永遠も半ばを過ぎて の商品レビュー
いいイライラ。 また…
いいイライラ。 また読もうかなぁと思っているところ。
文庫OFF
面白い!巧い!技巧を…
面白い!巧い!技巧を一切感じさせないほど自然な文章。軽妙洒脱でいてさりげなく深い。ラリった写植屋がとめどなく叩き出す文章の洪水は絶品で「トリップ描写大会」があれば優勝間違いなし。章ごとに一人称「おれ」「僕」「私」を使い分けて三人の主要人物を交互に主役にしていく仕掛けも気が効いてい...
面白い!巧い!技巧を一切感じさせないほど自然な文章。軽妙洒脱でいてさりげなく深い。ラリった写植屋がとめどなく叩き出す文章の洪水は絶品で「トリップ描写大会」があれば優勝間違いなし。章ごとに一人称「おれ」「僕」「私」を使い分けて三人の主要人物を交互に主役にしていく仕掛けも気が効いている。
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映画も見ながら読むと…
映画も見ながら読むといっそう良い。
文庫OFF
前回、中島らもの本を読みすっかりらもワールドにハマってしまった…。 今回もどんどん話にのめり込み夢中になって読んじゃった。美咲の最後の一文が良かったな。
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知人に勧められて読んでみた。 物語の3分の2を使って、自分の言葉を持たず、誰かの言葉を取り入れては吐き出すことしかできない2人の人間への思い入れをじっくり育て上げ、最後の3分の1で触媒となる作中人物との交わりで化学反応を連鎖させ、火花を起こし、爆ぜさせてみせる。 作中人物の造形...
知人に勧められて読んでみた。 物語の3分の2を使って、自分の言葉を持たず、誰かの言葉を取り入れては吐き出すことしかできない2人の人間への思い入れをじっくり育て上げ、最後の3分の1で触媒となる作中人物との交わりで化学反応を連鎖させ、火花を起こし、爆ぜさせてみせる。 作中人物の造形とやりとりと、中島らもらしいペダンチックな饒舌に駆り立てられて、最後は一気に読んでしまった。 いい本だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まさにエンターテイメント この物語、どこに行くのかとハラハラドキドキさせながらもしっかりと着地させられたのは流石 美咲の孤独への解釈に共感し、相川は絶対に自分の近くにはいて欲しくないと思い、この三人組には愛着を持った
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1994年初版。30年以上前に書かれた本。著者らしいユーモア、洒落た会話。いろんな詐欺。どうなるのかとわからない展開。薬を飲んで無意識のうちに憶えのない文章を書くという、ひょっとしたら著者自身の経験ではないかと思わせる印象。映像化されたものもあるようなので観たいなあと思うのですが...
1994年初版。30年以上前に書かれた本。著者らしいユーモア、洒落た会話。いろんな詐欺。どうなるのかとわからない展開。薬を飲んで無意識のうちに憶えのない文章を書くという、ひょっとしたら著者自身の経験ではないかと思わせる印象。映像化されたものもあるようなので観たいなあと思うのですが。
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米津玄師がインスパイアを受けた本と知り、読んだ。 破天荒な不思議な世界観。そこはかとなく、気高さと知性を感じる不思議な本でした。
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とても面白かった。最初は登場人物の視点の入れ替わりに少し戸惑いを感じたけど、その構成が物語に独特の疾走感とリズムを生んでいて、一気に読んでしまった。プレゼンのシーンが好き。また読み返したい。
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永遠も半ばを過ぎて/中島らも 読了 2025.02.03 友人が「観たいけどDVD化も配信もされていない映画がある」と言っていた。VHSはあるようだ。高値になっているし、うちに再生機は無いので買えないのだが。YouTubeで細切れに投稿されており、数分の映像でも非常に面白かった...
永遠も半ばを過ぎて/中島らも 読了 2025.02.03 友人が「観たいけどDVD化も配信もされていない映画がある」と言っていた。VHSはあるようだ。高値になっているし、うちに再生機は無いので買えないのだが。YouTubeで細切れに投稿されており、数分の映像でも非常に面白かった(現在はもう削除済み…)。 そんな話を聞いてややした頃、2024年7月神保町シアターにて期間限定で上映されることを知った。1週間限定、1日1回100席まで、ネット購入なし当日販売のみ、先着。平日にこの映画のために弾丸で行って観た(このときにコロナをもらって寝込んだ)。 細切れで見ていたシーンが映画を観るとどんどん繋がっていく。知らないシーンもある。役者が、間が、とても秀逸だ。 原作小説がある。文庫よりも単行本の方がかっこよかったので、単行本を中古で手に入れた。 これまでみてきた作品は、映画と原作小説を見比べた時、その差に驚くことが度々あった。 『紙の月』では話の始まり方が違うし、小説だけのキャラ、映画だけのキャラ、主人公である梨花以外の周りがぜんぜん違う。映像の良さと文の切迫感。違いがあってどちらも良い。 『舟を編む』では映画の方がうんと好きだ。小説では言動を書き表さないと展開しない。映画では無言でも挙動で伝わる。世界観も雰囲気も言動も、映画の方が良い。本では書き出しや辞書の装丁のくだりは好きだったが。 違いがあって良いねとか、映画の方が好きとか、そういうものだと思ってた。本作はどちらも最高に面白い。 映画と大筋は同じで、描ききれなかったところが小説にはある。それが話の流れを補完していたり、キャラをより引き立てていたりして、何より文が上手い。 映画はまた立ち居振る舞いが素晴らしい。小説ではとんとんと読めてしまうセリフに、間がついてより臨場感がある。「どろどろだよ」とか。造本家の語りとか。 【以下、ネタバレを含みます】 読んでいて感じたが、小説の前の方で出て来たことがまた帰ってくるシーンがいくつかある。気づいたのは「にゃあん」と「食パン」と「百鬼夜行」と「残り2万7千部」だ。こういうここまで読んできたからこそクスリとなる演出には痺れてしまう。 響いた文はまた個人メモに書き残すが、美咲の語る孤独と不幸のくだりは良かった。ラリった波多野の頭のぐるぐるさや、文字の小ささを見せる演出など、本だからできる表現もあった。 300ページ超あるが、読みやすくて2時間程度で読めたと思う。何度も読み返したい、私の名刺入りな1冊だ。
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