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デューク の商品レビュー

4.2

73件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    2

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2018/01/16

読み終わって気づいた。元の文章を読んでたわ。 絵のページが入ることで、読む行為にテンポができる。 短編でさっと読むのとは違う趣ができて、不思議な感じだった。

Posted byブクログ

2017/10/11
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犬より猫派なのに、このところロバート・クレイスの『容疑者』『約束』を読んだり映画『僕のワンダフル・ライフ』を観たりしてそのたびに泣き、めっきり犬づいています。そんな私に本作を貸してくれた、やはり猫派の人がいました(笑)。 著者の1989年の短編集『つめたいよるに』に所収された「デューク」に、山本容子が絵を添えて2000年に絵本として出版したもの。 愛犬デュークを亡くした主人公。死因は老衰だったから致し方なかったはずだけど、悲しくて悲しくて涙が溢れる。電車の中でも泣き止まない彼女に席を譲ってくれたハンサムな男の子。 「イケメン」という言葉もまだなかったかもしれない頃に書かれたものだからか、「ハンサム」という言葉のほうが似合います。唐突なキスに、私の大の苦手な「オバハンの妄想系」かと怯みましたが、ちゃうちゃう、この主人公はオバハンじゃなくて、ハタチそこそこのたぶんとても綺麗な子。ほっとして、そして心の中で叫びました。「これはデュークだ」。 なんともいえぬ余韻。10分かからずに読めてしまう、ささやかな幸せです。

Posted byブクログ

2016/12/28
  • ネタバレ

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途中から、この少年はきっとデューク、とわかってしまったけれど、最後までドキドキしたまま読み終えた。 うちのワンコも、最後にこんなお別れをしてくれるといいな。 昨日読んだ「とりつくしま」、そして今日読んだ「デューク」、生きている今の位置が、少し浮き上がって見える気がする。

Posted byブクログ

2014/02/05

http://scheherazadeoflight.blog.fc2.com/blog-entry-1423.html

Posted byブクログ

2013/12/12
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今日ふと、この本を読みたくなった。 そういえば、クリスマス前の本だった。 主人公の彼女をとてもうらやましく思えてしまう。 現われることはないとわかっていても心のどこかで、 私にとっての少年のデュークが現われるのを待っているのかもしれない。 切なさの中に、どこかピンっと芯の通るような透明さを感じてしまうのは 私だけでしょうか? この本が私を呼んでいたのかもしれない。

Posted byブクログ

2013/07/26

仄かに物悲しい絵本。 「つめたいよるに」という短編集の一片が元。 犬はかわいいけど、人間はちょっと怖いかも(絵的に。

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2012/12/24

クリスマスということで、何かいい本はないかな・・・と、探していると 中学の時の教科書に載っていた、「デューク」 クリスマスソングが流れる街で起きた奇跡。愛する犬・デュークが死んでしまった。悲しくて涙が止まらない私の目の前に現れた少年。晴れた冬の1日を彼と過ごした私が受け取ったメ...

クリスマスということで、何かいい本はないかな・・・と、探していると 中学の時の教科書に載っていた、「デューク」 クリスマスソングが流れる街で起きた奇跡。愛する犬・デュークが死んでしまった。悲しくて涙が止まらない私の目の前に現れた少年。晴れた冬の1日を彼と過ごした私が受け取ったメッセージは……。 どこか、月9感?があっておもわずうっとりしてしまいました(*^_^*) 猫もいいですが、犬もいいものですね(笑)♪

Posted byブクログ

2012/11/03

初めて読んだのは高校生の時。 単純だけど泣けた。 あの頃読んでおいて良かったと思う。 これを書くために久しぶりに読んだが、このお話は映画化したらすごくいいなぁと思ったんだっけな。 のちに優香と中尾明慶で映像化はされていますが、イメージ壊されるだろうな、と思って観ていません。

Posted byブクログ

2012/09/18

だいぶ前に読みました。愛犬の死を経験しているので、せつなくて泣けて・・・でも、ほっこりした気持ちになる話だったと記憶している。

Posted byブクログ

2012/08/26
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大学の入試問題になっていて、試験中に思わずほろりとしてしまったお話。文庫本は、やわらかなタッチの絵がページいっぱいに広がっていて、とても素敵だった。絵本。ジェームス•ディーンによく似ているデューク。

Posted byブクログ