NHKにようこそ！ の商品レビュー

滝本竜彦(著者)

2009/10/04

引きこもり小説。
ラノベにしては珍しく主人公の一人語りが気に障らない。
安っぽく追い詰められてる感が良し

2011/07/17

最近、青春小説ばっかり読んでいるなあ。どれもこれも、青春真っ只中であるはずの僕とはかけ離れたものですが。この小説はひきこもりが主人公で著者もひきこもり。ひきこもりだからか、主人公が考えていることがたくさん文章になっている。軽快に書いてあるように見えて、実は薬物をキメてたり、わけが分からなくなっていても、まだまだ主人公の独白は続く。現実にはほんの僅かな時間なのに、主人公は実に様々なことを考える。角川書店ってけっこう色々やってたりするから、すぐマンガとかアニメになっちゃうのね。著者は、去年12月の『yom yom』の、万城目学のエッセイにちらっと出てきてた。万城目さんは森見さんと仲が良いのと、ドラマがやってたりして名前だけは知ってるんですが、その短いエッセイ以外は読んだことはない。文庫になったら読みます。

2009/10/04

アニメの影響で読み始めたのだが、アニメが原作に忠実だったため、終始、アニメのシーンを思い浮かべながら読むことが多かった。そのため、読むスピードも速く、さくさく読むことが出来た。主人公のダメ人間さに共感することで、安心感に浸り、なんとなく自分も頑張れそうな気持ちにさせてくれるのが、この本のいいところだと思う。だから、主人公に共感できるか、できないかで、この本の賛否が大きく分かれるのではないかと思う。どうでもいいけど、作者紹介の「輝かしい青春のひとときをフルスイングでどドブに投げ捨てる」ってとこ大好き。あと、岬ちゃんは天使。

2011/07/17

NHK日本ひきこもり協会に惹かれて読んでみたはいいが、どうなのであろう。現代社会に潜む最下層の人間ひきこもり。そんな主人公のひきこもり生活と妄想の話であるが、そんな生活の中に岬という少女が現れる。ただのギャグ物語が進むのかと思いきや、ラストを迎えるにあたって、話は重くなっていく。自分にとったら読みやすい文章ではなかったかな。まぁ主人公が繰り広げるぶっ飛んだ行動には笑えたが。

2009/10/04

暇つぶしに読みました。
それ以上のものではありませんでした。
文章も、内容も、物語の展開も……。

2009/10/04

ジャケ(？)がかわいかったので読んでみたら・・・
これは、ヒドイネガティブ促進剤。笑
がんばって生きていこうと思いました。

2011/07/17

読んでて太宰治の『人間失格』を思い出した。筆者の経験をもとにしてて、社会不適合者で、クスリに手を出して、岬でヒロインといっしょに自殺未遂して…。共通点は少なくない。「悪い組織と戦いたい。悪者と戦いたい。」「しかし悪者はどこにもいない。世の中はいろいろと複雑で、目に見えるような悪者など存在しない。それが辛く、そして苦しい。」ここの件がすごく印象に残った。認められたい、褒められたい、達成したい、支配したい、自分は天才だって言われたい。そんな願望はあるけれど、どうにもならない、どうしたらいいかわからない。そんな若者の叫び。だた単に「ひきこもり」をモチーフにしているからというだけでなく、現代を象徴する作品になっているんじゃないかなと思う。なんて思いつつ、読んでて笑える作品でもあります。

2009/10/04

自分に近い世界がそこにあった。
自分をひきこもりと言いつつ外出可能でごくわずかな対人関係があり、合法ドラッグなんかにも興味を示し、メンヘル系の女性と交流を持つ。
ロリコンじゃないしエロゲーはやった事はないけど。
岬ちゃんの「秘密ノート」のような生きづらい人の我流での勉強の支えになるような教育はないものかな、と思う。

2009/10/11

引きこもりの主人公が、一人の少女と出会い、その少女の引きこもり脱出プログラムを受けることになる。
しかし、少女にも秘密が…。

著者も元引きこもりだっただけあって、主人公の行動や心の描写がリアルで、なかなか面白いです。
ラストは少し感動します。

2009/10/04

ものすごく欝になりかけました、……ひでぇ。ロリコンひでぇ。（笑
なんだかもう半分欝になりながら読んでいました。引きこもりにはなりたくないｎ（ぁ
でもヒロインの女の子の契約書とか素敵すぎてにやにや。
恋愛要素はやっぱり素敵です。