」という内容)(引用ではなく、私の解釈に置き換えています。)については他のコンサル系の本では記載のないまさに現場の苦しみを分かっているからこその記述だと思った。まさに自分が悩みもがいていた部分に光を感じることが出来た点でもある。 新年からこのような本に出会えて光栄だと思っている。
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人間関係など生々しい部分も描かれていて大変、勉強になりました。経営に携わっていない人、今まで経営学を勉強したことがなかった人が読んでも楽しめる内容だと思います。
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初めて読んだとき、普通に感動しました。この本を読んでから三枝ファンになりました。 さて、書かれている内容はコッターさんの変革型リーダーシップのステップを利用して企業を立て直す話だったような。久しぶりに読み直してみます
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