ハッピーバースデー 命かがやく瞬間 の商品レビュー

青木和雄(著者),加藤美紀

2010/04/29

母の酷い仕打ちに声を失う少女。
それでも母を憎めない子供の心情と
そこから立ち直る少女の成長を描いています。
親子の成長…と言った方がいいのでしょうか。
子供向けですがなかなか深いです。

2009/11/22

こないだTVで実写版してて思い出しました。

これは小学生の時、初めて号泣した本です。
涙がとまらんかった。

実写版は現代風にちょっと変えてあったけど、すごくよかったです。
ぜひ読んでみてほしい１冊です。

2009/10/07

娘がぜひ読んでと薦めてくれた本。
この本を読んでいる間ずっと涙が止まらなかったんだ。との娘の言葉。
たしかに、涙がとまらない本だった。
とはいうものの、しょっぱなが母親の虐待から始まるとか厳しい物語だった。
田舎の祖父母のもとで癒された少女あすかに待っていたものは、
今度は転校した先での、クラスの問題。
クズのような若い担任のもと、深刻ないじめのあるクラス。
たまらない。
実は、４月の頃、娘がクラスでいじめられていた。
ある夜、娘が私に泣いて訴えた。
相手の家へ夜押しかけ、いじめないでくれと話しに行った。
担任に手紙を書いた。
渡さないはずの手紙だったけれど、私の行動が余計なことだと担任に指摘され、
担任が娘のつらい気持ちを全部把握していなかったことから、
すべてを理解してもらうべく、稚拙ではあるがその手紙を担任に渡してきた。
その後、平穏は戻った。
担任が私のことをどう思ったかはわからない。
どんな解決になったのかもわからない。
しかし、今、娘は楽しそうに学校へ通っている。
せつない本だった。

2009/10/07

親の精神的虐待から、声をなくしてしまった少女・あすか。しかし祖父母の愛と自然の力で回復し、あすかは強く変わっていく。そんなあすかの姿を見て、兄・直人は親の期待通りに生きてきた自分の人生に疑問を持ちはじめる。そして、娘を愛することのできない母親は、初めて自分の心の問題にむきあおうとするのだった。それぞれの生き方が共感をよび、社会的ブームにまでなった感動のベストセラー。