晩夏に捧ぐ の商品レビュー
本屋の店員が謎を解く! 2冊目で、出張編。 帰郷して老舗の本屋(通称まるう堂)に勤めている美保から杏子に頼みが。 名探偵のアルバイト店員・多絵を連れて謎を解きに来て欲しいという… 嘉多山成治という作家が弟子に殺された事件があり、その弟子の幽霊が本屋に出没? 老店主は店を閉めること...
本屋の店員が謎を解く! 2冊目で、出張編。 帰郷して老舗の本屋(通称まるう堂)に勤めている美保から杏子に頼みが。 名探偵のアルバイト店員・多絵を連れて謎を解きに来て欲しいという… 嘉多山成治という作家が弟子に殺された事件があり、その弟子の幽霊が本屋に出没? 老店主は店を閉めることまで考える悩みよう。 かっては大作家の恩恵を受けて栄えた田舎町。弟子の小松秋郎は真犯人ではないのではという説も飛び交う。 真相は…? 今回は殺人事件有りですが27年前なのでそれほど恐くはありません。
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以前成風堂にいて、今は故里に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から、杏子のもとに一通の手紙が届いた。勤務先の宇都木書店、通称「まるう堂」に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機に立たされている、ついては名探偵のアルバイト店員を連れて助けに来い、というのだ。杏子は気が進まぬなが...
以前成風堂にいて、今は故里に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から、杏子のもとに一通の手紙が届いた。勤務先の宇都木書店、通称「まるう堂」に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機に立たされている、ついては名探偵のアルバイト店員を連れて助けに来い、というのだ。杏子は気が進まぬながら、多絵を伴って信州の高原へと赴く。そこで待ちかまえていたのは、四半世紀ほど前に弟子の手で殺されたという老大作家の死に纏わる謎であった…!「本の雑誌」二〇〇六年上半期ベストテンの堂々第二位に輝いた「配達あかずきん」で今もっとも注目を集める著者、初の長編推理小説。 図書館
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「配達あかずきん」シリーズ第2弾。 田舎に帰った元同僚からのSOS。 書店に幽霊が出るという。 風呂敷をめいっぱい広げすぎて 二つ折りで終わっちゃったって感じ。 あまりに解決場面がアッサリしていて拍子抜け。 短編向けなのかしら。 【図書館・初読・5/22読了】
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前作で色んな謎を解き、活躍した二人に以前書店に勤めていた先輩からの謎解き依頼が来る。杏子さんと多絵さんが挑む長編。
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シリーズ1作目を読まずに、いきなり2作目からの 挑戦でしたが、すんなり世界に入ることが出来て 楽しめました。 事件そのものはいろんな意味で微妙な内容な 気がしますが、きっとこの世界観を長編で展開する には結構無理があって、その難しさは相当な気がするので... 全然許します。 ...
シリーズ1作目を読まずに、いきなり2作目からの 挑戦でしたが、すんなり世界に入ることが出来て 楽しめました。 事件そのものはいろんな意味で微妙な内容な 気がしますが、きっとこの世界観を長編で展開する には結構無理があって、その難しさは相当な気がするので... 全然許します。 とにかく今作から伝わる書店に対する想い。これは 腐りきった全国のCD屋の馬鹿バイヤーたちに強制的に 読ませるべきですね。 馬鹿タワーレコードの勘違いクソバイヤーの中に、自身を 持って、この棚は「自分の棚です」。....と言えるヤツは殆ど いないハズ。 だから音楽はこうやって死んでいったのだ。
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前作(?)の「配達あかずきん」に嵌って読んでみたけれど、すごく面白かった。 舞台がいつもと違った本屋だけれどそこを生かしたキャラがとてもよかった。 一気に読んでしまいたい本。
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「配達あかずきん」に続く、「成風堂書店シリーズ」第二弾。杏子のもとに、元成風堂書店員で、今は長野にある老舗書店に勤める美保から、その老舗書店に幽霊が出るようになり店は存続の危機にあるという手紙が届く。幽霊事件のほかにも、空き巣や小火騒ぎが老舗書店の周りで立て続けに起きていた。それ...
「配達あかずきん」に続く、「成風堂書店シリーズ」第二弾。杏子のもとに、元成風堂書店員で、今は長野にある老舗書店に勤める美保から、その老舗書店に幽霊が出るようになり店は存続の危機にあるという手紙が届く。幽霊事件のほかにも、空き巣や小火騒ぎが老舗書店の周りで立て続けに起きていた。それらには、四半世紀前に弟子の手で殺されたという老大作家に纏わる謎が大きく関係していて…… 今回は、杏子・多絵のコンビに加えて、元成風堂書店員の美保が登場します。杏子と美保の口調が若干似ているので、三人の会話の場面で、誰のセリフなのか少し考えないとわからないところが何箇所かありました。今作は、短編集だった前作とはうって変わって長編です。割と分厚い本ですが、意外とすらすら読めました。高原の老舗書店……憧れます。
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前に読んだ『配達あかずきん』の次の話になります。 これは最初と違って1冊でひとつの話になってます。 元同僚に頼まれて、違う本屋の謎を解きに出かけます。 なので題名に『出張編』とついてます。 もうちょっと長いのですが、入りきらないので途中でちょっきん♪ 幽霊が出る、というのを解...
前に読んだ『配達あかずきん』の次の話になります。 これは最初と違って1冊でひとつの話になってます。 元同僚に頼まれて、違う本屋の謎を解きに出かけます。 なので題名に『出張編』とついてます。 もうちょっと長いのですが、入りきらないので途中でちょっきん♪ 幽霊が出る、というのを解決しにきただけだと思ったら、27年前の殺人が。 その殺人犯の幽霊じゃないかという所から解決する事になります。 殺された人が作家だったせいか、やたらに登場人物が多いですが 混乱するような事はなかったです。 消えてしまった数十枚の原稿用紙が謎を解くのではないか…と 探すのですが、あんな所にあるとは…。 目の前にあるのに気が付かない、という心理を突かれた気分です。 最初から最後まで、悩む事無くすらっと読む事ができます。 私はいつもの如く犯人分かりませんでしたけど!w
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飾り物ではない生きている本がひしめくフロアで、手から手へ、思いから思いへ、たくさんの創造物を繋げていく仕事が待っている。 08/04/25
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シリーズ二作目。成風堂を離れ元同僚が勤める書店で繰り広げられる出張編。「書店の外」が大部分のためこのシリーズの魅力である部分が少し欠けるかなとも思った。
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