NHKにようこそ！ の商品レビュー

滝本竜彦(著者)

2010/01/09

ん～、イマイチでした。
なんか箇条書きみたいな文体で、読み飛ばしてしまう箇所が多々ありました。
あんまり世界観に引き込まれることもなかったし…

2010/03/01

　やばい・・・、かなり深いところにえぐりこまれてしまった・・・。痛いです・・・、私の心が痛いのです・・・。

　主人公・佐藤は大学中退のひきこもり。ニート。二十二歳。話の展開こそフィクションですけども、佐藤の発言一つひとつが胸にえぐりこまれていきます。何か、この無気力具合とかが自分にリンクしてしまうところもありまして・・・。休みとはいえ、今日も昼まで寝てしまったし・・・。ああああああ。
　頑張る！　僕、これからは頑張るからもう許して！

　進路について悩んでいたり、「俺、このままでいいのかな」とか言っちゃったり、自分が堕落していると感じていたり・・・という人は一度読んでみるといい！　なにかヒントを得るか、それともますます自己嫌悪に陥るかはわかりませんけど！

　なんていうか、滝本さん、あんた変態ですわ！（褒め言葉）

【目次】
NHKにようこそ！
　序
　一章　戦士の誕生
　二章　ジハード
　三章　邂逅
　四章　造物主への道
　五章　二十一世紀のハンバート・ハンバート
　六章　追憶、そして誓約
　七章　回転する岩石
　八章　潜入
　九章　おしまいの日々
　十章　ダイブ
　終章　NHKにようこそ！
あとがき
文庫版あとがき

2009/12/28

現在ブーム真っ最中の「引きこもり」

そして、その「ひきこもり」のなかでもトップクラスの引きこもりが、この俺だ。

親の金で暮らし、働きもせず、パソコンして、食って、寝て。

そんなある日のこと、
いつものようにクスリを使ったところ、

俺は真理に気づいた。

そう、俺が引きこもりになったのも、
いまや世界中の若者が引きこもりになりつつあるのも、

すべて、ＮＨＫの仕業であると。

そう、日本引きこもり協会ことＮＨＫの仕業であると！

そうして、俺はＮＨＫと戦う勇者になることを決意した。

引きこもりな主人公、佐藤と
少し常識はずれな美少女、岬が繰り広げる、
ギャグで、バイオレンスで、時々真面目なラブストーリ？

コレを読めば、貴方のひきこもりに対する見方が変わります。

2009/10/20

いろんな意味での現代小説。というか現代というくくりでも広すぎる気がするほどリアルタイムな小説。今の若者必見！であり、大人も若者を知るため、いや今を知るため読むべき。

2009/10/04

表紙を見ていただければ、日本放送協会とはなんも関係ないということはおわかりいただけると思います（笑）
ＮＨＫとは、日本ひきこもり協会の略語です。
単純に、おもしろい話でしたよ。
ちょっとラブ要素があるのが萎えたけど、まあ、そこがあると多少は一般ウケを期待できるから、ね。
できれば鬱っていうかネガティブな時に読んで欲しい一冊。
漫画版もアニメ版も出てるけど、やっぱり元の小説版をおススメします。

2009/10/04

ふつーに面白かった気がする。
呼んだのが一年以上前だから内容あんまり覚えてない。

読みやすかったし、つまらなく無かったってことなんでしょうね。
ラノベはそれでいいと思うよ。

2009/10/04

主人公の自意識過剰っぷり・ひきこもりっぷりに共感できたが、ああいう風にはならないようにしようと思った。

2009/10/04

ああ、そんなこともあるよね、と共感する部分もあった。（良いのか悪いのか、分からないが笑）
もちろん私は、ドラッグもひきこもりもエロゲーもしていませんよ。
でも、１度ひきこもってしまうと、なかなか出られないというのもわかる気がします。

そして、私は太宰治の「人間失格」を読んだ後にこれを読んだので、現代版「人間失格」のような感じがしました。
そして、今も若者も、昔の若者もあまり変わりないんではないかと思った。
いや、昔からそういう人はいた、というべきか。
それがただ、外向的だったか・内向的だったか、
はたまた３次元の女に溺れたか・２次元の女に溺れたかという違いだけで。

でも、NHKのゴロは面白かったです。

2009/11/17

「ひきこもり」がテーマである作品で、作者もひきこもり体験者であり、自らの体験を作品にも反映させているとのことです。
しかし、ところどころに、社会的にみれば不健全なことをしている記述があり（合法ドラッグなど）、これをもって「ひきこもりの生活は
このようなものである」と理解する方がいたら問題だと思います。
　ですが、主人公に共感できる点が多々あり、とても複雑な気分になりました。

2009/10/04

ひきこもりの話。

一人暮らしをしてるひきこもりが、自分がひきこもりなのは某NHK（日本・ひきこもり・教会）のせいだと気づいてしまった。
そんなある日宗教勧誘に来た女の子（みさき）と知り合い、自分がひきこもりでニートだと知られないようにクリエイターだと嘘をつく。
そんなある日隣に住んでいるオタクが高校時代の後輩としって、後輩とゲームを作ることになる。
最終的にはみさきの自殺をやめさせて、みさきと人質の契約をむすぶ。
ひきこもりのついてのことがすごくリアルだった。読んでいて面白かった。