楽毅(1) の商品レビュー
おっ面白れ〜.....ってわけでもなく、 あーもう全然つまらん.....ってわけでもなく、 全巻(4冊)買っちゃったしな〜、 しゃーないから最後まで付き合うか....、 って感じで受動的読書に陥る本。 つまらなくはないんだけど、積極的に読む気が起きん。 残り3冊先は長い。漢字む...
おっ面白れ〜.....ってわけでもなく、 あーもう全然つまらん.....ってわけでもなく、 全巻(4冊)買っちゃったしな〜、 しゃーないから最後まで付き合うか....、 って感じで受動的読書に陥る本。 つまらなくはないんだけど、積極的に読む気が起きん。 残り3冊先は長い。漢字むつかしアルね。 三国志でいんじゃね?と思た。
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華北に中山国という小国があった。楽毅はその国の宰相の嫡子として生まれた。中山は趙によって攻め滅ぼされてしまう。しかし、楽毅は最後まで戦い抜き、その後に燕の武将となって大国斉を破って大勝する。管仲と並んで諸葛孔明が憧れた人物である。拙も好きな人物の一人であるし、人生を見事に生き切るとはこういうことだと教えられた一冊。
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中国の楽毅という武将のお話。男らしく賢く生きるエッセンスみたいなものを感じる作品。楽毅の言葉がカッコイイ。
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・取ろうとするものはまず与える。 ・さびしさの向こうに、人の真影がある。 ・名誉にも不名誉にもにげない、性情のままの自分であること ・成功するものは、平穏なときに、危機を予想して備えを始めるものである ・知恵というものは、おのれの意のままにならぬ現状をはげしく認識して生じるものである ・道おこなわれず。筏に乗りて海に浮かばん 国家に正しい道がないとき、流亡の旅もやむを得ない。国家も人も、滅ぶときにはうちから滅ぶ。 ・優勢にあるものがおのれの優勢さを誇り、劣勢にあるものを怒らせて、よい結果が得られたためしはない。 ・王朝が天下の民にとって元凶に変わったとき、滅亡しやすいところに王都を定めるべきである。 守るための仕組み作りをするな
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諸葛亮孔明をして、軍略の天才と言わしめた中国春秋戦国時代の名将・楽毅の生涯を描いた大作。1巻から4巻まであるが、若者としての楽毅が苦境を乗り越えて中国史に残る偉業を達成するまでの過程が、個人としての成長とリンクして非常に清々しい。 戦国時代、趙や斉、魏といった大国に囲まれた中山...
諸葛亮孔明をして、軍略の天才と言わしめた中国春秋戦国時代の名将・楽毅の生涯を描いた大作。1巻から4巻まであるが、若者としての楽毅が苦境を乗り越えて中国史に残る偉業を達成するまでの過程が、個人としての成長とリンクして非常に清々しい。 戦国時代、趙や斉、魏といった大国に囲まれた中山という小国の宰相の子として生まれた楽毅は若くして斉の首都に留学し、孫子の兵法を学ぶ。だがそれ以上に彼にとって財産となったのは、戦国四君にも数えられる当代一の英雄・孟嘗君との交流であった。 大望を胸に抱きながらも主君に恵まれず、隣国趙の侵攻から太子を守りながら奮闘する若き楽毅の姿に、ページを捲るのももどかしいほどに感情移入した。それとなく処世術とも言うべきエッセンスが加えられており、とくに若い人にとって読んでもらいたい内容である。
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祖国中山国を趙国との争いにより追われるも、燕国で仕え連合軍の指揮官となり秦国や斉国と奮戦。中国史のなかでも最も尊敬する人物。
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古代中国の戦国春秋時代、中山国の宰相の息子、楽毅の物語。第1巻では、学生としての留学先である斉の臨淄で、名高い斉の宰相、孟掌君と知り合う、その後、中山へ趙国が攻め入るが、楽毅の提案である斉との同盟はその歴史的背景から、なかなか実らない。 楽毅という日本ではそれ程有名ではない主人...
古代中国の戦国春秋時代、中山国の宰相の息子、楽毅の物語。第1巻では、学生としての留学先である斉の臨淄で、名高い斉の宰相、孟掌君と知り合う、その後、中山へ趙国が攻め入るが、楽毅の提案である斉との同盟はその歴史的背景から、なかなか実らない。 楽毅という日本ではそれ程有名ではない主人公が、焦点となり中国の戦国春秋時代が丁寧に語られていく。
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どんなに頑張っても、上の人に恵まれなければ 本当の安心は得られないのだなと思いながらも、こういう状況で逆境だからこそ、信念がしっかりとあって向かっていくのかもしれないと、真面目に考えつつも、文章がしっかり読ませてくれるのでそちらを大いに楽しませてもらいました。
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中国の歴史は古い。そして、重厚な文化。今の中国には無い良さを感じる事ができる。仁や義という文字は中国から入ってきたもの。既に中国は失ってしまったけど、それにはそれで理由があるのだろう。 非常に読んでいて印象的なのは、楽毅の人柄だ。信義にあつく、人よりもちょっとだけ遠くを見ている気...
中国の歴史は古い。そして、重厚な文化。今の中国には無い良さを感じる事ができる。仁や義という文字は中国から入ってきたもの。既に中国は失ってしまったけど、それにはそれで理由があるのだろう。 非常に読んでいて印象的なのは、楽毅の人柄だ。信義にあつく、人よりもちょっとだけ遠くを見ている気がする。自分もしっかりと生きたいものだ。 「孫氏は必勝の法をさずけてはくれているのだが、楽毅はむしろ、その法にこだわると負けるのではないか、と思った。兵法とは戦いの原則にすぎない。が、実践はその原則の下にあるわけではなく、上において展開される。」 「目配りは自分にも行わなければならない。」
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楽毅は、中国の戦国時代中期(紀元前四から三世紀)に生きた小国の武将、政治家であり天才てきな軍略の持ち主でもあつた。 あの三国志の諸葛公明があこがれていた人物である。大国趙を相手に中山国滅亡までよく戦い抜きその後、燕王昭を、助け大国斉を攻めて5年のうちに7十余城を下す。歴史では、も...
楽毅は、中国の戦国時代中期(紀元前四から三世紀)に生きた小国の武将、政治家であり天才てきな軍略の持ち主でもあつた。 あの三国志の諸葛公明があこがれていた人物である。大国趙を相手に中山国滅亡までよく戦い抜きその後、燕王昭を、助け大国斉を攻めて5年のうちに7十余城を下す。歴史では、もしもは、ないが、もしもを、考えながら読むのも面白い。宮城谷さんの漢字力のすごさも楽しめる。
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