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創竜伝(1) の商品レビュー

3.9

102件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2012/05/11

田中芳樹さんが現代日本でドラゴンが大暴れする小説を書けば、そりゃあ面白いものが出来上がるだろう、とは思ったものの、予想外のことに現実が小説の世界観を大きく逸脱してしまったために、おそらく14巻以降は出ないんじゃないだろうかと思う。 この小説は当時のバブル崩壊直前の日本を舞台にし...

田中芳樹さんが現代日本でドラゴンが大暴れする小説を書けば、そりゃあ面白いものが出来上がるだろう、とは思ったものの、予想外のことに現実が小説の世界観を大きく逸脱してしまったために、おそらく14巻以降は出ないんじゃないだろうかと思う。 この小説は当時のバブル崩壊直前の日本を舞台にして、政治批判や社会批判を散りばめた痛快アクション大作になっている。でも、政治の世界では小泉純一郎が登極し、社会ではインターネットが爆発的に普及した結果、創竜伝で語られる批判が今ではとんでもなく古臭く、陳腐になって、寄って立つべきものもなくなってしまったとは、さすがの田中芳樹さんでも想像できなかったと思う。 なにを言ってるか解らない政治家を揶揄していたら、とんでもなく明快な政治家が首相になったけれども、これを支持はしないだろうし。911、311、オバマの大統領就任、GoogleやAppleの世界制覇などは創竜伝では拾い上げることはできないと思う。そもそも単純な世界観がもう支持されなくなってしまった。 でも、現在を舞台にする以上、その懸念は当然あってしかるべきだったかな。5巻くらいまでは最高だった。1年1冊ではこれが限度だろう。思い切って、今までの展開をなかったことにして、311後の創竜伝を作ってみてはどうだろうか。それが一番だと思う。

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2011/12/20

能力を隠し隠し、でも裏で大活躍!! みたいな話かと思ったら… 普通に能力全開やし、あまりにも超人的やから 逆に思い切りよくてよし!!て感じ。笑

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2011/09/30

銀河英雄伝説で田中芳樹が好きになって創龍伝を読んでみました。人間が龍に変身するという発想が面白かったです。何と言っても続さんが好きです。

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2011/07/31

中学生の頃、友人に勧められて大いにハマった作品。 竜王の生まれ変わりである、四兄弟のお話。 超能力が使えたり、竜に変身しちゃったり、宇宙まで飛び出しちゃったり、思想的な話が絡んで来たりと何でもアリなとんでも話なんだけど、とても面白かった。 内容やキャラクターが鼻につく人はつくかも...

中学生の頃、友人に勧められて大いにハマった作品。 竜王の生まれ変わりである、四兄弟のお話。 超能力が使えたり、竜に変身しちゃったり、宇宙まで飛び出しちゃったり、思想的な話が絡んで来たりと何でもアリなとんでも話なんだけど、とても面白かった。 内容やキャラクターが鼻につく人はつくかも? 久しぶりに続刊を手に取ってみたいです。

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2011/06/10

新書で買い始めて、得意の表紙買いで文庫も揃えようと待ってるんですけど、新作まだですか? 私は始さんの贔屓。責任ある(しかもそれを全うできる)長男、かっこよ過ぎでしょ。

Posted byブクログ

2011/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学生の頃に出会ってウン十年。 いまだに続いている大好きな小説の第一巻。 私は次兄の続兄さんが大好き♪ 文体は固いけれど、中学生の私でも夢中になって読んだ作品です。おとなになって読み返しても面白い(*^^)v そして、文章の勉強にもなってます^^

Posted byブクログ

2011/03/20

80年代後半当時の雰囲気でワクワク。フォントの小ささに最初尻込みしかけましたがラノベ感覚でスルスルッと読めました。取り敢えず始兄さんのファンであることは間違いない。二巻も早く読みたいです。

Posted byブクログ

2011/02/24

読み始めたときは、余くんと同じ年齢だったのに…(苦笑) 自分の趣味が「読書」になったキッカケの1冊。 今でも特別です。

Posted byブクログ

2011/01/15

昔読んで、一度挫折。 何故? それは、政治が絡むから! 昔は政治関係、本当に興味がなかったから、社会関係の成績は地の底を這っていた。 だって数学の方が好きだし! いや、関係ないそれは。 現実的な背景を持ちながら、実はファンタジー要素をふんだんに含むのがこの「創竜伝」 田中作品...

昔読んで、一度挫折。 何故? それは、政治が絡むから! 昔は政治関係、本当に興味がなかったから、社会関係の成績は地の底を這っていた。 だって数学の方が好きだし! いや、関係ないそれは。 現実的な背景を持ちながら、実はファンタジー要素をふんだんに含むのがこの「創竜伝」 田中作品としては、おそらく他の有名なのは「銀河英雄伝」ではないだろうか? 違ったらごめん。どちらも不得意ジャンルなので仕方ない。しかしながら、それと遜色ない有名ストーリーが、この「創竜伝」 しかしながら、友がはまればはまる程、なぜか思考は「水滸伝」とか「三国志」の方に傾く天の邪鬼な気質を持っていた(むしろそれしか持っていなった)私は、勧められれば勧められる程に、余所に思考が向いていき、貸してまで貰ったのに結局読み切れなかった。 という事情を前提に――。 年取ってから読むと、やっぱり政治的視点は「これマジものか?」とちょっと設定的に古いかな、と思いながらもすんなり読めた。お風呂の友だった。 しかしながら、毒舌上二人兄貴達の蔭口はちょっと、叔父に対して可哀想だなぁ、と思わずにはいられなかった。影で言うなら、顔見てはっきり言ってやった方が、繰り返さないだけに親切なような気がする。そう、とどめをさす意味で……。 しかしながら、この本を読むことによって、全然「創竜伝」とは無関係なものの謎が解けて、なんとなくお得気分。 何処に何が転がっているか、判らないものだ。

Posted byブクログ

2011/02/03

中学時代最も影響された本。 ノベルズと文庫どちらを買うかで悩んだ結果、CLANPの挿絵があるからと文庫に。 今思えば、思春期にこの本を読んだことは良かったのかな。 多少ひねくれるけど(笑) 無性に読みたくなって1巻から読み出すと、4巻まで一気に読める。

Posted byブクログ