NHKにようこそ! の商品レビュー
漫画版、アニメ版よりエピソードが3、4つほど少ない。 逆に、ドラックに関するエピソードは妙に生々しく描かれている。 痛々しく、情けなく、馬鹿馬鹿しく、切なく、空しく、下世話で、非道徳的で、露悪的。 社会性ゼロなくせに妙に饒舌。 だけれど、本当に描きたかったのは、行間にそこはか...
漫画版、アニメ版よりエピソードが3、4つほど少ない。 逆に、ドラックに関するエピソードは妙に生々しく描かれている。 痛々しく、情けなく、馬鹿馬鹿しく、切なく、空しく、下世話で、非道徳的で、露悪的。 社会性ゼロなくせに妙に饒舌。 だけれど、本当に描きたかったのは、行間にそこはかとなく漂っている空虚、そのものだったのかも。
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表紙からして中高生向けやと思って読んでみた。 ら、えんらい話。ひたすら真っ暗で最後のちょっと以外は絶望だらけ。明るい雰囲気はなかった。 実際の引きこもりってこんな感じなのだろうか。 高1の私には衝撃だった笑笑
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漫画版を読んで「これは面白い」と思って原作を買いました。マンガを読んでいた分、頭の中で風景やキャラクターの描写がしやすかった。途中休憩しながら読んでいたけれど、一回も読み返すことなく読めた(ごめん。一回だけあった) どうしても感想として、この言葉だけ書きたかった。 「おま...
漫画版を読んで「これは面白い」と思って原作を買いました。マンガを読んでいた分、頭の中で風景やキャラクターの描写がしやすかった。途中休憩しながら読んでいたけれど、一回も読み返すことなく読めた(ごめん。一回だけあった) どうしても感想として、この言葉だけ書きたかった。 「おまいは俺か」
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ここまでダメな主人公も居なかろう。 ぼやっと始まり、ぼやっと終わる。 うーん……イマイチ印象が薄い。
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今更読んだw 内容は、NHKに怒られなかったのかなと思った。 作者が真の引きこもりということで、そういった意味でおもしろい。人からもらった本なので印税減ってゴメンなさい。 引きこもりにはならないように気を付けます。 三日とろろ、おいしゅうございました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近い将来こんな感じになるんじゃないかと思うと怖い・・・りあるに・・・。 ひきこもりでも人間で、社会不適合者でも人間で、誰かが苦しんでいれば助けたいと思う。 社会に不適であるから悪である、ということではないのだと感じた。
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私自身、大学時代は引きこもっていた。主人公の心情はリアルに感じ取れる。引き込まれる。 この作品を読んで、現実世界の引きこもりは、「現実世界に岬ちゃんはいない」と嘆くかもしれない。しかしそもそも、主人公の社会復帰は、岬ちゃんの力によるものではない。それは、主人公自身の努力によるもの...
私自身、大学時代は引きこもっていた。主人公の心情はリアルに感じ取れる。引き込まれる。 この作品を読んで、現実世界の引きこもりは、「現実世界に岬ちゃんはいない」と嘆くかもしれない。しかしそもそも、主人公の社会復帰は、岬ちゃんの力によるものではない。それは、主人公自身の努力によるものだ。 むしろ、物語において最後に救われるのは、岬ちゃんである。この物語が絶望的だとすれば、現実に存在する岬ちゃんは、主人公のような人物を見つけられないであろうこと。なぜなら彼は引きこもりだからだ。
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日本ひきこもり協会!? 時間をもてあそぶだろうと、買い溜めた1冊。 タイトルはNHKにようこそ! そして帯には10代のうちに読んでおきたい角川文庫の文字。カバーは漫画チックな表紙。いかにも若者向きのスタイル。最近娘が読んでいる本の類かと思えば、中身は??? 引きこもり男が自分は陰...
日本ひきこもり協会!? 時間をもてあそぶだろうと、買い溜めた1冊。 タイトルはNHKにようこそ! そして帯には10代のうちに読んでおきたい角川文庫の文字。カバーは漫画チックな表紙。いかにも若者向きのスタイル。最近娘が読んでいる本の類かと思えば、中身は??? 引きこもり男が自分は陰謀にはめられている。陰謀の主はNHK。それは子供のころからTVという媒体を通して陰謀を仕掛けている。NHKそれは日本放送協会という表の名前とは裏腹に、引きこもりを作り出す、日本ひきこもり協会だ! NHKがどんなことをしたのかと展開が気になるが、NHKが出てきたのは、冒頭の部分のみ。その後は引きこもり男と、その隣人で昔の後輩でオタクの男と、宗教に熱心な叔母を手伝う、女の子のなんだかよくわからないゴタゴタ・バタバタな展開。 これって10代のうちに読んでおきたいと角川さんが本当に勧めているのかね?
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これは一気呵成に読むべきだった。 名作。 過去は語られず、未来はなく、徹底的に現在しかない。 主人公たちは死に至る病にのたうち苦しんでいるが、その様は悲劇としてではなく喜劇として描かれる。 わたしの傍らに山崎はおらず、わたしの前に岬ちゃんは現れない。 現実と小説は違う。だから小...
これは一気呵成に読むべきだった。 名作。 過去は語られず、未来はなく、徹底的に現在しかない。 主人公たちは死に至る病にのたうち苦しんでいるが、その様は悲劇としてではなく喜劇として描かれる。 わたしの傍らに山崎はおらず、わたしの前に岬ちゃんは現れない。 現実と小説は違う。だから小説がある。
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ぶっとんでると思う。 自由過ぎて馬鹿みたいで話が一つにまとまってるところが恐ろしい。 NHKの文字を見るたびにこの本を思い出してしまう。。 勘違いと思い込みがここまで発展する小説はなかなかない。
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