パーフェクト・ブルー の商品レビュー
進也と姉妹のやり取り交えて軽快に進められる物語り。犬目線で語るマサの案内。しかし結末はとても虚しく寂しい。
Posted by
宮部みゆき氏最初の長編小説です。カテゴリー的にはミステリー。 主人公は探偵事務所の一員である元警察犬のシェパード、マサ。 マサの視点で高校野球の名投手に絡む事件がつづられていくこの作品ですが、なかなか面白かったです。ミステリー的要素もいいですが、登場人物が妙に生き生きしてい...
宮部みゆき氏最初の長編小説です。カテゴリー的にはミステリー。 主人公は探偵事務所の一員である元警察犬のシェパード、マサ。 マサの視点で高校野球の名投手に絡む事件がつづられていくこの作品ですが、なかなか面白かったです。ミステリー的要素もいいですが、登場人物が妙に生き生きしているところもいい感じですね。特に主人公のマサがイイです。
Posted by
探偵事務所で飼われている元警察犬のシェパード、マサの視点から描かれるミステリで、宮部みゆきのデビュー作です。 動物を主人公とした小説は今では多々ありますが、当時は珍しかったかもしれません。 もちろん、元警察犬として活躍もするのですが、推理そのものを担う、というわけではなく、一定...
探偵事務所で飼われている元警察犬のシェパード、マサの視点から描かれるミステリで、宮部みゆきのデビュー作です。 動物を主人公とした小説は今では多々ありますが、当時は珍しかったかもしれません。 もちろん、元警察犬として活躍もするのですが、推理そのものを担う、というわけではなく、一定の「リアリティ」を残している点も、とても読みやすい作品だと思います。 事件のクライマックスは悲しい結末でもありますが、読後感は決して悲壮なものではなく、爽やかなものです。 真っ直ぐに生きる、ということは、特に今の社会では難しいところもありますが、やはり憧れますし価値のあるものだと改めて感じます。 続編には「心とろかすような」という短編集もあり。
Posted by
本格的推理小説でありながらコージーミステリーでもあると思った。 いきなり製薬会社のお家騒動が突っ込んできた時は やっつけ感にいらっとしたし、最後まで違和感があった。 最後まで読んで、一晩経って思ったこと。 これ読んだことある…
Posted by
内容(「BOOK」データベースより) 高校野球界のスーパースターが全身にガソリンをかけられ、焼き殺されるというショキングな事件が起こった。俺、元警察犬のマサは、現在の飼い主、蓮見探偵事務所の調査員、加代子と共に落ちこぼれの少年、諸岡進也を探し当て、自宅に連れ帰る途中、その現場に遭...
内容(「BOOK」データベースより) 高校野球界のスーパースターが全身にガソリンをかけられ、焼き殺されるというショキングな事件が起こった。俺、元警察犬のマサは、現在の飼い主、蓮見探偵事務所の調査員、加代子と共に落ちこぼれの少年、諸岡進也を探し当て、自宅に連れ帰る途中、その現場に遭遇する。犬の一人称という斬新なスタイルで、社会的なテーマを描く、爽快な読後感の長編デビュー作、待望の文庫化。
Posted by
作者のデビュー作。 蓮見探偵事務所に引き取られた元警察犬マサの視点で事件の核心に迫っていくという風変わりスタイルのミステリー。随所にマサの小言が散りばめられていて飽きることなく楽しく読むことができる。更に、一癖も二癖もある登場人物が多数出てきて話を盛り上げる点も見逃せない。ド...
作者のデビュー作。 蓮見探偵事務所に引き取られた元警察犬マサの視点で事件の核心に迫っていくという風変わりスタイルのミステリー。随所にマサの小言が散りばめられていて飽きることなく楽しく読むことができる。更に、一癖も二癖もある登場人物が多数出てきて話を盛り上げる点も見逃せない。ドラマでのキャスティングを考えて読むと面白い作品。
Posted by
強豪校野球部エース君がガソリン塗れで焼死する現場に居合わせてしまったその弟君と探偵事務所家の女性調査員、そして引退した警察犬。擬人法的に警察犬目線で犯人捜しから事件解決までを追う物語。 ちょうど読み始める前に京都の放火事件があり、読み終わっても読了感より暗い気持ちが強く、今も抜け...
強豪校野球部エース君がガソリン塗れで焼死する現場に居合わせてしまったその弟君と探偵事務所家の女性調査員、そして引退した警察犬。擬人法的に警察犬目線で犯人捜しから事件解決までを追う物語。 ちょうど読み始める前に京都の放火事件があり、読み終わっても読了感より暗い気持ちが強く、今も抜けていない。
Posted by
宮部みゆきさんの本が読みたくて買った一冊 犬の視線からも物語が語られているちょっと変わった内容だった。 こうゆうファンタジーじゃないけど非現実なものは好きではないが、この本はあまり気にせず読めた。 意外なかたちで事件は解決した。 全く予想してなかった。 ただ、隠そうとしなけ...
宮部みゆきさんの本が読みたくて買った一冊 犬の視線からも物語が語られているちょっと変わった内容だった。 こうゆうファンタジーじゃないけど非現実なものは好きではないが、この本はあまり気にせず読めた。 意外なかたちで事件は解決した。 全く予想してなかった。 ただ、隠そうとしなければ良かったんじゃないかなとも思った。 事件事故は隠せば隠そうとするほど発覚した時事が大きくなると改めて感じた小説でした。
Posted by
この本は、宮部みゆきにとって初のミステリー長編らしいので、火車とかより前に書いた本だけど、面白く読みやすかった。 さすが宮部みゆきと思う本だった。
Posted by
長編デビュー作でよくこんなのをかけるなぁと思った ふつう犬の一人称かつ高校野球ネタを一発目で書こうとは思わないだろう 真犯人はいやーきついっす
Posted by