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インターネット の商品レビュー

3.9

51件のお客様レビュー

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2011/01/22

インターネットとは何か。インターネットの歴史、仕組み、可能性について、日本のインターネット環境構築の第一人者である著者が解説する。 1995年に出版された本で、GoogleやAmazon、Facebookも出てこないが(AppleはMacintoshの話でちょっと出てくる)、少し...

インターネットとは何か。インターネットの歴史、仕組み、可能性について、日本のインターネット環境構築の第一人者である著者が解説する。 1995年に出版された本で、GoogleやAmazon、Facebookも出てこないが(AppleはMacintoshの話でちょっと出てくる)、少しも違和感や?を感じることがなく読めた。それだけ普遍的で本質的な内容なのだと思う。 ちょうど仕事でIPやDNSについてハマったとこだったのでその生い立ちを知れて良かった。 もっとちゃんと勉強しようかな。

Posted byブクログ

2011/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インターネットの技術、成立の歴史、社会的な意味について書かれた本です。1995年というと、2ちゃんねるもGoogleもなかったのでかなり昔です。書中でも「Yahooが検索サービスとして期待されている」と書かれているぐらい。 インターネットは拡張性、そのための冗長性、分散管理性を体現したかのようなネットワークなのであるとわかります。 日本の技術者、学者たちの奮闘の記録も参考になります。こうしてネット上で漢字を扱えるのも彼らのおかげです。昔に書かれたので社会にどのような影響を与えるのかという部分はあくまで予想なので、抽象的な記述にならざるを得ないでしょう。この部分は他の本で補完する必要があります。 コンパクトにまとめられていますが、他の本と並行して読んでみるとさらにいいです。

Posted byブクログ

2010/11/26

どんな思いからスタートして、その仕組み、変遷、可能性が分かりやすく書いてあった。特に、トップダウンでなく、バラバラでもゆるいコンセンサスがあればうまくいくという、ネットの思想が素晴らしいと。今は、当たり前のように使っているけど、世に与えたインパクトは大き過ぎると、改めて思った。

Posted byブクログ

2010/11/12

95年発行。ネット世界の15年前などもはや歴史の世界だ。 予測や懸念はおおよそ現実化してるが唯一実現の兆しがないのは電子投票は。技術的課題はクリアしてるのにね。

Posted byブクログ

2010/12/31

1995年、Windows95が世に出て、ようやく日本でも一般的にインターネットが認知され始めたころに書かれたものです。時期的には、WEBブラウザといってもIE、Firefox、Opera、Safariの名はなく、Yahooは揺籃期であり、Googleは産声さえ上げていませんでし...

1995年、Windows95が世に出て、ようやく日本でも一般的にインターネットが認知され始めたころに書かれたものです。時期的には、WEBブラウザといってもIE、Firefox、Opera、Safariの名はなく、Yahooは揺籃期であり、Googleは産声さえ上げていませんでした。 そんな中、当時からインターネットを造り上げるというところの中心にいた筆者が、インターネットの思想・哲学や可能性を、人々の社会活動との関わり合いという視点から語っています。今読んでも、インターネットに対する大きな期待感というものが湧いてきます。また、今のインターネットの姿が筆者がみていた未来と酷似していることにも改めて驚きます(もちろん、予想的中を争うような旨で書かれたものではありませんが)。 多少、唐突に技術用語が出てくる部分もありますが、筆者の熱い思いを受け取る妨げになることはありません。普段当たり前のようにインターネットを使っている今でこそ、改めて読んでみることをお勧めします。

Posted byブクログ

2010/07/22

1995年とは思えないほど内容が充実してる.そのくらい内容がインターネットの本質的なところを突いてるということだろうか. ていうかこの著者すごい.インターネットの父.インターネットサムライ.現代人,とくに今の日本人はみんなこの人に感謝していいと思う. http://ja.wik...

1995年とは思えないほど内容が充実してる.そのくらい内容がインターネットの本質的なところを突いてるということだろうか. ていうかこの著者すごい.インターネットの父.インターネットサムライ.現代人,とくに今の日本人はみんなこの人に感謝していいと思う. http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%BA%95%E7%B4%94

Posted byブクログ

2010/01/26

インターネットをよく利用するので読んでみました。まだまだ知らないことがたくさんあったのでとても参考になった。

Posted byブクログ

2009/10/04

▼メモ ・インターネットとは、「世界中のすべてのコンピュータをつなぐコンピュータ・ネットワーク」だ(2) ・つながっているコンピュータは、ほかのつながっているコンピュータと自由にコミュニケーションをしてしまう(2) ・「双方向性」「対等性」「日常性」をインターネットは持っている(...

▼メモ ・インターネットとは、「世界中のすべてのコンピュータをつなぐコンピュータ・ネットワーク」だ(2) ・つながっているコンピュータは、ほかのつながっているコンピュータと自由にコミュニケーションをしてしまう(2) ・「双方向性」「対等性」「日常性」をインターネットは持っている(10) ・インターネットが「分散型」の仕組みであることが大切。細胞分裂に似ている(15) ・鉄道の仕組みにも似ている(18) ・インターネットが「中間」に期待しているのは、この程度でよい。両端のコンピュータがコントロールしている(31) ・プログラミングがやさしいということは、インターネットのプログラマーが増える(41) ・データが絶対に着かなくてもいい、でも「ほとんど着く」(43) ・例外がいくつかあっても、それを強制的に補正していない(58) ・コミュニケーションは、いろいろな役割分担に分けて考えられること、対称に考えることができること(89) ・ユニキャスト一対一、マルチキャスト一対多(97) ・分散システムのコミュニケーションで、同期と非同期(99) ・インターネットがメディアとして大きなインパクトになったのは1994年2月のリレハンメル冬季オリンピック(114) ・いずれにせよ基本的にはそれぞれの人間が必要な言葉を使えばよい(131) ・つくる人(IETF)、運用する人(IEPG)、割り当てる人(IANA)これだけできていればインターネットはうまくいく(168) ・テクノロジーの発展と、それを利用していく人間社会が遊離しないようにすること(172) ・セキュリティや安全、プライバシーの問題は技術、運用の仕組み、人間たちの振る舞いのレベルを正しく分けて考える必要がある(182) ・インターネットは「地球の上のスノコ」。ほんのちょっとだけ背が高くなって、新しいことが見えたり、できたりするようになるかもしれない(202) ▼読むきっかけ  インターネットの原点を振り返りたいと思ったため ▼読んだ感想  95年の本とは思えないくらいあせていない。まさに本質である。何度も読み返すべき永久保存版。

Posted byブクログ

2009/10/04

インターネットがどのようにして出来上がってきたのかをとてもわかりやすく書いてある上に、最低限どのようにしてネットの仕組みが出来上がっているのかも分かるようになってる良書。 ネットの仕組みに興味が沸いた人にぴったりな入門書だと思う。 もう少し専門的な情報を得たい人に対する参考文...

インターネットがどのようにして出来上がってきたのかをとてもわかりやすく書いてある上に、最低限どのようにしてネットの仕組みが出来上がっているのかも分かるようになってる良書。 ネットの仕組みに興味が沸いた人にぴったりな入門書だと思う。 もう少し専門的な情報を得たい人に対する参考文献リストなどがあったらもっとよかったのだけれど。 でも、パソコンの創成期もそうだろうけれど、ネットのようにいままでと違うテクノロジーが生まれて、少数の人たちによって育てられていく様子って、まるで育成型RPGのゲームのようで、とてもわくわくします。 95年に出版された本だけれども、まだ読む価値のある本だと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

日本インターネットの父による書。インターネット成立の経緯や理念を知ることができて興味深い。 インターネットで辞典を作るという発想など、今でも通用する話も多い。

Posted byブクログ