魔術師 の商品レビュー
シリーズだったのか…!と後で知った。 これはリンカーン・ライムシリーズ第五弾らしい。 おもしろかったです、すごく。このシリーズ一から読みたい。 09’10’30
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面白いー! てか「ウッチメイカー」でも思ったけど、この翻訳者さん上手い。違和感がない。これすごい! リンカーン・ライムシリーズは『エンプティ・チェアー』『ウッチメイカー』の2作しか読んだことないけどあとがきにもあるように この人のって「どんでん返し」をよく書く人だったのね! ...
面白いー! てか「ウッチメイカー」でも思ったけど、この翻訳者さん上手い。違和感がない。これすごい! リンカーン・ライムシリーズは『エンプティ・チェアー』『ウッチメイカー』の2作しか読んだことないけどあとがきにもあるように この人のって「どんでん返し」をよく書く人だったのね! 追う犯人が、外見(雰囲気)が変わってたら、そりゃ目の前にいても気づかないよねぇ。 それってすごく怖いことだし、捕まえるのにかなーり骨折れるぞ。 何度も何度も、着地したと思いきや、またまた違うところへ着地・・が続いて、ページ数も残り少ないし笑、もうないだろう本当に 終わったんだなぁと思いきやまたまた・・!! しかもカーラのいい話な所もあって、読者に心地よい想いも残してくれる。 けれど、人ってやっぱり騙される快感に弱いねぇ・・。 読んでて思ったけど。「これは怖い!」とかの文句にも弱いのと同じ。 どこか本能的な部分で好奇心がうずくんでしょう。 「サーカス」「エリック・ウィアー」「イリュージョン」「エフェクトとメソッド」「観客の目を欺くのではない。心を欺くのだ。」「誤導」
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リンカーン・ライムもの第5弾。 今回の敵は天才的な腕を持つマジシャン。 原題は“The Vanished Man”=“消えた男”で、現場からまさしく煙のように消えた犯人を示しているようですが、読み進むと同時に別の意味も含まれていることがわかります。 今回のゲストとして出てくる新人...
リンカーン・ライムもの第5弾。 今回の敵は天才的な腕を持つマジシャン。 原題は“The Vanished Man”=“消えた男”で、現場からまさしく煙のように消えた犯人を示しているようですが、読み進むと同時に別の意味も含まれていることがわかります。 今回のゲストとして出てくる新人マジシャン・カーラがいいキャラ。ちょっと優秀すぎるような気もするけどね。 いいテンポで展開するので、厚くてもハイペースで読めます。 次作も読むぞー。
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どんでん返しの趣向も楽しかったけど、今回の主役はカーラでしょ!彼女の存在感は後のこのシリーズに、素敵な魔法をかけてくれるだろうな。 ラストのアメリアの決断も、胸がジーンとしてすごくすごくよかった!!
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<リンカーン・ライム・シリーズ>第5弾。 毎度のことながら、目まぐるしい展開に翻弄されっぱなし。 今回の犯人はイリュージョニストの“魔術師”だが、著者のジェフリー・ディーヴァーこそ魔術師だと痛感した。 読み始めれば、きっと推理不可能のお手上げ状態に陥る。ディーヴァーの掌の上で転がされていることにやがて気付くだろう。 「どんでん返し職人」ディーヴァーの波状攻撃に圧倒されること間違いなし。 イリュージョンにおける「エフェクト」、「メソッド」はミステリに通ずる。その関係は、きっとミステリ・ファンの興味を引くだろう。 【あらすじ】 ニューヨークの名門音楽学校で殺人事件が発生。犯人は人質を取ってリサイタルホールに立てこもる。駆けつけた警官隊が包囲し出入り口を封鎖する中、ホールの中から銃声が聞こえてきた。ドアを破って踏み込む警官隊。だが、犯人の姿はない。人質もいない。ホールは空っぽだった……。衆人環視の中で犯人が消えるという怪事件の発生に、科学捜査専門家リンカーン・ライムと鑑識課警官のアメリア・サックスは、犯人はマジックの修業経験があることを察知して、イリュージョニスト見習いの女性に協力を要請する。奇術のタネを見破れば次の殺人を阻止できる。しかし、超一流イリュージョニストの“魔術師”は、早変わり、脱出劇などの手法を駆使して次々と恐ろしい殺人を重ねていく―――。 「デヴィド・カッパーフィールドとハンニバル・レクターを合わせたような」犯人を登場させ、「これまでの作品の中で最高の“どんでん返し度”を誇る」と著者が豪語する、イリュージョンのようなミステリ。 巻末には新本格ミステリ作家の法月綸太郎氏の解説がある。この解説が実にすばらしい。自分の感想が書けなくなるほど上手い。
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リンカーン・ライムシリーズ5作目。マンハッタン音楽芸術学校で学生が殺害され、駆けつけた警官が包囲したはずの部屋から犯人が忽然と消えた。現場に残されたわずかな痕跡や手口から、容疑者をマジックの達人と推定したライムたちは、マジシャン見習いカーラの協力を得ながら、捜査開始。しかし4時間後、第二の犠牲者がでてしまう。さらに次のターゲットに接触する犯人…ライムの推理でサックスらは第三の被害者を救うことができるのか?変幻自在、神出鬼没の犯人“魔術師/イリュージョニスト”をライムチームは追い詰めるが…。今回の犯人は、被害者や警察の目を欺くために誤導のテクニックを使い、プロテウスマジック(早変わり)が得意、読心術、腹話術、クロースアップマジック、ピッキングもできる騙しのスペシャリストで、ライムの頭脳と闘うには好敵手!現実にいたら本当に恐ろしい殺人犯。ディーヴァーの筆もノリノリ。すぐそこに魔術師がいるかもしれない現場で「捜査は抜かりなく、背後の用心も抜かりなく」、読み手もディーバーに翻弄されないよう抜かりなく…って必ず騙されるんだけど。ハラハラ〜。今回のキー・パーソンはもちろんカーラ。NYで難病の母親を抱え辛い修行をしながらも毎日を精一杯に、前向きに生きる彼女の姿に好感を持てる。「あなたは素晴らしいイリュージョニストになれる」「世界に名だたるイリュージョニスト、“不動にされた男”に乾杯」とライムへ話しかけるカーラの言葉に、彼女の爽やかな明るさが表れていて印象的。サックスは、(ある出来事のため)ライムに対して事情聴取する際に、彼お得意のロカールの原則「犯行現場では犯人と被害者・現場の間で必ず何らかの物質が移動する」を応用。(冒頭の)昇進試験での活躍といい、警官としての手腕の上達を見せてくれる。お見事(さすがのライムも参ったのでは?)。物語りは、いかに相手をミスディレクション・誤導するか、騙しあいの応酬、これぞライムって感じのどんでん返し×ジェットコースター気分が復活!「石の猿」では重い気持ちのままラストを迎えただけに楽しく読めた。私の好きなローランド・ベル刑事の活躍も嬉しい♪ちなみに、『悪魔の涙』の筆跡鑑定士、キンケイドも友情出演で捜査に協力している。最後の最後の最後の最後まで(しつこい)、気を抜けない面白さを存分に味わえた。※2009/2/18「12番目のカード」を読む前に復習&感想更新
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リンカーン・ライムシリーズ第5作目。シリーズの中で私の?.1の作品☆リンカーンVSイリュージョニスト。面白いです☆ 一気に読めちゃうと思います。ディーヴァーの作品には毎回騙され続けてますが、最高のどんでん返し★この作品を読み終わる頃、今回ライムの捜査に協力したイリュージョニスト見...
リンカーン・ライムシリーズ第5作目。シリーズの中で私の?.1の作品☆リンカーンVSイリュージョニスト。面白いです☆ 一気に読めちゃうと思います。ディーヴァーの作品には毎回騙され続けてますが、最高のどんでん返し★この作品を読み終わる頃、今回ライムの捜査に協力したイリュージョニスト見習いのカーラともお別れだと思うと名残惜しかったです。
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私のミステリ好きのきっかけになった本。ライムという探偵の境遇と頭脳には衝撃を受けました。カーラがすき。それからトムがいいキャラしてます
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いやぁ、面白かった。積ん読状態から3年も経過して、何度か途中であきらめてたけど、完読して良かった。リンカーン・ライムシリーズ5作目の『魔術師』です。シリーズの中でも屈指の知能を持った凶悪な殺人鬼、魔術師との死闘を描く。
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変化自在な「魔術師」と科学捜査の「名探偵」との息つく暇のない戦い、ストーリーに引き込まれて、読むのが止められない。
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