不思議の国のアリス の商品レビュー
気楽に読めた。有名な話だけど、詳しいところは知らなかったので読んでみた。ファンタジーな世界に連れて行ってくれる。何度でも読み返せそう。
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昔から大好きなアリス。 王子様を待つお姫様よりも、好奇心旺盛で前へ前へと進んでいくアリスは大人になった今も私の憧れでヒーローです。
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アリスって、つじつまが合うかを追う話ではなくて「何これ、変なの!」と笑う話なんじゃないかな。そもそもキャロルがアリス・リデルに贈ったお話なわけだし。面白がらせて、ツッコまれるのを待っている。だからこの話に意味を求めるなんて、そもそもナンセンス! 場面場面の珍妙なキャラクターがお...
アリスって、つじつまが合うかを追う話ではなくて「何これ、変なの!」と笑う話なんじゃないかな。そもそもキャロルがアリス・リデルに贈ったお話なわけだし。面白がらせて、ツッコまれるのを待っている。だからこの話に意味を求めるなんて、そもそもナンセンス! 場面場面の珍妙なキャラクターがおかしくて。イモムシやトカゲのビルなんて、最高。ハートの女王も「みんなクビを切っておしまい!」なんて、世間の大人が子どもに対して似たようなこと言いまくってキレているのにそっくり。 案外子供の目で世の中を見ると、こんな感じに見えてる気がするよね。アリス(子ども)から見たら、不思議の国は今の大人社会のことなのかも。全くもって、ヘンテコだ!
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期待してたほどではなく…残念ながら自分には合わなかった。不思議な体験も、映像や絵本などの視覚でなら楽しめそう。原文は言葉遊びに魅力があるようなので、訳したらいまいちなのか、たまたま合わない訳を読んでしまったのか、魅力が伝わってこなかった。今の時代に訳されたものを読む機会があれば、...
期待してたほどではなく…残念ながら自分には合わなかった。不思議な体験も、映像や絵本などの視覚でなら楽しめそう。原文は言葉遊びに魅力があるようなので、訳したらいまいちなのか、たまたま合わない訳を読んでしまったのか、魅力が伝わってこなかった。今の時代に訳されたものを読む機会があれば、また挑戦するかも。
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1865年(慶応元年)刊行。数学者ドドソン筆名ルイスキャロルが知人アリス姉妹のため創作した即興話。 言葉をしゃべる白ウサギを追いかけて穴に落ち 摩訶不思議なキテレツな世界の冒険物語。 イメージできない所が多かったので当時大コケした1951年ディズニーアニメも視聴教訓的道徳的しか...
1865年(慶応元年)刊行。数学者ドドソン筆名ルイスキャロルが知人アリス姉妹のため創作した即興話。 言葉をしゃべる白ウサギを追いかけて穴に落ち 摩訶不思議なキテレツな世界の冒険物語。 イメージできない所が多かったので当時大コケした1951年ディズニーアニメも視聴教訓的道徳的しかなかった児童文学に全く新しい世界観を切り開いた作品らしいが 私にはよくわからなかった。
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不思議の国のアリスって こんな物語だったんだと知った。 懐かしい気持ちがある反面、少し残酷だと感じた。
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複数の翻訳がありますが 新潮社のこの古い翻訳は とても読みづらかったです ですが読み終わればそれなりに良かったかな と思える感じはありました 読みづらい理由は 昔言葉と言うのか どこぞの方言なのか 21世紀ではまず耳にしない 言葉づかいがあるので 理解はできるのですが 読み進め...
複数の翻訳がありますが 新潮社のこの古い翻訳は とても読みづらかったです ですが読み終わればそれなりに良かったかな と思える感じはありました 読みづらい理由は 昔言葉と言うのか どこぞの方言なのか 21世紀ではまず耳にしない 言葉づかいがあるので 理解はできるのですが 読み進めるには結構慣れが必要 特に自分もそうなのですが 声に出さずとも音読な読み方を する人は大変 大変
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2020/07/20 【感想】 夢オチの元祖なのかな? カオスな世界観 アリスの言動への理解に苦しんだ 【好きな言葉・表現】 「じゃあ、とっととうせろよ」(P75)
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『不思議の国のアリス(Alice's Adventures in Wonderland)』は、元々は、作者ルイス・キャロル(本名チャールズ・ドジソン)が、仲良しの3姉妹、とりわけ次女のアリス・リデルのために書いた物語です。1865年に刊行されて以来、この不思議で愛すべき...
『不思議の国のアリス(Alice's Adventures in Wonderland)』は、元々は、作者ルイス・キャロル(本名チャールズ・ドジソン)が、仲良しの3姉妹、とりわけ次女のアリス・リデルのために書いた物語です。1865年に刊行されて以来、この不思議で愛すべき本は多くの言語に翻訳され、多くの人に親しまれてきました。日本語訳だけでも、翻案や抄訳も含めると、続編の『鏡の国のアリス』と併せて、150ものバージョンが存在するようです。 挿絵ももっとも有名なものは原著初版時のテニエルのもの、それからアーサー・ラッカムのものがあげられるでしょうが、この不思議な物語は絵心を刺激するのでしょう。やはり数多くの画家が挿絵を描いています。 個人的には子どもの時読んだ福音館の版がなじみ深いです。こちらは生野幸吉訳、テニエルの挿絵でした。 川辺の土手で、姉さんの隣に座って退屈していたアリス。その彼女の前を、1匹の白ウサギが通り過ぎます。ところがこのウサギ、チョッキを着てポケットから時計を取り出し、「たいへんだ、遅刻しそうだ!」と言いながら、巣穴に飛び込んでいくのですね。驚いたアリスもすぐさま続いて飛び込みます。 これが冒険の始まり。 「ワタシヲオノミ」と書いてある薬を飲んだりキノコを食べたりして、大きくなったり小さくなったり。涙の海で溺れかけたり。水ぎせるを吸うイモムシと問答したり。ウサギとネズミと帽子屋のおかしなお茶会に同席したり。ウミガメモドキの哀しい歌を聞いたり。にんまり笑うチェシャネコに会ったり。 最後には横暴な女王さまと対決しますよ。 さあどうなるのでしょうか。 文庫本も各社から出ていますが、この新潮社版は、矢川澄子さんの訳、金子國義さんの挿絵です。 詩人でもある矢川さんは、地の文も話し言葉で綴ります。「~してね、~でね」と進む物語は、キャロルが少女たちに語って聞かせているようでもあり、矢川さんの語りのようにも思えます。 金子さんの描くアリスはどこかコケティッシュで、洗練された雰囲気です。 こうして読み進めていくと、本当に夢の中に迷い込んだように感じます。 矢川さんは解説で 『不思議の国』でも、『鏡の国』でも、アリスはみごとにひとりぼっちです。 とすればアリスは、(中略)すべてを自分できめて、不測の事態に素手で立向かってゆかなくてはなりません。 といいます。 そこに矢川さんは「少女の孤独」を見ます。 この観点は自分にはあまりなかったのでちょっと意表を突かれたのですが、なるほど言われればそうかもしれません。不思議で楽しい、でもどこか物悲しい。 その奥には、どこか誰しもが持つ「痛み」が潜んでいるのかもしれません。 永遠の少女、アリスは、今日も不思議の国をさまよっています。
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【新潮文庫2014夏の100冊25/116】不思議の国のアリスを読むのっていつ依頼だったんだろう?幼稚園の本棚にあった絵本はよく読んだし、イモムシとチェシャネコとお茶会のシーンは不思議と記憶にのこってる。文庫で読むのは今回が初めてだった気がするけど、絵本と違って結構シュールだ(笑...
【新潮文庫2014夏の100冊25/116】不思議の国のアリスを読むのっていつ依頼だったんだろう?幼稚園の本棚にあった絵本はよく読んだし、イモムシとチェシャネコとお茶会のシーンは不思議と記憶にのこってる。文庫で読むのは今回が初めてだった気がするけど、絵本と違って結構シュールだ(笑)お茶会のシーンなんて絵本だともう少し楽しかったのに(-ω-;)久々に会った登場人物達はみんな無茶苦茶でちょっとビックリしちゃった。挿し絵もシュールな物語にあっててなかなか良かった。
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