NHKにようこそ! の商品レビュー
俺は気付いてしまった。俺が大学を中退したのも、無職なのも、今話題の日しきこもりなのも、すべて悪の組織NHKの仕業なのだということを!……だからといって事態が変わるわけでもなく、ずるずるとひきこもる俺の前に現れた清楚な美少女、岬ちゃん。「あなたは私のプロジェクトに大抜擢されました」...
俺は気付いてしまった。俺が大学を中退したのも、無職なのも、今話題の日しきこもりなのも、すべて悪の組織NHKの仕業なのだということを!……だからといって事態が変わるわけでもなく、ずるずるとひきこもる俺の前に現れた清楚な美少女、岬ちゃん。「あなたは私のプロジェクトに大抜擢されました」ってなにそれ? エロスとバイオレンスとドラッグに汚染された俺たちの未来を救うのは愛か勇気か、それとも友情か?驚愕のノンストップひきこもりアクション小説ここに誕生! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 なんかかなり前だけど、一時期話題になってたよね! 気になってたんだけど、読んだことなくて、時間潰すのに古本屋いったらたまたま目に留まったんで買ってみた。 うーーんとね! なんかこう、もうちょっと爽快感が欲しかった。 文体とかラフな感じで、私は読みやすくて良かったんだけど、その読み口のわりに終わり方がいまいち、ん??って感じでもう少し……なんか欲しかったなあー 岬で崖に向かって主人公なやんや言いながら走り出すとこが私の中の1番ピークでしたなあ これアニメとかになったんだっけ? 動きがある方が楽しめるのかも!
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その昔コミック版を二巻くらいまで読んだきりだったのだけど、図書館で見かけたのでレンタル。思った以上に酷い話で良かった。ネガティブハッピー~は何故か既読だったが、こっちのが好きかも。
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なんと中身のない本であろうか。 まとめると、 「ひきこもりが、隣に住むひきこもりとエロゲーを制作しようとしたが失敗し、ある日宗教勧誘に来た女の子とひょんなことから脱ひきこもりの契約をすることになり、それなりに奮闘したがそれもあえなく失敗に終わる」 という話。
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いい話なのか「これはひどい」と罵倒すべきなのか……なんかもにょる小説。キャラが薄っぺらいんだけど、その薄っぺらさこそが現状を活写していると言えなくもないような。これはゼロ年代の鏡? うーん……。
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さらっと読み易い。 だけど、話が頭に入らずネガティブな単語が表面に浮かぶ。 読み終わった後も、もやもやした感じしか残らなかった。
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話題になっていたので読みました。あと「ネガチェン」が私にハマったので…しかし、これにはハマれませんでした。あまりにも痛々しくて。漫画と違って、小説では情景を想像して読んでしまうので…読むのに少々時間がかかりました。
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なかなかの良作。引きこもりというなかなかに現実的なテーマを扱っている割に軽いタッチの文章でとても読みやすかったです。 次が気になって、すぐに最後まで読んでしまいました。
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【NHKにようこそ!/滝本竜彦】 俺がニートで引きこもりを脱出出来ないのはNHKこと日本ひきこもり協会の陰謀なんだ!そうに違いないんだ! ひきこもり中の大学生・佐藤はある日、ひきこもりをこじらせた挙句、日本の壮大な陰謀に気づいてしまった!だからと行って何もしないぜ! そんな俺の元へ天使が降りてきた!彼女の名は岬ちゃん!こんなひきこもりの俺を「プロジェクト」によってひきこもり脱出出来るかもしれない…らしいぞ! いつしか高校時代の後輩や憧れの先輩までも巻き込んで進行するプロジェクト! こんな俺たちに未来はあるのか?俺はひきこもりから抜け出せるのか?そもそも岬ちゃんって何者なの!? そんなお話です。笑
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みんな大好き岬ちゃんの本です(え 感情移入できればできるだけ己のダメさが証明されるという怪書。 自分もいつか岬ちゃんが家を訪れるのを待っています。
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『引き込まれる本だ。 自分がひきこもりを体験したことがなくても、だんだん自分がひきこもりであるような感覚になってくる。 これはきっと感情移入がしやすいということなんだろう。 相当読みやすい本だ。 というか、小説と呼ぶのは違う気がする。 ゲームのシナリオだけを読み進めている感じと言ったらいいのだろうか。 とにかく軽い。 別にこの本を読んだからと言って、ひきこもりと友達になりたいと思うようにはならないだろうが、友達になるにはこの本くらい読んでおくべきかもしれない。 』
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