螢・納屋を焼く・その他の短編 の商品レビュー
『ノルウェイの森』と繋がる『蛍』『めくらやなぎと眠る女』を収録。『納屋を焼く』が一番好き。あとがきの「理由はうまく言えないけれど、小説を書くことはとても好きです」という言葉が印象的だった。
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会話文のカギ括弧のあとに「と僕は言った」が乱発されていて、気になって仕方がなかった。わざとにしては多すぎませんか?
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村上春樹の中でいちばん好きな短編集。「ノルウェイの森」の元になった「蛍」という作品は何度も何度も読んでいる。これが完成体だと思うから「ノルウェイの森」が苦手なのかもしれない。
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村上春樹の短編集です。私としては、村上春樹の作品が何故これほどまでに世間に支持されているのかがわかりません。私は結構斜に構えた文学が好きなのですが、このような文学が受け入れられるということは世の中には思った以上に斜に構えた心を(部分的であるにせよ)持っている人が多いのでしょうね。...
村上春樹の短編集です。私としては、村上春樹の作品が何故これほどまでに世間に支持されているのかがわかりません。私は結構斜に構えた文学が好きなのですが、このような文学が受け入れられるということは世の中には思った以上に斜に構えた心を(部分的であるにせよ)持っている人が多いのでしょうね。 この短編集はノルウェイの森の原作的な位置づけ(蛍、めくらやなぎと眠る女)なので知っている人も多いと思いますが、私のお気に入りは「踊る小人」ですね。ノルウェイの森から村上春樹を読むようになった私としてはこういうのもいけるんだなととても楽しませてもらいました。少し怖いですけどね。
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20年ほど前に読み、手元にないため詳細を忘れてしまった。「蛍」は「ノルウェイの森」の元となる短編集。?
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「蛍」は「ノルウェイの森」の元たる話。実は「ノルウェイの森」は読んだことないけど、「蛍」は何回も読み直した。なぜか毎回、読後にぼ〜っとなる。「納屋を焼く」は舞台「エレファント・バニッシュ」にも出てきたエピソード。
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ゆらゆらとした言葉の結びつきが快かった。幽玄なトーンの作品集。考えながら読み進めると、さわやかに疲れる。言葉だけを追うと、気持ちいいけれども、少しもったいない。納屋とは女のことなのだろうか。
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「人」にスポットを当てた短編集だと思います。「納屋を焼く」など、淡々と語られていますがゾクゾクした物を感じます。
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ノルウェイの森を先に読んでいるので私的には蛍だけを最初に読んでいてもあまり理解できなかったかも知れない。 納屋を焼くがとっても後を引く不思議さで今でもちゃんとした結末が知りたくて納得いかないw
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『めくらやなぎと眠る女』長目バージョン。素敵でした。『レキシントンの幽霊』の方は短い為に淡々とした雰囲気をかもし出しているのに比べこちらはしっとりじわじわときます。
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