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新版 指輪物語(4) の商品レビュー

4.3

39件のお客様レビュー

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第一部・「旅の仲間」…

第一部・「旅の仲間」の最終巻です。ひしひしと押し寄せる暗闇と恐怖、また衝撃の展開からは、目が離せない第四巻。映画「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」では時間の問題からか少し淡白(?)な扱いのロスロリアンなどは、原作の本書の方が表現や描写なども素晴らしいと思います。まさに「指輪物...

第一部・「旅の仲間」の最終巻です。ひしひしと押し寄せる暗闇と恐怖、また衝撃の展開からは、目が離せない第四巻。映画「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」では時間の問題からか少し淡白(?)な扱いのロスロリアンなどは、原作の本書の方が表現や描写なども素晴らしいと思います。まさに「指輪物語」のターニング・ポイントといえる巻。

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第三部作の第1部の最…

第三部作の第1部の最後の巻です。これを読み切るまで眠れません!!

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旅の仲間が散り散りに…

旅の仲間が散り散りになります。でもお互いが指輪抹消のために、使命感を持ち始めるのが印象的です。

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意志が強いことと、心…

意志が強いことと、心を強く持つことはまた少し違うようです。なぜホビットに、そしてフロドに指輪が託されたか、がなんとなく分かったような気がする第四巻。

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始めから大乱闘。予想…

始めから大乱闘。予想外の事態です。ガンダルフの運命は?

文庫OFF

2023/12/30

ガンダルフの喪失と導き手がいなくなったがための旅の一行の離散。重苦しい展開が続くが、その中でエルフの国の幻想的な場所に立ち寄り一息つくことが出来る。 やはりサムの存在は救いだ。彼の朗らかなキャラクターのおかげで随分とも旅の仲間たちも読者も救われていると思う。

Posted byブクログ

2023/07/23

つくづく大人なファンタジーだと思ってしまう。 旅の仲間達それぞれが背負ってるもの、この世界の歴史、なかなか脳内イメージが難しいのだけれど、それぞれがそれぞれにひたむきに進もうとしているのはヒシヒシと感じる。 そんな中のサムは、人間臭くて安心する。

Posted byブクログ

2022/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

旅の仲間(表題に込められた意味を確認して嘆息しております)!! これほど相応しい副題は滅多にないと思う。頭であり導き手をうしなってしまってから、かれらが暫し憩い、(ロス)ロリアンになぐさめられ、しかしまた旅立ってーーそのすべての中にパズルのピースが埋め込まれていて、終わりには悪影響の決定的なものとしてすがたを表したように感じられた。ガラドリエルの奥方とギムリのやり取りが実に良い。そしてなんといってもサム!! こころやさしく、ただしくフロドに添ってあるかれが、なぜ(すくなくとも己では)皆に謙っているのかだけがとても不思議だ。書かれたくにでの階級的なものだろうか? トールキンは(当時にしては、だが)さまざまのくにをきちんと調べて書いたようにいわれているけれど……

Posted byブクログ

2021/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ガンダルフを失うというまさかの展開。 ドワーフとエルフの友情。ロスロリアンを去る時に、ガラドリエルが言う「ドワーフというのは欲深で不愛想などとは今後二度とだれにもいわせませんぞ!」という言葉に、ぐっとくる。 そして、一人で指輪を捨てに行く決意をするフロドに、サムだけが気付いて付いて行く。サムは意外と頭がまわる。この局面においても、サムがフロドのそばを離れないでいてくれて良かった。小さなホビット、その中でも力のないただの庭師のサム。そんなサムが誰よりも頼もしく思える。

Posted byブクログ

2021/05/18

この物語の中で、一番動きがあり、スリリングな場面が続く。 ギムリがガラドリエルを崇拝するに至った理由をその美しさの故だとばかり思っていたが、それよりも(エルフがいつもドワーフを敵視しているにも関わらず)彼女がドワーフを尊重する態度をとったことによることが大きいことに今更ながらに気...

この物語の中で、一番動きがあり、スリリングな場面が続く。 ギムリがガラドリエルを崇拝するに至った理由をその美しさの故だとばかり思っていたが、それよりも(エルフがいつもドワーフを敵視しているにも関わらず)彼女がドワーフを尊重する態度をとったことによることが大きいことに今更ながらに気がついた。そしてその発言からはかつてはドワーフとも仲良くしていたことが分かったからではないだろうか。やはり濃厚な話であるので、読み落としているところも多いようだ。 これからも熟読を続ける。

Posted byブクログ