ALONE TOGETHER の商品レビュー
ハデなストーリー展開…
ハデなストーリー展開があるわけではない。むしろ淡々と物語が進んでいくのに、こんなにひきつけられるのはなぜだろう。二つの波長が共鳴するとき、彼らは救われたのだろうか。そもそも救いとはなんなのか?
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静かに淡々と語られて…
静かに淡々と語られていて、背筋にゾクッとくるものがあります。涼しげな文体が特徴的。
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長編小説。殺された母…
長編小説。殺された母親の娘を庇うべく、教授はすでに大学を辞めた生徒に相談をしに…。青春純愛爽快感動物語。
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本多さんの長編第一作…
本多さんの長編第一作。繊細で瑞々しい。そんな表現がピッタリな作品でした。「祈りと呪い」というテーマを扱っているけど話が重々しくなく軽い文体に魅了されました。日常と非日常が隣り合わせで表現されていて読み終わった後で不思議な感じに包まれます。こんな感覚を味わいたいのなら本書は最適な一...
本多さんの長編第一作。繊細で瑞々しい。そんな表現がピッタリな作品でした。「祈りと呪い」というテーマを扱っているけど話が重々しくなく軽い文体に魅了されました。日常と非日常が隣り合わせで表現されていて読み終わった後で不思議な感じに包まれます。こんな感覚を味わいたいのなら本書は最適な一冊なのではないでしょうか。おススメです。
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本多孝好さんの作品は…
本多孝好さんの作品は読みやすく不思議な雰囲気があります。このALONETOGETHERも、冒頭の「ある女性を守って欲しい」という教授の依頼からぐんぐんストーリーに惹きこまれ、あっという間に読んでしまいました。
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本多さんは 私が今…
本多さんは 私が今一番注目している作家さんデス。静かで淡々とした話ながら 心について 共感について 考える。主人公の性格もある意味個性的でいて 無個性で 彼の成長も楽しめました
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ふと手に取ったこの一…
ふと手に取ったこの一冊。考えさせられるものがあります。
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個性的な文体は、好き…
個性的な文体は、好き嫌いが別れるかもしれません。でもストーリー全体と細部にも、著者の繊細な感覚が見て取れ、魅力と可能性を感じます。
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人の心の波長に触れて…
人の心の波長に触れてその澱を吐き出させる、一種説諭師のような能力を持つ青年が、生命維持装置を止めた事で殺人罪に問われた医師からある少女に会うように頼まれる、そんな話。青年が波長に触れるたびに一々どこの不良牧師だよ、というような語りを始めるのはちょっとヘンだなと面白がっていたら、へ...
人の心の波長に触れてその澱を吐き出させる、一種説諭師のような能力を持つ青年が、生命維持装置を止めた事で殺人罪に問われた医師からある少女に会うように頼まれる、そんな話。青年が波長に触れるたびに一々どこの不良牧師だよ、というような語りを始めるのはちょっとヘンだなと面白がっていたら、へその占い師が出てくるところでついに吹いてしまった。この著者が隠し持っているセンスにはまだまだ奥がありそうだ。
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人の心理を知る事の出…
人の心理を知る事の出来る主人公。いろんな人たちの潜在的な気持ちは読んでいて興味深かった。この人の作品は爽やかで、素敵だと思った。
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