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パーフェクト・ブルー の商品レビュー

3.7

280件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    105

  3. 3つ

    105

  4. 2つ

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2014/05/24

目線が斬新。 そのため最初の方は慣れなくて読みずらかったです。 話が進むに連れてどんどん事実が明らかになって行くのですが、後付け設定のような感じではなく、あらかじめ伏線が張ってあったのがいいです。 私は読んでる時全然気づかなかったのですが、ちゃんと頭の中で整理できてる人なら気づ...

目線が斬新。 そのため最初の方は慣れなくて読みずらかったです。 話が進むに連れてどんどん事実が明らかになって行くのですが、後付け設定のような感じではなく、あらかじめ伏線が張ってあったのがいいです。 私は読んでる時全然気づかなかったのですが、ちゃんと頭の中で整理できてる人なら気づけそうなところがまたさらに良いです。

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2014/01/19

元警察犬のマサが語る形で、高校野球のスーパースターがガソリンをかけられ焼き殺された事件の謎解きをしていくというスタイルで物語が進んでいく。 最後に判明する真実はちょっと悲しい内容だが、マサが語るというスタイルが面白くページが進んでいった。

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2013/11/14

一人称でも三人称でもなく一犬称の作品。登場人物の性格や人間性も良く描かれていて人間ドラマも面白い。そこに犬の目線のコメントが加わって思わず目尻が下がりそうになる。内容は残酷なミステリだというのに(笑) ミステリで、残酷な話で、社会問題にも刃が向けられてるような内容なのにどこか明る...

一人称でも三人称でもなく一犬称の作品。登場人物の性格や人間性も良く描かれていて人間ドラマも面白い。そこに犬の目線のコメントが加わって思わず目尻が下がりそうになる。内容は残酷なミステリだというのに(笑) ミステリで、残酷な話で、社会問題にも刃が向けられてるような内容なのにどこか明るく終わる感じが爽やかな感じで良い。

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2013/09/20

うーん… 今一つ。何となくピリっとしない印象。 犬視点というのが面白いけれど、それがあまり活きてない、むしろわかりにくい面もあったように思えます。宮部さんの初期の作品ということを考えると、社会問題等少し重いテーマを書く下地というか、方向性、姿勢のようなものを感じました。

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2013/09/19

主人公の倉庫での戦闘シーンや、真犯人へのもって行き方が多少強引だったかなぁ。 今作が宮部みゆきさん2作目でしたが、2作とも俺には合わなかった(+o+)

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2013/09/16

犬視点。 面白いとは思うけど、特に意味はなかったような… 盛り上がりには欠けるけど、物語は良くできてると思う。

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2013/09/13

宮部みゆきの長編デビュー作。 続編で「心とろかすような」も出ている。 探偵社を営む蓮見一家(父、長女、次女、犬)が主役。 そして、犬のマサの目線で物語が語られる。 高校野球のスター選手がガソリンをかけられころされた。 その弟と共に蓮見探偵社が調査に乗り出し、製薬会社の陰謀、 ...

宮部みゆきの長編デビュー作。 続編で「心とろかすような」も出ている。 探偵社を営む蓮見一家(父、長女、次女、犬)が主役。 そして、犬のマサの目線で物語が語られる。 高校野球のスター選手がガソリンをかけられころされた。 その弟と共に蓮見探偵社が調査に乗り出し、製薬会社の陰謀、 恐喝などの要素がからまり物語が進んでいく。 どんでん返しとまではいかないが、それなりの結末がまっているのだけど 全体的にほのぼのした感があり、強弱に欠けるような感じで あまり印象に残らない。

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2013/09/04

途中、中だるみしつつあったけど、 後半一気に読んでしまった。 シリーズものになってほしい。なってるのかな?

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2020/07/02

宮部みゆきの長編デビュー作だそうです。もともと、文庫になる前は1989年刊、文庫の解説は鮎川哲也。時代的にも、そして解説者の名前も懐かしくて涙が出そう。 ですが、作品の内容はまったく古さを感じさせません。携帯電話やインターネットがないくらいの違いで、そのことも作品の内容自体には...

宮部みゆきの長編デビュー作だそうです。もともと、文庫になる前は1989年刊、文庫の解説は鮎川哲也。時代的にも、そして解説者の名前も懐かしくて涙が出そう。 ですが、作品の内容はまったく古さを感じさせません。携帯電話やインターネットがないくらいの違いで、そのことも作品の内容自体にはまったく影響がありません。 作風は今も昔も、人情味のあるミステリ。ハッピーエンドとは限りませんが、どこかに必ず救いのあるストーリーはどれを読んでも安心できます。 ただ、この人の作品に共通する欠点として、「いろんな要素を盛り込み過ぎ」っていうのがあると思っています。飼い犬視点で話が進むこと、親娘でやっている探偵事務所、犯行の動機、そして衝撃的なラスト…。 もう少し削るか、もう少し長い作品にしてくれないともったいなさすぎです。贅沢すぎる言い分なのかもしれませんが…。飼い犬視点はさすがにもったいないと思ったのか、同じ舞台を使った連作短編集が出ています。でも、今だったら10冊ぐらいシリーズものが書けそうな舞台・設定を作っておいて、長編1冊、連作短編1冊では食い足りません。もっと読ませろ!って思ってしまいます。

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2013/08/19

さらさら読める。事件の真相にはやり切れなさを感じるものの、爽やかな終わり方で後味はスッキリ。大好きな作品。

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