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デューク の商品レビュー

4.2

73件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

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  3. 3つ

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2011/01/31

とても読みやすくシンプル。余計な文字が一切ないから入りこむのに時間がかからない。 センター試験の問題にも使われたようだけど 試験中この話を読んだら試験どころじゃなくなってしまう

Posted byブクログ

2010/11/13

江國さんの作品で一番好きな「デューク」です。センター試験で過去に出題されたことでも有名ですね。 これを読むと本当に江國さん自身の感覚の鋭さ、感情の細やかさや物の捉え方に感心というかほれぼれします。悲しいとか虚しいとか愛しいとか私なにやってるんだろうとか、主人公の感情が読み手の方に...

江國さんの作品で一番好きな「デューク」です。センター試験で過去に出題されたことでも有名ですね。 これを読むと本当に江國さん自身の感覚の鋭さ、感情の細やかさや物の捉え方に感心というかほれぼれします。悲しいとか虚しいとか愛しいとか私なにやってるんだろうとか、主人公の感情が読み手の方にすとん、と理解していけるんです。こんなにするする呑み込みやすい作品が書けるなんて魔法みたい。

Posted byブクログ

2010/08/20

デュークがとても好き。こういう発想が私にはなかったのでとても新鮮で感動した。きれいで優しくて切ない話だった。

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2010/08/15

センター試験で多くの学生を泣かした小説だと聞いて。 和英辞典にも、用例として本文の一部が英訳・引用されていて、そんなに有名な作品だったんだなぁ、と ペットロス...

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2010/07/13

ずっと一緒に暮らしていた犬のデュークが死んだ。少女はその悲しみを感じる前に、電車に乗り学校へ向かう。 電車の中で優しい年下の少年と出会い・・・

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2012/11/03

(2008.12.06読了)(2008.09.13購入) 江國香織さんの「デューク」は、「つめたいよるに」(理論社刊)所収ということですので、新作ではありません。文章よりは、山本容子さんの銅版画が多くの頁を埋めています。 山本容子さんのファンのための本というところでしょう。 犬は...

(2008.12.06読了)(2008.09.13購入) 江國香織さんの「デューク」は、「つめたいよるに」(理論社刊)所収ということですので、新作ではありません。文章よりは、山本容子さんの銅版画が多くの頁を埋めています。 山本容子さんのファンのための本というところでしょう。 犬はかわいいけど、(山本さんは、ルーカス・クラナッハというドイツ・ルネッサンスの巨匠の名前を持つ犬を飼っていたように思います。)人物は、あまり可愛くないので、子供向きの本ではなさそうです。若い女性を狙った小型絵本といったところでしょう。 長い間飼っていた「デューク」という犬が老衰で亡くなってしまい、悲しくて、アルバイトに向かう道でも、電車に乗ってからも、泣けて泣けて涙が止まらない。 男の子が席を譲ってくれて、電車を降りても付いてくる。お礼にコーヒーをおごると、プールに誘われた。プールを出た後、一緒にアイスクリームを食べ、地下鉄で銀座に出た。 美術館で、中世イタリアの宗教画と古代インドの細密画を見た。 美術館を出て、演芸場の前を通ったら、少年が落語が好きだというので落語を聞いた。「デューク」も落語が好きだった。 少年「今までずっと、僕は楽しかったよ」 わたし「そう。私もよ」 少年は私にキスをした。彼のキスはデュークのキスに似ていた。 「僕とても、愛していたよ」「それだけ言いにきたんだ。じゃあね。元気で」 少年は駆けて行ってしまった。 ☆江國香織さんの本(既読) 「思いわずらうことなく愉しく生きよ」江國香織著、光文社、2004.06.25 「間宮兄弟」江國香織著、小学館、2004.10.20 「赤い長靴」江國香織著、文芸春秋、2005.01.15 「パンプルムース!」江國香織著・いわさきちひろ画、講談社、2005.02.23 「すきまのおともだちたち」江國香織著・こみねゆら絵、白泉社、2005.06.08 「ぬるい眠り」江國香織著、新潮文庫、2007.03.01 「がらくた」江國香織著、新潮社、2007.05.20 「夕闇の川のざくろ」江國香織著・守屋恵子画、ポプラ文庫、2008.04.05 (2008年12月8日・記)

Posted byブクログ

2010/02/21

私が持っているのは短編集の方だけど、うっかり電車の中で読んで泣いてしまった。こんな風に別れの挨拶をしにきてくれたら、誰だって一生忘れられないだろうね。決して忘れたりなんかしないよ。デュークに限らずきっと犬を亡くした人はそう思うだろう。

Posted byブクログ

2010/02/01

不思議な内容だった。 だが、素敵だとも思った。 前に、中学の国語の時間や、 違う本で読んだことがあったのだが、 何回読んでも面白いと思った。 そして、感動もした。

Posted byブクログ

2009/10/25

同著者の「つめたいよるに」収録の方で読んだけど あああああああああもううちのワンコがいなくなっても会いにきてくれないかなー 何度読んでも鼻水垂らしてしまうから困った本。 ・゜・(ノД`)・゜・。ウァ─ン!!

Posted byブクログ

2009/10/04

何度も何度も読んでしまう。 そしてその度に涙が出て、胸がギューと締め付けられる。 その度に我が家のコタロウをぎゅっと抱きしめてしまう。

Posted byブクログ